相次ぐ米プロレスラー死亡の背景

40代のプロレスラーが相次いで亡くなっている背景について、ジム・コルネットが端的にまとめて説明している。英 The Sun 紙より

Quote
 友人が亡くなってしまうのはいつだって辛いことだ。でも、最初は「なんてことだ!」という感じだったけど、だんだん「オー、ノー」くらいのことになり、このごろでは「また?」になってきた。そのうちに驚かなくなってしまうかもしれない。悲しいことだけれど。

80年代に活躍したプロレスラーが今現在、完全に健康で、何の問題もなく良い暮らしをしていたら、その方がショックだったりする。

自分が子供の頃には、数年に一度くらい、交通事故で選手が亡くなると言うことならあった。

いまでは若い選手の死を、一月とおかずに知らされる。それは、ドラッグや,ドラッグの副作用のせいであり、それはいまの恵まれない環境の副産物だったりする。

WWEで、凄い体格だが才能は平凡な男が、体格は平凡だが才能が凄い選手よりも,うんとたくさんのチャンスをもらえることは、いまや公然の秘密である。ビンスがそういう風にブックしたりプッシュしたりしているからだ。

もちろん、「仕事が欲しければステロイドを打ちなさい」なんて言う人はいないし、ロッカールームで10人の選手がケツを出して注射を打っていたりするわけでもない。

ただ、採用の実態を見てみればいい。そして、誰がプッシュされ、誰がされていないかを見れば解る。

プロレスのスタイルもハードになってきた。大きなバンプを取るから、鎮痛剤の問題が台頭してくる。昔のファンは、われわれが痛めつけあっていると思っていたが、実際には痛めつけあっていなかった。でも今のファンは、実際に痛めつけあっているのに、そう思ってくれない。

プッシュを失い始めているような選手は、本当は手術が必要なのに,ドンドン先延ばしにする。ショー・マスト・ゴー・オンと言うだけではなくて、誰かにスポットを明け渡してしまうのではないかという恐れがあるからだ。

テリトリーの仕組みがなくなり、毎週の全国放送に変わってしまったことも、レスラーの寿命を縮めている。燃え尽きてしまう選手が多いのだ。

テリトリーがないと、3,4年間スターの座を味わったあと、突然仕事場が全く見つからなくなってしまう。そんな選手の多くは鬱状態に陥る。それがドラッグを加速させる。

少ない仕事場、スタイルの変化、ビンスの方針、それらが一体となって、心臓やドラッグやステロイドによる若い死に結びつく。

なかには、コルネットはWWEを追い出されたから、こんなことを言うのだろう、偏っていると言うと人もいるかもしれない。確かに自分は偏っているのかもしれない。

でも現実を見て欲しい。こんなことを言う人が少ないのは、みんな仕事を失いたくないからなのだ。たまにこういうことを言う人がいると、「腐ったミカン」のように無視されてしまう。嫉妬心から言っているとか、失敗者の戯言で片付けられる。でも、目が開いているのはそんな人たちだ。

事実に反駁することは出来ない。せいぜい、メッセンジャーを撃つ程度のことしかできない。

自分がどう思われても構わないし、自分がどう思っているかも誰も構っていないだろう。ただ私は、真実を語っているだけだ。


▲▲▲

米インディMMA大会 Raging Wolf VI で、元UFCファイターのコーリー・ヒルがユナニマス・デシジョンで勝利を飾った。コーリー・ヒルは2008年12月のUFC Fight Night 大会で対戦相手のローキックをカットした際に、足が大変なことになった選手(リンク先には怖い写真あり)。今回は無事に復帰戦を飾ったことになる。


インディついでに、UFCをリリースされたデニス・カーンがカナダの W-1 MMA というプロモーションと契約。3月20日の試合に出場するそうだ。記事にはDREAMやSpiritMCとも交渉していたとあるが・・・なーんかカーンにはつねに「勿体ない感」がともなってしまう・・・

*****

WOWOW2月のUFC番組情報

UFC109
2月7日(日)午後0:00(生中継)

UFC110
2月21日(日)よる6:00

UFC登竜門 ジ・アルティメット・ファイター ヘビー級バトル
#1 デカさが重要 2/21(日)午後5:00

キンボ・スライス登場、ランページとラシャドがコーチ役のTUF10のエピソード1が早くも放送になるようだが、リンク先には「2010年春放送予定」とあるので、初回のみ先行放送するものと見られる。UFC110中継の直前という時間帯だ。

TUF9も再放送されるようだ。

UFC登竜門 ジ・アルティメット・ファイター シーズン9 [全13話]
2/26(金)午後4:00

スポンサーサイト

毎週更新!

Ad

Ad

MMA Update