ジョシュ・バーネット問題アップデート

水曜日のテレカンフェランスで、アフリクションのトム・アテンシオは、バーネット問題について、まったくの青天の霹靂であったと述べ、検査結果が真性なものなら、失望は深いと述べた。

CSACが現在Bサンプルの検査をしており、結果の整合性を確認中だという。検査手順等についてシュウ・ヒラタ氏のブログに詳しい。

ジョシュの代替選手については、正式に契約するまでは発表できないが、3選手と交渉中だとしている。ストライクフォースとは話をしているが、UFCとは話をしていないと述べた。ビザ取得の時間がないため、海外の選手の出場は難しいそうだ。

各種報道より、ジョシュの代替選手と見られる選手とその状況は次の通りである。

●ビトー・ベウフォートは、試合には合意しているものの、ハイリスクなメインイベント登場にふさわしい金銭を巡っての交渉となっている模様。ベウフォートに決まると、同大会のジョルジュ・サンチアゴの対戦相手も探さなければならなくなるのはネック。

●ブレット・ロジャーズは最有力とも見られているが、ロジャーズと契約中のストライクフォース側が出場を否定するコメントを出している。ストライクフォース8月大会ではアリスター・オーフレイムの再度の負傷欠場が発表されており、ファブリシオ・ヴェウドゥムの対戦相手がTBAとなっているので、ここにロジャーズを使いたいのかもしれない。

●ファブリシオ・ヴェウドゥムも、8月大会出場が決まっているとの理由で、ストライクフォース側が出場を否定するコメントを出している。

●ATTによると、ボビー・ラシュリーはオファーを断ったという。50万ドルのオファーだったらしいが、ラシュリー側は準備不足を主張。負けてもいい試合なんだから、やればいいのにね。

●ジェフ・モンソンの陣営では交渉していることを認めている。モンソン自身はたいへん乗り気だという。

●元WWEのダニエル・ピューダーにも連絡が行っているという。

●ヒカルド・アローナにも連絡が行っているという。

バーネットから検出されたアナボリック・ステロイドは、通常減量しながらパワーを保つ目的で使われるもので、ヘビー級の選手にとっては奇妙な選択にも思えるとのことである。

ジョシュ・バーネットは控訴する意向。取材に対し「何が起きようと、僕は自分の名前を晴らす。僕を定義づけるのはこんなことじゃない」「ピンと来る部分はある。今は話すべきではないのだが」等と発言している。

またジョシュは自らの MySpace でステートメントを発表。

多くの人が、何が起きているのかと案じていると思う。僕がランセンスの申請に行ったところ、CSACから尿サンプルを提出するよう求められた。これは特別なことじゃないと思う。抜き打ち検査ではない。自分は問題がないと思っていたので、出来るだけ早くと思って、6月25日にサンプルを提出した。問題があったとは本当に思わない。

僕らは今、出来るだけ多くの情報を集め、事態をうまく乗り切ろうとしている。とても辱められた。この問題を解決し、カリフォルニア州からライセンスを得ることを何よりも強く求めている。


ヒョードルとワジム・フィンケリシテインもモスクワで記者会見を行った。

(ヒョードル)この状況にはがっかりしている。私は、アフリクションが用意する選手と戦うだけだ。待ってくれていた多くのファンに謝りたい。僕に出来ることはないけれど、とにかく調子はいいし、練習もうまくいっている。

(ワジム)個人的には、アルロフスキーをKOしたブレット・ロジャーズとの対戦というアイデアに興味を持っている・・・シャードッグのアンケートなどを見ると、ファンもベウフォートが最適な選手だとは思っていないようだ。


CSACのビル・ダグラスのインタビューもあった。

Quote;
Q ジョシュが一転、出場可能になる可能性はあるのか

A 時間的に考えて非常に難しい。サンプルAが陽性となった時点で、その後の処理時間を考えると、それだけで決定が下されることになる。(サンプルBが陰性であったとしても)時間までにライセンスを支給できる可能性は低い。

Q ジョシュはこの知らせを聞いてどんな様子だったか

A 火曜日に知らせた。彼は非常にプロフェッショナルな態度で知らせを受け取った。彼のプロ意識には賞賛を贈りたい。騒ぐことなどなかった。

Q ヒョードルも同様の検査を受けるのか

A 彼は受けない。

Q 抜き打ち検査の対象はどのように決められるのか

A ときには、本当にランダムにやる。ただ、前歴があれば目立つことは確かだ。他州での違反歴がある場合にも、その選手のライセンス更新に当たって検査をすることになる。

Q バーネットは二度目の陽性反応だが、もうカリフォルニアで戦うことは出来ないのか

A それは違う。今回の話は、この試合に対するライセンスの拒否だ。それ以上の出場停止でもないし、罰金もない。理論上、もしジョシュがすぐに海外で戦うとしても、われわれは反対する立場ではない。彼が他州で戦うとすれば、それはその州のコミッションの問題になる。

Q 検出された禁止物質は?

