最高のリベンジはオレ様の成功だ【キンボ】

ダナ・ホワイトが今週末のWEC41 をビデオブログでPR。御大自らWECのPRをするのは初めて。これにはTUF10に参戦が決定したキンボも登場している。

キンボ・スライス

ダン・ホワイトはシットを言いたい放題だったが、オレに言わせりゃあ、最高のリベンジはオレ様の成功だ。シットなベシャリなんてどうでもいいんだ。

まあ、ある意味、なんでもやらなきゃな。なんでもやって目に物言わせてやる。オレ様はハングリーだぜ。景気も悪いしよ。



デイナさんもESPNのインタビューでコメント

ヤツとの契約内容は他の選手と変わらない。TUFで勝ち抜けば、本戦の契約をする。本戦の契約となれば、普通よりはいいようにしてやる。にんじんもぶら下げないとな。やり通せば、ヤツは大金を手にする。

キンボの取り巻き連中には感心した。マネージャはシャープな男だ。業界一じゃないか。いろんなことをやってるよ。

キンボに特別な扱いはまったくしない。別にキンボを応援してるわけじゃないんだ。前例を作ってみろ。



ゲイリー・ショー

話を聞いたときにはショックを受けたよ。ダナはキンボのことをぼろくそに言っていたからね。あのダナのもとでキンボが仕事をするとは・・・ダナの話はもう信用できないね。
彼にとってふさわしい場だとは思わないよ。一歩後退の感がある。
キンボに怒っているわけではない。彼には、数十年に一人くらいの「なにか("IT" Factor)」がある。優れた選手だからといって「なにか」を持っているわけではない。パッキャオやタイソンは持ってる。キンボが部屋を歩くとパット明るくなるし、どんな負け方をしていても、みんなが「キンボ!キンボ!」と叫んでしまう。



UFCの選手たちも基本的にはキンボを歓迎

リッチ・フランクリン 

彼の戦績などを見れば、TUFが妥当なところだろう。視聴率は取るんだろうからいいビジネス・ディシジョンだ。現段階ではUFC本戦では無理だろうから、勝ち抜いてもらう必要がある。


マーカス・デイビス 

ダメなところを露呈してしまうのか、それとも他のメンバーのレベルによっては圧倒的に強く見えるのか。なんにせよ、UFCをまたぐ前に試練を通り抜けないとな。


ヴァンダレイ・シウバ 

彼はエキサイティングな選手だから良かったんじゃないか。彼のスタイルは好きだよ。攻撃的な男だ。


北岡悟 

イベントの注目度は高まり(テレビの)地上波もつくかもしれないが…ありがたいやら面倒くさいやら



あ、最後のヤツは違うか。

ダナは過去にはキンボを口汚くボロかすに言っていたことは事実ではあるが、それを受けてキンボがリベンジしてやると端的にコメントするのはさすがというか、まことに正解である。ダナもダナだ。ボロかすに言いつつ、「キンボはTUFからやり直せ」と当時からちゃんと言っていたのである。こういうことをプロモーションという。日本では試合後にマイクを手にしてきまじめに演説する人が多くて、それって自分の意志なのかプロモーターの意向なのかよくわからないけど、これくらいのアイデアの一つでも無いのなら、ほんと無意味でテンポばかり悪くなって迷惑なので辞めて欲しい。無愛想にサッサと控え室に戻るのも時と場合によっては芸のうちである。

(出所)
Kimbo in UFC video: He wants revenge for White's comments (Cage Writer)
TUF 10 Media Day: Kimbo has a special contract waiting if he wins (Cage Writer)
UFC Fighters Approve of Kimbo Slice on 'The Ultimate Fighter' (MMA Fanhouse)
Gary Shaw 'Shocked, Disappointed' That Kimbo Slice Signs With UFC

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BloodyElbow が、8月のアフリクションで「ビトー・ベウフォート vs ジョルジュ・サンチアゴ」が決定したと報じている。戦極ミドル級王者としては負けて欲しくないところ。もともとベウフォートの対戦相手候補であったゲガール・ムサシはレナート・ババル・ソブラルと対戦するようだ。

ZENKO選手はUFCと契約更新!/マスーの次戦も決定!(THE SLEEP TALKER - シュウの寝言)

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2008年度 リサーチペーパー
日本におけるプロレス団体のマネジメントに関する考察
早稲田大学 大学院スポーツ科学研究科
トップスポーツマネジメントコース
石澤 常光

一読したが、やっぱりスポーツ・マネジメント、ダメだ(笑)

要は新日はじり貧だからデジタルコンテンツを売れという提言である。斬新さはない。ていうか、売ってるだろ?もう少しちゃんと経営学的な分析や提言が欲しい。デジタルコンテンツは本当に儲かるのか。どうすれば売れるのか。プロレス業界だけを見ていても無理である。凡庸な会計分析が延々と続くので参っていたら、得られる結論が「蝶野やサイモンがいつもたいへんだといっていた意味がやっとわかった」というのだから、普通の読者はその締めのほうがわからないだろ、という話である。

もっとも、普通のエッセイかブログエントリーだと思って優しい目で読むと楽しめる。情報ソースが掲載されていないのでどうかと思う面もあるが、ハッスルの年商の大きさには驚く。これがもし本当なら新日本ではなくハッスルを分析すべきだと思うし、そうして欲しかった。それと、スター選手の評価基準を「オリジナリティ、キャラクターの一貫性、喋り、先駆的、変革性」としている。これ自体の手続き的・内容的妥当性はよくわからないけど、ああ、カシンはこう考えているんだなというのがわかって楽しい。リング外でもキャラを保つことが必要であると考えているところがユニークだ。確かにカシンはキャラを裁判所にまで持ち込んでいた。この評価基準だと反例を見つけるのが簡単すぎるんだけどねえ。

プロレスファンとしては、文末の「謝辞」だけで満腹である。今後は全女やW-1、FEGの分析も進めて欲しいと期待する。カシンはこういう研究をして、今後なにをやっていくつもりなんだろう?プロレス会社の経営をしたいのかな?

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