バーリトゥード・ジャパンを予習する


"WEC41 Brown vs Faber 2 "、メインの「マイク・ブラウン vs ユライア・フェイバー」は5R判定でブラウンが連勝防衛。「ハイレベルな好試合」「クラシック!」と試合内容を称えるレビュー記事と、「ブラウンの完勝」「ユライアちょっと足りないよ」とするレビュー記事があるようだ。ユライアは右手を2カ所、骨折した模様。ジョセ・アルドはカブ・スワンソンを飛びヒザで8秒KOしたというから、KIDが宮田をやってしまったような感じか。いまもっとも時の勢いがある選手の一人だろう。次は「アルド vs ブラウン」が濃厚だとする報道もあった。また、20歳の新星ジョシュ・グリスピに1分足らずで一本取られたベテランのジェンス・パルバーは引退を示唆。会場でブーイングを食らった勝者グリスピは「自分でも自分にブーイングしたいよ。みんなジェンスが好きなんだ」とコメント

この大会の映像はまだ探せていない。WECの映像はいつも難儀する。

興行的には過去最高だったとのことで、入場者数 13.027、入場料収入 $818,415。これまでの最高は WEC34 の 12,682名、$738.855。視聴率も期待できると言うことだ。フェイバー出場があったとはいえ、比較的地味なメンツの大会だったので、これはグッドニュースということになろう。

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5月の修斗大会では興奮させてもらい、バーリトゥード・ジャパンという単語も耳にするようになり、僕も遅ればせながら、修斗にかんする雑誌記事などを注意深く読むようになってきた。VTJが開催されていた頃は、僕は未だプロレスを中心に見ていたし、格闘技ではようやくRINGSや初期PRIDEを見ていた程度。それも、退屈だなあ、バックドロップでも出ないかなあ、と思いながら、前田や高田がいるから見ていただけなので、修斗やVTJは、まるで知らないわけではないけれど、遠い存在だった。Tシャツが流行った時期にも、個人的にはとくに気に留めなかった。

先月のゴング格闘技には修斗の組織図が掲載されていた。コミッションと協会とプロモーターが三位一体になっている。よくわからないのだけれど、これは司法・立法・行政の三権分立みたいな理解でいいのだろうか。コミッションと協会の役割分担がイマイチよくわからない。プロモーターが全国に分散していて、しかもジムをベースにしていることは今回やっと理解できた。だからいろんな大会名があるのだな。しかしこれだけ行政部門担当のプロモーターが分散していては、パワーバランスが相対的に弱くなるのも無理はないような気がする。しかもジムがベースだというのだから、興行のプロとは限らないのだろう。規模の経済を取り入れようという風潮が起きてこないのが不思議だ。おおよそ日本の組織で三権分立などうまくいくことはあまりない。行政というか、現場が肥大化し暴走するのが普通である。それをうまく締め付けているパワーの源泉は何なんだろうと不思議に思う。

で、バーリトゥード・ジャパンについては、もともとは修斗にバーリ・トゥードを持ち込み、競技としての質を上げることがコンセプトの大会だったらしい、と理解した。参加選手のなかには中井氏のように、UWF何するものぞ!このスポーツを確立するぞ!の気概もあったということがわかった。今回の VTJ については、それを行いますと言うことしか情報が明らかになっていない。そしてゴン格でサステイン坂本氏が今回のVTJについて、「コミッションがVTJに協力できないということなのであれば、お互い歩み寄れる部分があるのかどうかを含めて、詰めて行かなくてはいけません」と発言しているので、上記の僕なりの理解を踏まえれば、修斗大会としてはどちらかというとプロモーター先導の大会というか、あるいはサステインMMAに近いものなのかな、との印象を持った。なおサステインとワールド・ビクトリー・ロードが共催で修斗の興行を行っていくことにしていることはすでに2月にアナウンスされている

ここまではこれでいいだろうか。もっと情報はないかと、多少は検索もしてみたが、「バーリトゥード・ジャパン」でヒットするのはいまやビデオの販売ページばかりで、当時の熱さを漂わせたような記事にはあたらなかった。古い雑誌も残していない。で、こんな頼りない理解の上でよくわからないのは、なぜいまこのブランドの復活なのか、そしてどんなコンセプトの大会にするのか、というところである。だいたい、バーリトゥードなんて言葉はもう完全に古いし、今の時代に積極的な意味を持たない。何かを外から持ち込んでチャレンジし、日本の格闘技界を元気にする、という基本的な構えを維持継承するという意思の表れなのであろうか。それとも、Kamipro 座談会にあるように、インタープロモーションの対抗戦が行われることになるのだろうか。五味や石井の行方も気になる。唯一「?」と感じたのは、坂本氏が宇野にぜひ出場して欲しいと言っていること。いまは宇野は無理なことは誰でも知ってるだろうに、どうしてわざわざ言う?という気はするが、考え過ぎかもしれん。

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