TBSのDynamite番宣を見る【すでに胃もたれ】

DREAM対SRCの対抗戦を前に、笹原氏が「負けたら丸刈り」「負けたら切腹」などと懸命に煽っている。じいっとカードを見ていると、戦極が勝ち越すような気がしてならないのだが、こんなことを口にしてしまって大丈夫なのだろうか。戦極の新しい広報の人はすでに丸刈りになっているから、カベジェラ・コントラ ・カベジェラは成立しないので、ずいぶん不利なものを賭けたなあとは思うが、あたしは頭髪を賭けて仕事をしたことはないので、それだけでもプロモーターさんは大変な仕事だと思う。ダナ・ホワイトも自らの不用意な約束を果たすべく、マンダレイ・ベイのアリーナの屋上から飛び降りる練習をしているらしいから、笹原さんも本当に丸刈りにしないと、世界的な笑いものになる。

そんな笹原さんの苦労を知って知らずか、今日の夕方にTBSで放送されたDynamite の1時間番宣番組がこんな構成になっていた。

経過時間
01分 史上初!柔道金メダリスト対決:石井の祖母コメント
14分  反逆のカリスマ 魔裟斗:矢沢心コメント
      20分 アンディ・サワー紹介
      22分 佐藤隆太、魔裟斗インタビュー
27分  決定!日本最強高校生
      28分頃から 石田勝希選手の紹介、母親コメント
39分  アテネ五輪銀メダリスト 泉浩:父親コメント
47分00秒 夢の大連立 DREAM vs 戦極 山本KID
      49分00秒~28秒 戦極王者金原登場
49分41秒 戦うフリーター 所英男
50分21秒 ヘビー級野獣対決 アリスター・オーフレイム
      50分40秒 藤田和之
51分03秒 スーパーハルクトーナメント決勝戦 ミノワマン
51分35秒 さらに青木・川尻も参戦!とアナウンス
51分49秒 石井慧、ハワイ合宿生活取材
54分22秒 番組終了


選手別放送時間(およその秒数。本当におおよそですよ。たとえば柴田やマルロン・サンドロも3秒くらい写真で映ったりしていたし、そういえばCMを引き算してないし)

魔裟斗 780
石田勝希 720
石井慧 660
泉浩 480
吉田秀彦 390
山本KID 133
サワー 120
所英男 40
ミノワマン 32
金原 28
藤田 23
アリスター・オーフレイム 19
青木 7
川尻 7

ちなみに、TBSがなぜか大プッシュしているK-1甲子園出場の石田君は、成績が下がったらK-1に出ることを許しませんというお母さんのいいつけを健気に守ろうと、文武両道に励む物語であった。とはいえ、お母さんがカメラの前でこっそりと明かしたところによれば「厳しいとは思うけれど、これくらいのレベルの努力を当たり前と思って育ってほしい」という母の愛があったのだ、ということだ。教育方針の妥当性はともかく、ライト層のファンはこれを見て、よし、今年は紅白ではなくて石田君の試合を見ようと思うのだろうか。僕に解るのは、TBSはそう思っているのだなということだけだ。当然のことだが石田君には罪はない。

とにかく、まさにおなじみのTBS定食といった内容で、大晦日を前にお腹がいっぱいになって胃がもたれてしまった。煽りの方法論は相変わらずの家族愛推しオンリーである。製作者もよく腐らないで同じ仕事を繰り返せるものである。家族のいない所などは未だにフリーターとして床掃除をしていた。こんなに何年もフリーターというのもヤバい話だ。TBSによると DREAM vs 戦極は「対抗戦」ですらなく「大連立」だということである。僕の目には泉へのプッシュが思ったより強くて得をしているように見えるが、むしろこの人は、これまでプッシュがなさ過ぎてソンをしていたのかもしれず、何とも言えない。青木・川尻は参戦!の一言で済まされていた。もはや明らかな敵意を感じさせる。

