ビンスの金的蹴り【ブレット復帰の背景】


ESPNRadio1100、レスリング・オブザーバ最新号から、UFC・アブダビ周辺の情報。

・Flash Entertainment 社がZuffa株式10%を取得するために支払った価額は 1250 万ドルとの推定値がある (CNBC)

・多くの経済誌では、Zuffa の企業価値を10億ドル程度と見積もっている。ダナ・ホワイトはかつて、12億ドルでの買収の申し出を断ったことがある。(注 この2項目の情報が一桁違う数字を示唆しているのはタイプミスではない。非上場企業の企業価値の話というのは往々にしてこんなものである)

・UFCがアブダビ大会を開催すること自体は間違いないが、それが4月10日であるかどうかは不確実である。

・PPVの準備などのため、大会開催は8週間前には決定しないと行けない。

・アブダビ開催が叶わない場合のバックアップ計画もあって、最有力なのはアイルランド・ダブリンのO2アリーナ、このほかイギリスのマンチェスターやニューキャッスルの計画もある

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ESPNが、「スポーツ難易度ランキング」を発表している。スポーツの難しさを次の10の要素に分け、専門家パネリスト8名が、さまざまなスポーツについて、10点満点で点数を付け、それを集計したものだそうだ。

ENDURANCE(スキルやアクションを長時間にわたり行い続ける能力)
STRENGTH(力を生み出す能力)
POWER(短時間で力を生み出す能力)
SPEED(早く動く能力)
AGILITY(早く方向を変えて動く能力)
FLEXIBILITY(幅の大きな動きを柔軟に行う能力)
NERVE(恐れに打ち勝つ能力)
DURABILITY(長時間にわたる肉体的ダメージに耐える能力)
HAND-EYE COORDINATION(知覚に対して素早く反応する能力)
ANALYTIC APTITUDE(戦略的な状況でを的確に評価し適切に反応する能力)

ランキング表はリンク先に。これによると1位は「ボクシング」、「マーシャルアーツ」は6位で、レスリングの一つ下、テニスの一つ上という結果であった。マーシャルアーツではPOWERとFLEXIBILITYに高得点が与えられているが、ENDURANCE, STRENGTH, DURABILITYと言った項目の点数は低い。

だから何、と言われても困るが、ランキングを眺めている分にはなかなかに興味深い。この10の評価項目の建て方も、共感できるかどうかは別として、興味深い。ケチを付けるのは簡単だが、これを考えた人は偉い。

というのも、「去年のベストバウト・トップ10」を選んでたときに迷ったのが、この評価項目の問題だったのだ。だって、「クートゥア vs ノゲイラ」と「青木 vs 桜井」とは、とてもじゃないが同じ尺度で比較することなど出来ない。「坂口 vs 朴」が何故トップ10にはいらないのかも、まともな説明はない。ベストバウトって何だろうな、と言う問題にぶち当たるわけだ。そして、もしそれをちゃんと考え抜けば、なにかしら、このESPNの10項目のようなものが出てくることになるんだろうと思う。

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1月30日ストライクフォース・マイアミ大会で組まれていた「ボビー・ラシュリー vs Yohan Banks」戦は、フロリダ州ボクシング・コミッションにより却下された。Banks 選手の経験が不十分で危険であるためとされている。そして代替選手として、なんとDREAMでハリトーノフと戦った、あのジミー・アンブリッツが建てられたとの報道が出た。DREAMではなかなかにスカッとする仕事ぶりを見せてくれたので、楽しい試合になるかと思ったが、その後この試合は結局実現しないようだとの報道が出ている

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言うだけ番長化著しいヒカルド・アローナがまたもやUFCに秋波。MMA Fighting via Tatame。

