トーヒルが浮かれたサイボーグに喝

Erin Toughill: ‘I’m too big, too experienced, too technical, and I hit too hard for Cyborg’ (Five Ounces of Pain)

クリス・サイボーグへの挑戦者として名前が上がり始めたエリン・トーヒルの男気溢れるインタビューが Five Ounces of Pain にあった。ジャック・ニコルソンのように顔をゆがめながら語ったと書いてある。抄訳。

Q あなたのこれまでのたった一つの敗戦は、190センチ、330パウンドもあるグンダレンコ・スベトラーナというロシア人に喫したもの。10年も前の悪夢を掘り返して申し訳ないが、そんなゴリアスと戦う気分はどんなものだった?

トーヒル あれは女子MMA史上2番目に大きなトーナメントだった。一番は96年のL-1かな。とにかく参加できたことはすごいよかった。一回戦、二回戦で戦った女性を思い返すと、今でもショックを受け直すわね。一回戦ではスベトラーナのチームメイトで、ロシアの柔道五輪チームのメンバー、ロディーナ・イリーナにスプリット・デシジョンで勝った。彼女は170センチ、230パウンドだった。楽な試合ではなかったわよ(笑)。そしてスベトラーナにも、良いパンチやキックをぶちこんでやったんだけど、結局おっぱいで窒息させられた(笑)優勝賞金は10万ドルだったから、もちろん地団駄を踏んだわね。

Q あなたもよくご存じのマルース・クーネンが最近、サイボーグの次の相手として名前が上がり始めている。多くの人は、あなたこそが出陣すべきだと見ているけど?

A 選手としては彼女は、サイボーグに勝るとも劣らないわ。私の意見では、マルースはサイボーグに勝つ。誰が先に行くべきかについては、個人的には彼女ではないと思う。でも彼女だと言われているなら、そうなんじゃない?私が現役である限り、そのうち私の時代が来ると思っているけど。

Q あなたがすでに、2004年のスマックガール World ReMix でクーネンを下していることは、あまり知られていないかもしれない。あの試合はどうだった?

A これも日本で行われたトーナメント。16選手が参加していた。1回戦では27秒でTKO勝ちし、二回戦でマルースと当たった。勝てばもう一試合控えていたから、コンサバな試合をやったことを覚えている。彼女は優れたキックボクサーで、誰にとっても危険な相手だと思う。

Q ストライクフォース界隈では、Cindy Dandois という選手の名前も聞かれるようになってきた。

A シンディはマルースと戦ってみればいいわね。メールのやりとりもしているけど、礼儀正しいいい子よ。ちゃんと練習して勝ちを重ねれば、いつか私も戦ってあげましょう。逃げも隠れもしないわ。

Q 「ジナ・カラーノ vs クリス・サイボーグ」戦をどう見たか?

A ジナが自分を出し切れなかったと思う。神経質になって、気持ちも落ち着いていなかったから、しくじってしまっていた。自分を出せれば勝てると思う。でも、すべての試合が素晴らしい、というわけにもいかないわね。神経の方でまいってしまうこともあるわ。経験上、気持ちはよくわかる。でもこの試合の評判はあまり良くなかったようね。ルーキー同士の試合みたいだったって。まあわたしなら、誰であろうが目の前にいる相手をたたきのめすだけだけど。もしそれがサイボーグなら、ぶっとばしてやるわ。

Q あなたなら対サイボーグでどんな作戦をとるか。

A サイボーグはとにかく勢いはあるけど、技術的には未熟。レスリングとグラウンド技術は穴がたくさんある。彼女自身は平常心で戦えたと言っていたけど、緊張していたのも明らかだわ。リングに入ったとき、びびっている人特有の動作をたくさんしていたし。私は彼女には大きすぎるし、経験がありすぎるし、技術もありすぎると思う。とてもハードに殴りつけることになる。彼女は勢いで来るだろうけど、それは彼女にとって最大のミステイクになるわ。

Q ここしばらく、あなたは試合をしていませんが。

A 試合を組んでもらうのがたいへんなのよ。私が大きすぎるらしい。25パウンドも落としたのに、まだ大きすぎるんだって(笑)。なんと言えばいいのか解らないけど、とにかく強い相手と試合をしたい。

Q あなたの対戦要求がなかなか通らないことは知っています。これまで対戦要求を出した相手。断ってきた相手は誰ですか

A マジな話、全員よ。むかしは145でやっていたくせに、いまでは135のリトルガールになってしまった選手もね。ビッグガールは145なんかまで落としたくはないんだけど、リトルガールはそれでも不利だと思うのね。本当の戦士なら、そんなこと関係ないはず。10年前には無差別級が普通だった。20パウンド、75パウンド、いや、150パウンドも重い相手と戦った。それがいまでは、5パウンド、10パウンドの差で泣いて逃げる。私とかクーネン、高橋洋子、しなしといった世代と、今の世代とでは戦う理由が違うみたいね。あの子たちは「クール」だから、「女子格がいま来ている」から戦っているのよ。そんな子たちは長続きしないわね。

Q 女子格はこのまま離陸するでしょうか。

A ふーむ。誰にも解らないわねえ。もう、このスポーツ自体が消えているかもしれないし・・・私はそうは思いたくないけど。プロモーターが最高の試合を組んでいれば、大丈夫だと思うわ。私も5年後には現役じゃないと思うけど、そろそろ次の王者として角を曲がれればいいなと思ってる。

▲▲

ストライクフォースが「エミリャーエンコ・ヒョードル vs ブレット・ロジャーズ」を正式発表。日付、場所は未発表ながら、UFCが同日興行をぶつけにくい11月14日か21日、場所はロジャーズの地元ツイン・シティーズ(ミネソタ・ミネアポリス)ではないかと見られている。Figure 4 より。

またMMA Fanhouse は、ヒョードル登場大会で「ロビー・ローラー vs ホナウド・ジャカレイ」、マット・リンドランドのストライクフォース・デビュー戦も予定されていると報じている。

▲▲

"石井館長vs谷川社長" K-1場外バトルが勃発!(日刊サイゾー)

山本“KID”徳郁、海外修行へ!! 10.6『DREAM.11』は出場回避(Kamipro)
大晦日には出るらしい。メンタル面のリフレッシュを図れると良いなと思う。なんだか正直ほっとした。 

泉浩の9.23総合デビュー戦、相手はNZのケンカ屋三冠王=戦極(スポーツナビ)
泉浩、自信の打撃勝負宣言「それが自分のスタイル」=9.23戦極(スポーツナビ)
ふーむ、今度の戦極はお得感の薄いラインアップとなってしまった。11月の武道館と、年末年始と、ビッグマッチが並びすぎているというスケジュール的な問題があるのではないだろうか。並べなければならない楽しみな事情もあるのかもしれないが。それにしても泉は一貫して打撃への自信を語っている。何を根拠にそんなに自信があるのかよく分からないが、発言は何となくプロっぽいし悪役っぽくはある。

ハッスル最高顧問・酒井正和氏がマンネリ化と放漫経営を糾弾(Kamipro)
一見センセーショナルな見出しにも見えるが、酒井氏とはスポンサー企業・クォンタム・ジャンプ・ジャパンの社長で、これはリング上での出来事。

スポンサーサイト

毎週更新!

Ad

Ad

MMA Update