米MMAネット論客も地上波の番組製作に怒り心頭!

CBS「ヒョードル vs ロジャーズ」の最終視聴率が発表になっている。日本と違って、特定の視聴者層の数字がどうだこうだとややこしく、米MMAサイトはおおむね、「とても良い数字だった」と言える部分を強調している場合が多いようで、単なるデータなのになかなかわかりにくかった。

21時~23時の予定の番組が、20分間延長になり、メインイベント開始は23時1分だった。今回明らかになったのは23時以降の数字である。

23時以降の視聴者数は546万人。前の15分に比べ149万3千人視聴者が増加。この数字は米MMA史上の視聴者数ランクで9位にあたる。

成功だったかどうかは、これをどう解釈するかによる。現実的に言って、期待値通りだったとは言える。ヒョードル一人では、キンボやジナにはかなわないということだ。

いまのところ、次回のCBS放送についての予定は発表されていない。スコット・コーカーは、今週末にもCBSと打ち合わせを持つ、青信号が灯るものと考えているとコメントしている。

CBSのMMA放送
第1回 2008年5月31日 エリートXC (キンボ・スライス vs ジェームス・トンプソン) 3.0% 485万人
第2回 2008年7月26日 エリートXC (ロビー・ローラー vs スコット・スミス) 1.7% 260万人
第3回 2008年10月4日 エリートXC (キンボ・スライス vs セス・ペトルゼリ) 2.7% 456万人
第4回 2009年11月7日 ストライクフォース (ヒョードル vs ロジャーズ) 2.5% 404万人

(米国で最も多くの人が見た試合は、第一回CBS放送のキンボの試合で、728万人であった)

ダナ・ホワイトのコメント。

誰も気にしていないような選手しかいない、こんな弱小大会と組むなんて、CBSは最大の間違いを犯した。MMA.tv がヒョードルのことをスーパースターと書いたからと言って、それが真実とはならない。今回の数字を見れば、ヒョードルに興味を持っている人なんかいないことがわかったろう。

このくらいの数字ならうちだって Spike で稼いでる。こんな実績をどう考えれば素晴らしいと思えるんだい。UFCがCBSでライブ中継をやったらどんな数字を取ると思う?巨大なモノになる。Showtime のアホどもが取る数字よりも大幅に高くなる。

キミら(記者)がもしヒョードルのことをP4Pと呼ぶなら、ぶち切れるぞ。ブレット・ロジャーズはレスナーの前で2分間立っていられると思うか。ケイン・ベラスケスならどうすると思う?


TUF10はこれまで8回分の放送が終わっているが、うち2回はこの大会より高視聴率であった。TUF8回分の平均視聴率と、この大会の視聴率とは次のとおりで、TUFの方が若年層に強い傾向が見て取れる。

TUF 10 (season-to-date = 8 episodes )
Men 18-34 ― 3.52 rating
Men 18-49 ― 2.9 rating
Men 18-24 – 3.7 rating
Persons 18-34 – 2.4 rating

Strikeforce/ CBS 11/6
Men 18-34 ― 2.3 rating
Men 18-49 ― 2.5 rating
Men 18-24 – 1.7 rating
Persons 18-34 – 1.8 rating

(ケーブルと地上波の視聴率の絶対値はそのまま比較可能ではない)

また、この大会の裏番組として Spike で放映された UFC Main Events (ケーブル初登場のシウバ vs グリフィン、ペン vs フロリアンなど、最近のメインイベント4試合)は 0.9%、120万人で、いつもの裏番組より25%ほど低視聴率に終わった(ただし23時からの再放送は、深夜帯にも関わらず、0.7%、94万人の視聴者を得た)。

(出所)
FEDOR VS. ROGERS CRACKS TOP 10 MOST WATCHED (MMA Weekly)
MMA Television Ratings Comparison (Spike vs. CBS) (MMA Payout)
Strikeforce’s CBS ratings a mixed bag (Dave Meltzer, Yahoo! Sports)

