ヒョードル・ド派手な全米お茶の間デビュー

【Strikeforce】ヒョードルが一撃KO勝利、シールズ×メイヘムは名勝負に(MMA Planet)

ヒョードル「危ない場面はなかった」ロジャースは再戦を希望!! (Kamipro)

ヒョードル def ブレット・ロジャーズ

ヒョードルはだいたい、試合が始まってからしばらくは、距離を測ったりしながら相手を分析する時間があって、そのときには意外に簡単にちょっと打撃を受けたりして、あれれ、と思わせることがある。今回は恐竜パワーの秒殺男が相手だったので、解析終了前ににオラオラと詰められると、いくらなんでも危ないんじゃないかと心配していた。

でも、開始早々いきなりものすごいフックを空振りしたのはヒョードルの方だったし、最初の絡みではいきなりサブミッションに引きずり込もうとして脅しをかけていた。ちゃんと出鼻をくじいているのである。

パウンドを食らったときには死んだかとも思ったが、分析はちゃんと終了していたようで、フィニッシュとなったカウンターはこの上ないタイミングの美しいものだった。全身の筋肉が拳に乗っていて、「糸を引くナックルアロー」というフレーズを思い出す。絵になる。

血まみれの逆転勝利の展開は、結果的に全米お茶の間デビューとしても最高だったのではないか。ロジャーズのパフォーマンスも期待以上で、入場時にはヒョードルへの歓声が100倍多かったところ、2R開始時にはUSAコールに変わっていたから、その健闘ぶりに感情移入した客も多かったのだろう。

次戦はベウドゥムが有力らしいが、スコット・コーカーは、新しい有力ヘビー級選手との契約を匂わせている。

Sherdog によると、ヒョードルの鼻はやはり折れているらしい。またヒョードルは病院で左腕にソフト・ギブスを装着される応急措置を受けたという。骨折しているかどうかは翌日再検査となった。

これでは大晦日の日本出場は難しいかもしれない。

ロジャーズの試合後コメント

厄介だったのは、ヤツが緩い(Loose)ということだ。



ジェイク・シールズ def ジェイソン・ミラー

僕はこの「戦い」はそんなに面白いとは思わなかったし、会場でも新王者にブーイングが起きていたのもよくわかるのだけれども、興味深い「ゲーム」ではあった。

まず、一回り身体の大きなジェイソンを、シールズが5Rコントロールし続けたというのは、やっぱり凄いことだと思う。北岡が3R位でガス欠を起こし、青木は階級を上げた途端に無力化されたことを思えば、シールズってコンディショニングの化け物なのではないかと思う。実際、各ラウンド終盤にはジェイソンに押し返されている印象もあったのだが、インターバルの休憩時間でちゃんと回復しているのだ。

それにシールズは、およそ打撃にはつきあわない。つきあわなさ加減は、かなり極端だ。「青木 vs ハンセン」の比ではない。アメリカでもこれでチャンピオンになれるんだ、それなら、青木だってアメリカで結構やっていけるんじゃないか、と思わせた。だってUFCを見ていると、なんだかんだで、もうすこしオールラウンダーでなければ厳しいように思えるからだ。まあでも、青木とシールズが直接戦えば、案外打撃戦になったりするのかもしれないが。

試合後シールズは、ミドル級ベルトを返上した上で来月復帰するカン・リーを、「自分と戦うのを避けているのだろう」などと挑発した。スコット・コーカーはシールズの今後について、ミドル級でもいいし、ウエルターに戻すなら桜井マッハ戦をオファーしたいと述べている。シールズはこれで12連勝。

ジェイソンの次回は、打撃戦を見てみたいなあ。

ジェイソン・ミラーのコメント

(退屈な試合展開を自嘲して)最前列の客が平均株価指数の話をしていたよ。


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戦極11もバタバタと見た。

ホルヘ・マスビダル def 北岡

前回と同じような負け方をしてしまったことに批判もあるかもしれないが、これで勝てば、「北岡完全復活」と見られたのだろうと思う。我の強さが出ていて、これはこれでよかったんじゃないかという気がする。負けたけど何故か印象には強く残るし、キモイのにも慣れて何だか応援したくなってきたぞ。

足関を離さないでパウンドを食っているシーンを見ると、再び桜庭って凄いんだなあと思ってしまった。

マメッド・ハリドフ def ジョルジ・サンチアゴ

中村のアゴを折り、三崎を落とした暴れん坊が、ハリドフがひょいひょいと落とした鉄槌で動けなくなってしまった。大変な人がまたまた来てしまったものだ。いまMMAの中心はアメリカで、日本の選手も何かというとアメリカに出稽古に行くことになっているが、ハリドフとかゲガール・ムサシとかって、東欧の僻地でどうしてこんなに最新型なんだろうと思いを馳せてしまう。

小見川 def 日沖

キビキビしていて凄くいい試合だった。「野蛮人対エリート」と煽られていたが、両者の表情やオーラは等しく、とても抑制が効いていてクールヘッドのように見えた。国保さんは、日奥が元気なかったのではないかとコメントしていたが、僕は小見川に元気がないように見えた。印象としてはドローで、日沖に傷がついたとは思わない。小見川フルマークの判定はどうかとも思った。ただ大晦日に「小見川 vs 金原」の再戦というのは、ちょっと時期が早すぎるようには思われる。

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大宮司が引退――魔裟斗と真剣マッチで完全燃焼(スポナビ)
こんなロマンティックな大会があったのか・・・


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