詳しくは言えないんだが、あるプロジェクトが進行中で、そのせいでUFCとのコネクションを得た。これまでになく具体的なものだ。私は年末までにUFCで復帰するだろう。



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エディ・アルバレスが内側半月の関節鏡視下手術を受けた。小さな処置で、4~6週間でトレーニングに戻ることが出来るそうだ。怪我はDREAM12の菊野戦で負ったものと見られ、その後処置をしないまま練習をしていて悪化させたらしい。アルバレスは、「いまはベラトールが優先だ。ベラトールの試合がなければ、DREAM出場もあるかもしれない」とし、UFC出陣については「僕は現実派なんだ。未だたくさん勉強しなければならないことがある。BJペン戦のような試合に臨むには、まだ1年かそこら、かかると思っている」などと語っている

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昨日のスティーブ・ウイリアムスの記事の中で、ポール・マッカートニーが再来日できていない旨を、ん?と思いながらそのまま訳出した。気になったのでWiki を見ると、ポールは1990年、93年、02年に来日してコンサートを行っていると書いてあった。大麻不法所持で現行犯逮捕されたのが1980年のことなので、許可を受けるまで丸10年かかっている。

新日本の名レフェリー 柴田勝久さん死去(スポーツニッポン)
黙祷。

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レスリング・オブザーバ1月18日号より、WWEに復帰したブレット・ハートの背景情報を抄訳。

Quote;

ブレット・ハートは、1月4日のWWE復帰はシュールだった、まるで夢のようでもあったけれど、同時に何の緊張もせず、リングに上がってみれば,十年ぶりと言うよりは数ヶ月ぶりのような気がしたと語った。

復帰にはたくさんの理由が重なったが、何をどうしようと、復帰をしておかなければ冷たい人だと思われるのが嫌だった、モントリオール事件の幕引きもしたかったという。

2006年、ハートがWWE殿堂入りしたときにビンスが盛んにアングルを打ちたがったが、そのときには準備が出来ていなかった、でも今回は彼の方から働きかけたという。

ハートによると、最初にWWEに連絡したのは昨年2月のこと、WWEでプログラムをやってもいい、もう長い間やりたかったことだと伝えた。ガールフレンドが大学での勉強のためカルガリーに引っ越すことになったため、ハートもハワイ島コナの住まいをこれから2年間は離れてカルガリーに住むこととなったことも要因の一つではあった。隠退生活には退屈していて、プロレスとは関係のない本でも書こうとは思っているが、何か他のこともしたいんだと語っている。ロスアンゼルスで映画学校に通うことも考えたが、3カ所に住処をもうけて暮らしていくには費用がかさみすぎる。

WWEは自分に興味を持っている時期もあったし、そうでもなさそうな時期もあった。あなたには興味がないよと言われたことも何度かある。それならそれでよかったのだが、その直後にやっぱり復帰して欲しいと言われたりした。今年のレッスルマニアに向けてのプログラムの話が真剣味を帯びてきたのは9月頃だった。その時点ではビンスも確実な話だとは思っていなかった。現にビンスは今年は,自らアンダーテイカーと戦うという代替案を用意していた。皮肉なことに、モントリオール事件を再現するような内容のものだった。

レッスルマニアまでのストーリーラインは出来ている。あれこれが積み重なって、最後は何らかの形でハートとマクマホンのストリートファイトにつなげようと考えられているが、いろんな障害もあるし、そもそもWWEではあらゆることがしょっちゅう変更されているので、何事も100%決まっているわけではない・・・肉体的に言えば、1999年のWCWスターケードでビル・ゴールドバーグに蹴られたときの失神、そして2002年の卒中という経緯があるため、ハートがリングで出来ることはとても限られている。普通の後ろ受け身を取ることは出来ない。4日の番組でのアングル原案は、ビンスがハートの顔を張る、というものだったが、これは腹への蹴りに変更された。結局ビンスがやったのは金的蹴りで、ハートもこの方が良かったと語っている。ビンスの蹴りは素晴らしく、まるで痛くなかったという。

・・・契約は4月で終わるが、ハートはそれ以降も使ってもらえるなら、長期契約の可能性も含め、話し合いに応じるとしている。あるいは、カルガリーに住むこの先2年の間、なにかスペシャル・ショーの折りに登場するだけでもいいと語っている。


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