最新号の Figure 4 Weekly は、CBSの放送について文句を言っている。MMAの地上波放送に文句を付けるのは世の東西を問わないらしい。気持ちはよく分かる。ただ、TBSに飼い慣らされているわれわれから見れば、あのシールズの退屈な5Rをフルで放送し、ヒョードル戦の放送のために時間延長までしただなんて、なんて愛情溢れる素晴らしい番組製作なのかと感動してしまう。アメリカ人はまだまだ修行が足りない。

/Quote
ナンバーワン・コンテンダー戦と位置づけられていた「クーネン vs モダフェリ」の1分5秒の試合が放送されず、きたる「サイボーグ vs クーネン」を盛り上げることがなかったのはどういうことだろう。CBSは、時間が足りなかったのだと説明している。その説明を聞く度に頭に来る。ガチンコなんだから時間の予定なんか立たないという言い訳は何度も何度も聞いてきたが、クソ食らえである。UFCの PPVは10年以上、(規定時間の)3時間を超えたことがない。かつて一度そのようなことが起きて、その後UFCは学習した。3R戦に一時間かかると言うことはない。一試合30分だと見れば、入場も、試合も、試合後インタビューも、ちゃんと流せる。だからCBSが2時間の枠をとり、4試合を注文し、そのうち1試合を5Rのタイトル戦にするという時点で計算がおかしいのだ。結局番組は20分延長されたが、それでもメインイベントの入場シーンはカットされていた!。ヒョードルの試合後インタビューにたっぷり時間を割いていたが、彼は英語を話さないし、あの通訳もどうやら英語を話せるようには見えなかった。MMAの試合後インタビューの9割には意味がないし、もともと、どの選手が素晴らしい受け答えが出来、その選手がひどい話し手なのかは、なにもミステリーというわけでもないだろう。まるで要領を得ないヒョードルのインタビューを流すくらいなら、どうして1分間のクーネンのアームバーを放送できないのだ!?(訳注 ネット中継ではヒョードルのどうということもない入場シーンは放送されていたように記憶している。地上波では違う絵が流れていたのかな)

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米Thunder Promotion が開催するMMA大会に出場予定であったラッパーのDMXが、試合の契約書に次のような文言を入れるよう求めてきたという

「イベント・プロモーターとマネジメントは、DMXが今回のボクシング・チャレンジ戦で勝つ予定であることに同意する」

プロモーターは契約交渉を取りやめ、訴訟も辞さないという。そしてこのプロモーターが見つけた代替選手は、なんとやはりラッパーの Coolio (46) なのだそうだ。このニュース、何かの冗談なのかどうか、判断がつかない。

And Then There Was XAnd Then There Was X
(1999/12/21)
DMX

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Gangsta's ParadiseGangsta's Paradise
(2003/06/02)
Coolio

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おまけ。人気ロックバンド、デフ・レパードのギタリスト、Phil Collen (51) がMMAのトレーニングに熱中していて、近く専門誌に特集記事が載るそうだ

HysteriaHysteria
(2006/10/24)
Def Leppard

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AdrenalizeAdrenalize
(2009/06/23)
Def Leppard

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M-1 Global US の Jerry Millen がダナ・ホワイトへの嫌悪感をあらわにしている

もし、ケージに上がってダナの顔を殴らせてくれるなら、ヤツも僕のケツにむち打っても良いよ。5万ドルくれても全部寄付する。それくらいやりたい。ヤツの口にパンチ一発だ。

(ヒョードルとUFCの交渉について)
ダナは二重人格だ。あるときは、ヒョードルは世界最高の選手で、是非来て欲しいという。別の時には、ヒョードルは食堂のデブオヤジだと罵る。

ミーティングでは前者のダナだった。で、ヒョードルは、「あなたが普段言っていることをネットで読んでいますよ」と言った。ダナは、「自分はプロモーターなんだ。チケットを売りたいだけなんだ」と答えた。するとヒョードルは「そこが私とあなたの違いです」。ヒョードルはただ、リスペクトとフェアネスが欲しいだけなんだ。


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KGこと近藤朱里、ガチデビュー戦です(≧∇≦) ハッスラーがジュエルス新宿FACE大会参戦へ(カクトウログ)
早くこうなればいいのにと思ってた。がんばれ。

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