アルロフスキー衝撃のKO負け【Strikeforce】


ストライクフォース「Lawler vs Shields」大会をネット画像で見た。

Joe Riggs def. Phil Baroni by Unanimous Decision (30-27, 30-27, 30-27)
リグスが寝ても立ってもバローニを圧倒。チョークもトライアングルもほぼ極まっていたようにも見えたがバローニが根性で生き延びフィニッシュさせず。フィニッシュされなくて良かったねと拍手を送りたくなったが、考えてみればそれでは仕方がない。武士道の頃のバローニと比べると、身体が一回り小さく見えてなんだか頼りない。のちに、試合中にリグスが両手を怪我していたことが明らかになっている。

Nick Diaz def. Scott Smith by Submission (Rear Naked Choke) at 1:41, R3
この二人にこんなに差があったとは思わなかった。スミスは外連味のないストライカーで、直線的なパンチは鋭く、ルーピーで遅いパンチのディアズよりも見てくれは恰好いいんだけど、なんだかディアズの懐に包まれて、だまされ続けているような絵であった。最後の方はまるでディアズのやりたい放題で、もっと早く終わらせることもできるのに、有り余るエネルギーを消化しているだけのように見えたほどだった。

Brett Rogers def. Andrei Arlovski by KO (Punches) at 0:22, R1
試合開始早々のブレット・ロジャーズの大虐殺秒殺。負けたアルロフスキー、呆然の表情で目元に涙。

ロジャーズはこれで戦績10勝0敗、今大会ではもともと、アリスターの持つヘビー級ベルトに挑戦の予定だった。昨年のCBS中継の頃にはキンボ・スライスを挑発するなど、ずっとチャンスを待っていた人。次回大会でアリスター戦が実現濃厚だ。この人、サムズクラブ(コストコのような店)でのバイトも辞めてこの試合に備えていたそうだ。連敗となり失意のアルロフスキー、6月27日のボクシング戦もこれで吹き飛ぶことに。まだ30歳で老け込む歳でもないが、ファイトマネーが巨額すぎることもあり、ビッグマッチからはしばらく遠のきそう。

Jake Shields def. Robbie Lawler by Submission (Guillotine Choke) at 2:02, R1
ローラーが怖がらずに前に出続け、シールズが防戦一方にも見えた。桜井・青木戦ではないが、「寝業師は怖がらずに圧倒して仕留める」の見本のように見え、アップセットの予感がプンプンしたが、シールズがとうとうフロントチョークで捕まえる。ローラーが持ち上げてたたきつけるもロックは外れずその直後にタップ。

【Strikeforce】EXC王者対決&元UFC王者が揃い踏み/注目カード続々、その結末は? (MMA Planet)

●この大会の放送中、ストライクフォースとジナ・カラーノとの契約完了および8月大会で「カラーノ vs クリス・サイボーグ」の頂上決戦が決定した旨がアナウンスされた。あわせて「ギルバート・メレンデス vs ジョシュ・トムソン」のライト級王座戦も発表された。MMA Fanhouse より。

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クイントン・ランページ・ジャクソンの元マネージャ、ファニート・イバラ氏がティト・オーティスを名誉毀損で訴えた。オーティスはイバラのことを、ジャクソンから搾取している泥棒だと語っていたという。イバラはまた、Yahoo Sports, Cage Potato, Bloody Elbow, Fight Ticker, MMA News, Five Ounces等を含む、オーティスの当該コメントを掲載したおびただしい数のMMAニュースサイトも訴えているという。Fight Opinion より。当ブログもたぶん報じた。やばい。

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ブロック・レスナーのインタビュー記事が米一般男性誌 Maxim にあった。2007年、UFC大会の会場でレスナーがダナ・ホワイトを捕まえて自分を売り込んだときの様子について。

ホワイト「レスナーがUFCで戦いたいと言ってきた。また、そのうちにな、と答えたらヤツは、いやいやいや、自分はいま、UFCで戦いたいんだ、というんだ」

レスナー「自分のような外見の選手も、自分ほどのスターパワーを持った選手も、UFCには一人もいない。プロレスのおかげで、自分は世界中で知られている。30カ国の人が自分を知っている。自分は会場を満席にするし、PPVを売る」

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“ルミナの弟子”土屋が衝撃アップセット! 石渡を20秒殺KO=6.6修斗(スポナビ)

北岡、坂口Jr.を瞬殺 凱旋試合を一本勝ちで飾る 砂辺がKO勝利で初代フライ級王者に(スポナビ)

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Lyoto Machida vs. Mauricio “Shogun” Rua confirmed for UFC 104 (Five Ounces of Pain)

元露鵬&白露山:格闘技団体からオファー(毎日新聞)

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Kamipro の Podcast に北岡が出演していた。先日の記事で、北岡の低温なインタビューを読んで、この人はちょっと拗ねているのではないかとの勝手な仮説を論じてみたが、Podcast で北岡の肉声を聞いて印象が変わった。リング上の佇まいからは連想しにくいのだが、しゃべり方自体かなりローテンションなのである。甲高い声でいらっとするようなことを言い続けるのかと思ったら、全然違っていて、ちょっと疲れているような、軽く怒っているような、ちょっと斜に構えているかのようなしゃべり方なのだ。しかし、話している内容自体は、別に怒ってもいないし、斜に構えているばかりでもない。仕事のことをひどく真面目に考えているし、女性の話を振られるとつい口を濁してしまうような好青年である。

だからといって拗ねていないとも保証できないが、このトークをインタビュー記事に落とせば、他意はなくても低温に見えるだろうなと思い直した次第である。それと、僕はどうも北岡と青木をごっちゃにして同類の平成のデルフィンのように見てしまうところがある。中年が若手を見るときの悪い癖もあるが、当然のことながらまるで違う種類の人であるということもよくわかった。ちょっと反省である。


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