A Drostanolone というアナボリック・ステロイドだ。

Q 人がその物質を取り込んでしまう他の理由はありないのか

A それはあり得ない。これは、体内に存在することすら厳禁なんだ。一定以下ならいい、というものではない。

Q 高いレベルで検出されたのか

A レベルは計測していない。存在するだけでアウトだ。

Q アフリクションから代替選手の連絡はあったか

A 噂には聞いているが、連絡はない

Q ミドル級のビトー・ベウフォートがヘビー級の選手と戦うことについて、問題はあるのか

A 現時点では言いにくいのだが、他に噂されている2人の選手の方がベウフォートよりは認めやすい。ベウフォート戦が認可できないというわけではない。ただ、いろいろ聞き取りをしなければならなくなる。早くしないと行けないのだろうが、具体的に聞かされるまでは何も出来ない。

Q この大会の他の出場選手に抜き打ち検査をするか

A 今後の別の大会でやっていくことになるだろう。抜き打ちテストはネバダではやっているが、カリフォルニアでは今回が初めてで、設備やスタッフィングを含め、こういうことをすると何がどうなるのか、学んでいるところなんだ。たまたま最初のテストが結果を生み出すことになり、私も驚いたし、ショックを受けている。

; End of Quote

なお大会自体は中止になることはないと、トム・アテンシオは明言している。


こうなったらもう、「ジョシュ vs ヒョードル」の夢の対決は、年末にニッポンでバーンとやってもらいたい。どのリングでやるのかはわからないけど。


それと、ブッカーK氏がこの件で、ネットの垂れ流しニュースは読むな、オフィシャルを待てばいいのだと主張している。この件で彼にどんな損得が発生するのかは知らないし、損を被るなら実にお気の毒だとは思う。しかし、一消費者としては賛成できない。アフリクションのPPVはすでにスカチャンで先行受付中である。販売中の商品に関する重大な変更なのだから、消費者としてはいち早く情報を入手できる方がうんとありがたいことは言うまでもない。

別にアフリに限らない。どの大会でも、観戦に行こうか、PPVを買おうか、出来るだけ早く、多くの情報を手にして検討できるほうが助かる。無料のテレビを見るか見ないかでさえ、自分の時間との相談なのである。

業界の人がそこまで目がいかないというのなら、消費者としては取れる自己防衛策は取らざるを得ない。当ブログでは微力ではあるが、引き続き海外ニュースは扱っていこうと思う。

(情報出所)
- Barnett tests positive, faces possible end to career in U.S. (SI)
- Tom Atencio Does Not Announce Opponent for Fedor Emelianenko on Affliction: Trilogy Conference Call (BloodyElbow)
- Lashley, Rogers, Belfort and Arona Possible Barnett Replacements (MMA Fanhouse)
- Josh Barnett to Appeal Failed Drug Test (MMA Fanhouse)
- Affliction scrambles after Barnett flunks test (Dave Meltzer, Yahoo! Sports)
- Strikeforce Fighters Brett Rogers and Fabricio Werdum Will Not Be Fighting Fedor Emelianenko at Affliction Trilogy (BloodyElbow)
- Fedor match update (Figure4Weekly)
- Update on Fedor, Barnett, Lashley, second pro wrestler contacted for main - members only special (Figure4Weekly)
- Monson Possible Replacement for Barnett Versus Fedor Emelianenko (Fighters.Com)
- JOSH BARNETT ISSUES STATEMENT ON DRUG TEST (MMA Weekly)
- Fedor Emelianenko 'Disappointed' Josh Barnett Fight Off, Will Fight Anyone (MMA Fanhouse)
- CSAC: Josh Barnett Failed First Random Drug Test in California State History (MMA Fanhouse)

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レスリング・オブザーバ7月27日号。UFC100の入場料収入は、北米におけるMMAイベントとしては過去最大となった。マンダレイ・ベイの入場料収入は $5,441,290、入場総数10,871、有料入場者 9,793。マンダレイ・ベイ・ビーチでクローズド・サーキットを見た人は2,358、売上 $110,900、MGMグランドホテルのミラージュホールでクローズド・サーキットを見た人は 669、売上$33,450。

そのほか全米5000カ所でクローズド・サーキットを実施したといい、入場料の総売上は最低でも6700万ドル、最大7800万ドルに上る。この額は過去最大級のボクシングイベント並みで、どのレッスルマニアよりも大きかったということだ。

Figure4 Weekly7月21日号。ダナ・ホワイトは、UFCの大会に番号を振っていくやり方をもう止めようと、過去に少なくとも4回、真剣に検討したことがあったという。しかし彼はUFC100は素晴らしかった、ナンバリングを止めなくて良かった、UFC200が待ちきれないし、目標はUFC1000だ!と語っているらしい。

K-1って、仮にナンバリングしていたら、何回くらいやってるんだろう?。100よりは多いような気はする。

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アリスター、拳の負傷により王座戦欠場=Strikeforce(スポーツナビ)

前田吉朗が8・30『DEEP OSAKA IMPACT』に出場決定!!
8・23『DEEP43 IMPACT』にはウェルター級の実力者・長南亮が参戦!!
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WEC 42 /ライブ・ストリーミングやるみたいです!(THE SLEEP TALKER - シュウの寝言)

しなしさとこ出産しました(さとこのうふふ)


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