キンボタイフーン鳴りやまず

●ケビン”キンボ・スライス”ファーガソン def タンク・アボット(1R43秒KO)
(2月16日EliteXC “Street Certified”、フロリダ州マイアミ)

前回ボー・カントレルを19秒で下したキンボ・スライスのEliteXC2戦目はまたしても圧巻の秒殺勝利。43秒の間にアボットは三回ダウンを喫しています。一度目のダウンでは襲いかかってきたキンボが勢い余って後頭部を殴ってしまったためにブレイク、二度目のダウンは観客からものが投げ込まれたのでストップ(「もの」はキンボ自身が拾い上げて場外に放り捨て、ヤンヤの喝采)、三度目はKOシーンではアボットはリック・フレアの前受け身のように顔から倒れ込んでしまいました。

キンボがまたもや、正体の見えない恐るべき勢いで対戦相手をぐしゃりと潰した印象でした。デビュー当時のサップに勝るとも劣らない台風ぶりです。

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IGF2.16有明はPPVで観戦。ジョシュと小川の試合は素晴らしかったと思いますよ。あの二人でなければ出来ないような、ハイレベルな攻防だったと思います。いやほんと、どの他団体でもあんな試合は提供していません。

ただやっぱりねえ、プロレスの単発興業は厳しいよなあ。いい試合でした、はい、おしまい、となってしまうんですね。そもそもジョシュと小川の間にこれといった因縁もなかったわけだし。

和田良覚のミスジャッジから再試合への流れ、上着を脱ぎ捨てた猪木の登場も、もうちょっとやりようがあったんじゃないの、と思うし、TAJIRIのサイモン猪木襲撃も意味がよく分からないし、トラビス・トムコ電撃移籍といわれても、はあ、としか言いようがなくて、そういえばむかし、ブロディが電撃移籍するたびに、ビリビリにしびれてたよなあなんてことと思い出す。

ただひとつ、小川が田村を挑発したのはやや萌え。そもそもこれまでIGFでは、マイクアピールが一切無かったので、小川の肉声が聞こえただけでも新鮮。マイクは猪木の技だから他の選手は使ってはならないと言うことなのか、言葉のいらないプロレスをやりなさいという意味なのか、そのへんのIGFのポリシーはよく分からないけれど、僕も基本的には、最近はプロレスでも総合でもマイクが過剰で、もっと本当のポイントだけに限定すべきだと思っている。ただ、IGFのような単発興業で流れを作ろうとするなら、やはりマイクは必要だなと痛感。しかもキャラ的に、ああいうことをされて一番いやがる田村を直線的に刺したのはなかなかに効果的でした。

ただ、高橋義生も田村とやらせろと直前の煽り映像で言っていたわけで、ネタとしてはかぶっているわけです。

Kamipro Handによると、田村は、プロレスはしない、U-スタイルなら考えてもいいとしているそうです。ああ、面倒くせえ。じゃあいいよ、もう。自分のことばっかりだな、田村って。


個人的に今回思ったのは、ズバリ、IGFはPPVで見る値打ちはないなあ、ということです。早く見たい、と思うほどのニュース性がないし、全部見たい、と思うほどの作り込みもない。たまたまハッスル見たさにSAMURAIにも加入したことだし、IGFはこれからは2ヶ月遅れで見ましょうと思うようになりました。

それと、カート・アングルはどうせ来日するなら、猪木の誕生日なんだから、花束くらい持ってきても良かったんじゃないのかなとは思いますね。トラビス・トムコは今日の新日本両国大会に普通に登場していたそうです(タッグのタイトルは失ったようです)。

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Hogan claims he's starting a new wrestling company in a few days (Wrestling Observer)

なんだかこの手のニュースは過去にも何度か流れたことがあるような気がしますが・・・

イギリスの The Sun 紙(結構なエキサイティング新聞だと思います)とのインタビューの中で、ハルク・ホーガンが、エリック・ビショフと組んで、数日中に新しいプロレス番組の放映契約を、アメリカのネットワーク局と結ぶ、と語りました。すでに、80年代、90年代にWWFやWCWで活躍した多数の大物レスラーにコンタクトをしているそうです。

デーブ・メルツァーは、取材中にそのような噂は聞いたことがないし、有力なフリーの選手はそんなにいるものでもないと冷静に分析しています。また、ホーガンが会社を立ち上げるという噂はこれまで何度も持ち上がりましたが、レッスルマニア前のお約束のようなもので、レッスルマニアに出してくれないとひどい目に遭わせるぞと言うビンスへのメッセージなのではないかと見切っています。

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Alexandre Franca Nogueira To Sign With WEC (411mania)

元修斗王者、アレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラが、WECと契約する模様です。ノゲイラの生涯戦績13勝4敗2分けの記録は全て日本で行った試合なのだそうです。

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THE WEEK THAT WAS (The Fight Network)

●Wrestling Observerが、M-1 Global内部で、アメリカ派閥とロシア派閥の対立が見られ始めていると報じているそうです。何でも最近モンテ・コックスが、資金集めに奔走し、ロシア側が所有する1500万ドル相当の株式を買い取ろうとしているとか。ははあ、レッドデビル側も株を持っていて、リアルに対等な発言権があるわけですね。こりゃマズイ。仲良くしてくれ。

●4月11日に旗揚げのYAMMA Pit Fighting で、バタービーン vs ゲイリー・グッドリッジがマッチメイクされたそうです。また、8名参加のワンナイト・トーナメントには、元UFCのベテラン、ウエス・シムズとトラビス・ウィフが参加する予定だそうです。

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高田延彦氏が充電宣言「今回は関わらない」と新イベント参加をキッパリ否定(スポーツナビ)

頭を丸めているのが気になりますね。

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【参考】米国の主なMMA選手ランキング

●メディア系
MMA Weekly
Sherdog
Irish Whip
Cage Potato
Inside MMA
5 oz of Pain

●ファン投票系
MMA HQ
MMA Playground

●コンピューター分析によるランキング
Fight Matrix

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