▲▲▲

「メイウエザー vs パッキャオ」紛争の続報。木曜日にパッキャオのプロモーター、トップランク・プロモーションのボブ・アラムが「試合は中止。イッツ・オーバー」と発言したのに続き、金曜日、パッキャオはフィリピンから、メイウエザー陣営(ゴールデンボーイ・プロモーション)を名誉毀損で訴えることを検討しているとの声明を出した。

もうたくさんだ。試合前の煽りか何かだと思って静観していたが、度が過ぎた。メイウエザーよ、そんなに臆病にならないで、男同志、リングで対決しようじゃないか。おまえのでかくて可愛い口を封じ込めてやる。私はボブ・アラムに、訴訟を起こすようにと命じた。たくさんの人から、ドーピングをしているのか、騙していたのかと聞かれて迷惑している。皆さんに申し上げるが、私はいかなる種類のステロイドも使っていない。ハード・ワークと、これまでの試合出流してきた血のおかげで今の地位がある。フロイド、メリークリスマス。次は法廷で会おう


ボブ・アラムによると、ゴールデンボーイのリチャード・シャファーが昨年9月新聞記者に対して、パッキャオがドーピング薬物を使っている等と話したことが訴訟の理由とされている。シャファーは記者と会ったことは認めたが、そのような発言はしていないとしている。薬物に関する記事は掲載されていない。

パッキャオは2006年にトップランクとゴールデンボーイの両プロモーションと契約した経緯があり、両プロモーションの法廷闘争の結果、専属プロモーションはトップランクだと認定されたものの、調停の結果パッキャオ戦興行収益の一定率をゴールデンボーイにも支払うことになっている。

ボブ・アラムは、ゴールデンボーイがパッキャオの利益を損ねるようなことをするのであれば、このときの裁判所調停結果も見直すべきだ、と語っている。

メイウエザーの父親はかねてから、パッキャオは薬をやっていると公言してきた経緯がある。11月の「パッキャオ vs コットー」戦を見てシニアは、「ヤツには何かが起きているな。だから、もし自分ならパッキャオとは戦わない。つじつまが合っていない。ヤツの昔の写真を見てみなよ。別人だ。むかし30パウンドほど小さかった頃KOされていた男が、コットーのベストパンチを受けても平気なんだぜ。おいおい」

アラムは引き続き、マリナジとの交渉も並行して進める予定。

パッキャオ・メイウエザー戦のPPVを製作するHBOスポーツ部門長は、旧知の間柄である上院議員ジョン・マケインに働きかけ、両陣営の仲裁に乗り出してくれないかと依頼しているが、パッキャオ陣営はマケインの仲裁を拒否している。

(出所)
Manny Pacquiao's Christmas gift to Floyd Mayweather is a lawsuit (Telegraph)
McCain lobbied to mediate high-profile boxing dispute (The Hill)
Megafight talks take another strange twist (Kevin Iole, Yahoo! Sports)

▲▲▲

レスリング・オブザーバ1月12日号。UFC107(ペン vs サンチェス)のPPV件数予測値は62万件。前回UFC106(グリフィン vs オーティス)のおよそ倍。オブザーバの予想を大きく上回ったようだ。

12月19日の米MMAテレビの結果は、ストライクフォースが視聴率1.05%、視聴者数34万1千。視聴可能者数が少ない(1200万)Showtime としてはまずまずの成績。

同日の Versus(視聴可能世帯は7500万) WEC45は惨敗。視聴率0.42%、視聴者数33万3千人。今年のWEC大会中最低視聴率で、これまでの平均値の約半分に終わるというショッキングなものだったという。

さらに同日、地上波NBCではWWEが Tribute to Troops という軍人向けのチャリティ番組を放送。こちらは1.43%、239万人で、プライムタイム枠の地上波番組としては今年最低ランクの低視聴率だったという。

*****

高瀬も参戦! 総合&プロレス新団体『IMPACT』が発表会を開催!!(kamipro)



スポンサーサイト

毎週更新!

Ad

Ad

MMA Update