スポーツ・マーケティング三題

瞬間視聴率51・2%…ボクシング内藤×亀田戦(読売新聞)
次戦はポンサクと統一戦 来年2月にも開催(スポニチアネックス)
ボクシング 内藤選手潔く敗戦受け入れ 去就「考えます」(毎日新聞)
ボクシングはゲーム 「決戦」終えた亀田興(スポーツナビ)
亀田興毅「人間的に成長した」  風向き変わりネットでも評価 (J-CAST NEWS)
内藤大助vs.亀田興毅の満足度は?(Yahoo!Japan 意識調査)
街頭テレビ中継盛り上がらず/ボクシング(日刊スポーツ)
内藤×亀田戦の舞台裏でリングアナがTBSに激怒(産経ニュース)
今年の高視聴率の秘密(DREAMイベントプロデューサー 笹原圭一オフィシャルブログ)

リングアナはTBSの暴挙に怒り心頭みたいだが、この程度で怒りをぶちまけるなんて小さい小さい。暴挙のうちに入らない。でもあのパッとしない俳優さん、たしかに震える声で「フライト級」とか言ってたな(笑)DREAMで楽しそうに声を張ってる佐藤隆太がいかに優秀かがよく分かった。

昨日は生中継だったはずで(ライブという文字が画面の隅に光ってたのを真に受けてる)、その割にはずいぶんとうまいこと、まるでニアライブのように放送が終わったものだなあと感心した。ちなみに、時間が足りないからスコアを読まなかったという現象は、実はUFCでも何度かあった。それくらい、しょうがないというだけのことだろう。

それより、ボクシングにはリングアナにまでライセンス制度があるというのに驚いた。ビッグマッチではタレントさんがコールしたりできるほうが、むしろ華やかでいいと思うが。そんなところに参入障壁を作って敷居を上げる必要はないと思う。

それにしても、どうせなら大晦日にやって欲しかった!

▲▲▲

Mixed Martial Arts (MMA) Attracts Young Adults with Purchasing Power (PR Newswire)

米スカボロー・スポーツ・マーケティングという会社が、MMAファンの購買行動を調査して発表している。なんでもMMAファンで年収7万5千ドル以上の層の比率は、平均的アメリカ人よりも15%多く、セカンドハウスを所有している人は10%多く、オンラインで株式投資をしている人は平均より30%多いのだという。

また、新しいピックアップ・トラックを買おうとしている人の15%はMMAファンであり、一年以内に実際に購入する予定のある人は、平均的アメリカ人より85%も多いそうだ。

下記のようなハイテク家電の所有率、購入予定も、平均的アメリカ人をかなり上回る。

ハイテク家電MMAファンの所有率MMAファンの購入意向
コンピュータ108176
デジタル・ビデオ・レコーダ108229
ハイビジョンテレビ115168
PDA149238
衛星放送112174
ゲーム機156258

(数値は100がアメリカ人平均)

何だか比べ方が微妙な気もするが、このような調査から導かれる結論は、アメリカのMMAファンは結構金持ちで、自動車会社・ハイテク家電の会社にとって、MMAファンは優良な顧客層であると言うことだ。そういわれてみれば、フォードはベラトールをスポンサーしている。

はたして日本のMMAファンは、平均的日本人よりもいくらか多めに、ディスカウントショップを利用しているであろうか。ほんと、日本のMMAファンについてもこういう調査結果は見てみたいものだ。こういうのがないと、スポンサー営業だって出来やしない。MMAファンセンサスをやるべきだ。

*****

MMA Payout には、企業が選手をスポンサーする際の価格決定法についての記事があった。選手のトランクスに企業がロゴをつける際の「カウント・メソッド」という料金の計算方法だ。これはアメリカでの話であって、日本ではどうなのかは知らない。

カウント・メソッドでは、企業ロゴが何度テレビに映し出されたのか、その数、ないし露出合計時間を数える。それを、通常のCMと比較し、CM価格との対比で、スポンサー料を決める。テレビに映し出された回数(時間)は、「継続的に何秒間か映し出され、消費者がそのロゴを認知できること」などと定義される。通常のCMにくらべると、単にロゴが映るだけなので、テレビCM料金の5%程度が適正価格とされているそうだ。

(事例)
A選手の平均試合時間は9分である。各試合でお尻がテレビに映し出される平均時間は3分である。A選手出場大会のスポットCM料は30秒で1200万円である。この場合の、A選手のお尻にロゴを貼り付けるためのスポンサー料は、

1200万 X 3分 / 30秒 X 5% = 360万

となる。

UFCでは、この価格が露出効果のわりに安すぎるとして、選手スポンサーに対し一定の料金を支払わせるべく検討中だという。

*****

【速報】2009 年スポーツマーケティング基礎調査(三菱 UFJ リサーチ&コンサルティンク) (PDFリンク)

日本のスポーツ市場は4兆円
うち観戦費用は5600億円で、前年比11.5%ダウン
用品購入市場は1兆4700万で、前年比11.6%アップ
観戦した人の平均支出額は一回あたり7,753円、年間平均24,477円

MMAもグッズ販売に力を入れていかないとね。

▲▲▲

Court Docket: Affliction fires back at M-1 in Fedor contractual dispute (MMA Memories)
【資料】Affliction と M-1 Global が締結した「Fight Agreement」「Consulting Agreement」全文(英語)。内容は以前かいつまんで紹介したもの。

スポンサーサイト

毎週更新!

Ad

Ad

MMA Update