UFC102レビュー




UFC102をWOWOWで観戦。

アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ def ランディ・クートゥアー ユナニマス・デシジョン

何とも滋味に溢れたクラシカルな名勝負だった。「高山・フライ」ばりの、首を押さえあっての殴り合いとか、ランディがフラッシュダウンの追撃パウンドを食らっているのに目力で「インテリジェント・ディフェンス」をしてみたり、訳の分からないスイープがあったり、技術の粋を集めた試合のはずなのに、男気もプロレスも全部詰まった、盛りだくさんの試合であった。こんな試合を見て、老け込んでる場合じゃないと奮起する日本人のベテラン格闘家も多いのではないだろうか。僕のようなサラリーマンだって、そう思ったものである。負けたランディ、引退どころか、ジョー・ローガンのインタビューに答えて、ヘビーでもライトヘビーでも、UFCが用意する相手といつでも戦うよと闘志満々。MMAは時代の流れが速いように思うけれども、他方でこういう試合をTKや高柳氏がRINGS時代の思い出を交えて実況しているというのも、古いファンとしてまことに愉悦であった。

こういう試合を見てしまうと、「僕たちはアーティストなんです」「これはMMAというゲームなんだ。あなたたちは解ってないよ」なんて能書きをたれる小僧たちがやっぱりションベン臭くてたまらなくなる。クートゥアの試合には、あなたたちのいう技術もアートもゲーム性もありながら、それらと何ら矛盾対立することなく、見るものの心を動かす力がちゃんと共存している。簡単な話だ。ハートが見えるのだ。それを楽しむことって、格闘技の知識とは関係ないことなのである。それが見えて始めて、自然なリスペクトが生じるものだと思うし、そこを隠して理屈を言うから、いくら正しくても面倒くさい。

ただこの試合、本当に美しい名勝負だったとは思うし、こういう「レジェンド・ファイト」枠のあり方はDREAMや戦極も見習うべきではないかと思うが、逆に言えば「レジェンドマッチ」の枠の中に収まってしまう試合であったような気もする。ノゲイラの試合ぶりは前回よりはずっとよかったのは確かだが、PRIDEファンとしてはこの程度で「ノゲイラ復活」とは信じられない部分が残る。

写真は秘技ダース・チョーク。プロレスでフライング・メーヤーに行く前の姿勢のようである(メーヤーって何?)。

・ノゲイラのレスナー挑戦は既定路線にあらず。大会後記者会見でダナ・ホワイトはこのことについてはコメントしなかったそうだ。確かにピンと来ない面はある。ミルコ戦なんていかが?

・オクタゴンサイドではブロック・レスナーが観戦、クートゥアに声援を送っていたという。

・クートゥアはこの試合の前に、UFCと契約を延長。28ヶ月、7試合という内容で、「自分はここで引退することになる」とコメント。契約満了時には49歳。今回の試合で1試合消化。

・この試合中にチャック・リデルがダナ・ホワイトにさかんに携帯メールを送り続け、「自分もケージに戻らせてくれ」と訴えていたという

・この試合の統計はこちら。攻撃の正確性はクートゥアの方がまさっていたようだ。

チアゴ・シウバ def キース・ジャーディン 1R1分35秒TKO

ジャーディンは相変わらずいい表情をしてるなあ。俳優になったら是非作品を見てみたいと思うわ。
チアゴ・シウバの強さには唖然ではあるが、ではこの人に何もさせなかったLYOTOはどれだけ強いのかと思うと気が遠くなる。


ネーサン・マーコート def デミアン・マイア 1R21秒TKO

マーコート渾身のねらい打ちはお見事だったけど、個人的にはアンデウソンのコンテンダーとして一番興味があったマイアに土がついたのは残念。これだけ秒殺だとかえって幻想は保たれたかもしれない。

で、アンデウソンに挑戦するのはダンヘンなのだろうか、それともマーコートなのだろうか。これも、この勝ち方では微妙なところである。

【UFC102】UFC×PRIDEレジェンド対決はノゲイラに軍配、マイア×マーコートはまさかの結末に(MMA Planet)

▲▲

Krush対RISE 対抗戦開始、K-1が全面協力(スポーツナビ)

浜田文子がTNAデビュー~ラ・ケブラーダで机ごと吹っ飛ばし米ファンの度肝抜く(ブラックアイ2)

馳浩、小選挙区落選も比例で復活!見事当選~衆議院選挙2009(ブラックアイ2)

【DEEP】サミングとローブローで戦闘不能に…前田吉朗の大阪凱旋マッチは反則決着で幕(GBR)

船木、マッドネス全開でイス攻撃!! 武藤デビュー25周年両国大会で大暴れ(Kamipro)
船木、全日本プロレスと1年契約「どっぷり漬かりたい」(スポーツナビ)


スポンサーサイト

毎週更新!

Ad

Ad

MMA Update