五味は夢を見るか【魔裟斗戦妄想】

F4Wより。
●7月8日の日本でのWWEハウスショーで「クリス・ジェリコ vs リッキー・スティムボート」が決定。この二人、マニアではそれなりに見せてくれていた。その他の主要カードはこちら
●リック・フレアが「コミッショナー」としてWWEに復帰。フレアはROHのテレビ収録に参加予定だったが、WWEに急遽引っこ抜かれた模様。
●ミスター・ケネディがWWEから解雇。
●フレッド・ブラッシーとの抗争で有名なジョン・トロスが78歳で死去。腎臓病。

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【BFC】速報ベラトール9。ヒース&ロンバートが決勝へ (MMA Planet)

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フォレスト・グリフィンが自伝出版。あちらの人は若いうちから自伝を出すね。

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(2009/06/01)
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7月の魔裟斗の対戦相手は何となく川尻になりそうな空気の報道が出回った。当ブログで早くから指摘していたとおり、候補は川尻、五味、キッドに絞られているらしい。

川尻の場合はこれまでのストーリー的にいって最もはまり役である。大晦日の大舞台で武田を倒して大見得を切り、魔裟斗の名前を口走った張本人である。弱点は選手としてもテレビスターとして魔裟斗と比べ格落ちであることだ。だから魔裟斗から見て、川尻を倒しても、まだKIDも五味も青木もいるじゃん、こんなんでK-1がリベンジを果たしたとはいえないじゃん、となってしまう。ましてやK-1トップが、地味強のMMA第三の男に負けたりしたら、K-1のイメージ的にかなりのダメージだ。もっとも、HERO'S王者に勝ったことで川尻の格はどんどん上がってきているし、魔裟斗戦をステップにさらにお茶の間スターに育てたいと DREAM サイドは思うだろう。

五味なら選手としては魔裟斗と同格で、ファンにとってはふさわしい「K-1 vs MMA」 最終決戦になる。ただしテレビスターとしては川尻と大差ない気がする。さらなる問題はこの勝ち負けが今後どう転がっていくかと言うところにある。五味からすれば負けてもリベンジする場はないし、勝てばその気はなくても勝ち逃げになってしまう。五味が明かしているように、これから本当にアメリカに仕事場を移すというなら、FEGとしてはUFCに行く選手にわざわざ花を持たせても仕方ないし、五味からしてもUFCに行く前につまらない星は落としたくないだろう。だから、五味が今後ともDREAMと関わるという条件で、魔裟斗戦の舞台を預けようという流れになるのではないかと思う。川尻で決定、というアナウンスが出来ないのは、五味と交渉しているからではないのかな。五味としたら、とりあえずUFCから戻ってきたら使ってくれ、とか言うんじゃないかな。完全な憶測だけど。

KID なら選手としてもスターとしても魔裟斗と同格だ。視聴率も申し分ないだろう。問題はこの二人はすでに戦って結果が出ているということで、これを今の流れで繰り返す理由がうまく説明できない。この二人が戦うと、今の流れの「K-1 vs MMA」の一環というより、あくまでこの二人の個人的なライバルストーリーに見える。ましてKID が魔裟斗に負けたら、先日の負けとあわせて復帰後2連敗でもうダメじゃんという印象にもなる。それでも、決まればとても見たいカードであることには違いないんだけど。

ストーリーの連続性、リスク、視聴率などの要素について考えてみたが、もちろんこれら以外にもマッチメークをする人は、本人の意向、ファイトマネー、人間関係その他様々な要素の連立方程式を解こうとしているのだろう。「K-1 vs MMA」のストーリーをどうしたいのかもわからんけど。全体的に難しいのは、魔裟斗が引退を決めている以上、どうしても勝つというギラギラしたイメージが湧いてこないことと、K-1ルールでやる以上、MMAの選手には負けてもエクスキューズがあること、そして試合結果は恐らく魔裟斗の勝ちだろうと思えてしまうことだ。だから、どんなリスクがあろうと、すごく面白い試合になる人でないと困る。この点で川尻は不安だ。こればっかりは、つまらない試合じゃ意味がないのである。

けして、いまの川尻が五味より弱い、とかいっているわけではないので念のため。ただ個人的には、将来の「五味 vs KID」の夢の対決を耕しはじめるという観点も忘れないで欲しい。KIDにとって意味のある対戦相手って、もはやそんなにいないと思うのだ。

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プロレスも報道やブログで評判が良かったものを拾ってトボトボ眺めていることがある。ハードディスクにたまっちゃうと思い切って消してしまったりもするんだけど。最近印象に残った試合。

○森嶋猛、飯伏幸太 def 棚橋弘至、金本浩二× (新日本 5.5 後楽園)
不思議なものでこのメンツでも、「新日本 vs 全日本」というか、「猪木 vs 馬場」的な懐かしい香りがちゃんと漂ってくる。ノアと新日の対抗戦が気軽に行われているけど、こういうDNAの違いは無意識に任せておくんじゃなく、よく認識して、うまく活用するようにしてほしい。棚橋はちょっとわかってるんじゃないかと言う気もする。金本といえば以前は対抗戦となると理不尽なほどのあたりの強さを見せつけていたものだが、このメンツではさすがに寂しさを感じさせる。

真田聖也・○征矢学 def ×KAI・大和ヒロシ(全日本 5.17 後楽園)
征矢という、外様でもっとも格下と思われる選手の作る試合で、運動量が多くてあたりが強くて喧嘩腰で、気持ちのよい試合だった。もっとも格上と思われる選手から星まで拾ったのは意外だった。ポジション的に恵まれなくても、腐ることなく、こういう機会をちゃんと生かして自分らしさをアピールしている。マッチメーカーもこれなら、いい仕事を振りたくもなるだろう。なーんか自らを振り返り襟を正したくなった。

バンザイチエ引退試合(ハッスル 4.29 名古屋国際会議場)
ハッスルでちゃんとした引退試合・引退セレモニーがあったというのが新鮮に見えた。試合後とかセレモニーで泣くんじゃなくて、入場時に泣くんだね。ただしこの名古屋大会は全般的に、観客が驚くほど静かだった。まあ、大会自体もなーんか低調だったので仕方ないか。

大会オープニングで歌っていたセーラー服姿の禿げオヤジが作った空気が最後まで重く留まっていたような気もする。あの人、ホントに名古屋で人気があるのか?

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