パッキャオ陣営が態度を軟化

「パッキャオ vs メイウエザー」紛争の続報をレスリング・オブザーバより。

メイウエザー陣営はドラッグテストの実施についてのスタンスを緩めることとした。主張していたUSADA による検査ではなく、パッキャオ陣営が希望した他の検査機関の実施でも構わない、ただしあくまでも、血液検査を含む抜き打ち検査の実施すること、としている。ただしファイナルテストについては期限を定めるとのことで両陣営は合意している。

しかし、パッキャオ陣営のボブ・アラムは再び主張を変え、他の検査機関の検査であっても、試合が行われるネバダ州のアスレティック・コミッションからの指示がなければ承諾しないと言い始めた。ネバダ州では通常血液検査は行っていない。

ネバダ州コミッションのキース・カイザーは、同州では血液検査は行ったことがなく、試合までに規則を変えることは難しいと語っている。規則変更のためには、まず正式な依頼が届くこと、それをうけて特別会議で議決しないといけないとのこと。

なお、メイウエザー陣営は、パッキャオ陣営からの要請に応え、もしメイウエザーが147パウンドリミットを達成できない場合、1000万ドルの罰金を支払うことで同意。前例のない取り決めである。

パッキャオ陣営が代役に用意しているマリナジは、「パッキャオはドーピングしていると思う」と語った。

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ドン・フライが、そろそろMMAは店じまいだとMMA Weekly で語る。

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マイケル・マン(映画監督、プロデューサ)に何故か気に入られてしまって、仕事を3つもらったよ。マイアミ・ヴァイスとパブリック・エネミーズ、そしてAT&Tのテレビコマーシャルさ。

マンとの仕事はいつもすばらしい。彼こそ一流だ。メシもホテルもトップクラスだし、みんなにリスペクトを払ってる。それって、MMAの世界ではありえないことだよ。

もうほとんどMMAは辞めてる。もう十分だ。闘魂は未だうずくが、プロモーターのクソどもに勘弁ならないんだ。

扱われ方にうんざりしてる。嘘をつかれ、小切手は不渡りになる。勝手にしてればいい。

格闘技はもはや、尊敬される仕事ではなくなった。ホセ・カンセコだ、ハーシェル・ウォーカーだ、そのほかの40を超えた未経験者を戦わせては誤魔化している。そんなヤツらが、何年も練習してきた選手よりもたくさんの金を受け取る。全く情けない話だ。

ウエスタン映画でクリント・イーストウッドと競演でもしたいな。馬に乗って誰かを撃つのは楽しい。

MMAも楽しかった。ファンには感謝してる。UFCを始めた頃のボブ・メイロウィッツはいいプロモーターだった。日本でも楽しい時間を過ごした。何も不満はない。もう少しファンのために出来ることがあればいいんだが、プロモーターたちが襟を正すまでは相手にしたくはないな。
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2007年11月にストライクフォースのヘビー級王者となったアリスター・オーフレイムはそれ以来、ストライクフォースに参戦していない。大晦日の藤田戦はアリスターにとって、今年日本での5試合目になる。次の試合も3月か4月に日本で行われるという。10月25日のDREAMでジェームス・トンプソンを下したアリスターは、自ら、「2010年4月にヒョードルと戦いたい。日付をちゃんと書いておけよ」と発言していた。ゴールデン・グローリーのバス・ブーンが、そんなアリスター・オーフレイムの現状について語る。MMA Weekly。どうもファイトマネーの問題のようだが、ストライクフォースはアリスターが戴冠したころとはまるで別団体。ちゃんと契約を見直した方がいいのでは・・・?

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彼はK-1でとてもよくやっていて、契約内容もとてもいいんだ。ビジネス的には、彼にはK-1の方がいいんだ。4月の試合が済んだら、ストライクフォースにいつでも出るよ。

考えてみてくれ。彼のK-1での試合は、世界150カ国で放送されている。スポンサーもドンドンついてきているし、母国やタイではWGPはクレイジーな視聴率を上げてる。そこではUFCの放送なんてしていないぞ。オランダではアリスターとセーム・シュルトは神なんだ。2億8千万人の欧州大陸の話をしているんだよ。

アメリカのファンには、バダ・ハリやボンヤスキー、アーツ、テイシェイラといった世界最高のストライカーたちと戦っていると言うことを理解して欲しい。もしアメリカ人が、40万ドル、50万ドルを勝ち取りたいなら、何でここに来ないんだ?K-1に出ればいいじゃないか。

アメリカ人は、アメリカがナンバーワンだと思いたいのはわかるが、こちらにも2万人の会場とヨーロッパ中でのテレビ放送があるんだよ。

だからといってストライクフォースとの契約を守らないと言うことではない。2010年の前半にはアメリカで戦いたい。後はスケジュール次第だ。
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「The Street & Smith Sports Business Journal」のサーベイによると、UFCが今後成長してメインストリームになると考える人は46%、現状維持を予想する人が43%、衰退すると考える人が11%いたそうだ。成長余地の大きなスポーツのトップ3は、メジャーリーグ・サッカー、ナショナル・ホッケー・リーグ、MMA の順だったそうだ。

スポーツファンの投票で決まるESPN Poll によれば、MMAは人気スポーツの第10位。50年後に成長しているスポーツは?と言う質問に対しては、MMAという回答が圧倒的に多かったそうだ。衰退するスポーツのボトム3はフィギュア・スケート、ボクシング、野球。この投票では80年代前半まで、プロレスが人気スポーツのトップ5に入っていたそうだ。

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Figure 4 Weekly 12月22日号。カナダのヴァンクーバーが、取りあえず2年間、試行的にMMAを解禁することとなった。ダナ・ホワイトは先週、6月にバンクーバー大会を行いたいと語っていた。最近、二つのアマチュアMMA大会が開催され、問題がなかったことも、市議会の議論を後押しした。

市議会は今回の採決にあたり、MMAの安全性についてよく調査を行ったようだ。たとえば、100試合あたりの怪我の発生件数はMMAの場合23.6件、ボクシングでは17.1から25件。失神の発生件数はMMAが1.65件、ボクシングが5.6件。KOで試合が終わるのはMMAが3.3件、ボクシングが11.3件などと調べ上げた上で、MMAの安全性を確認している。ヴァンクーバー警察はこれまでMMA会場で観客同士の深刻な事件は起きていないと報告、モントリオールの市職員は、今年行われたUFCモントリオール大会において、他のスポーツイベント同様の警備体制で特に問題はなかったと報告。カルガリー警察は地元で開催されたKOTC大会でダフ屋についてもほとんど発生しなかったと報告している。ニューヨークなどに比べても合理的な意志決定方法をとっているようだ。なおカナダでは以前、MMA会場にギャングのような男たちがたむろする場合が多かったようだが、現在では一掃されているとのことだ。

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BloodyElbowによると、ゲガール・ムサシが1月8日カリフォルニア州でプロボクシングのデビュー戦を行うこととなった。Dynamite! への出場が無くなったことを意味するのかもしれない。


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