アメリカMMAのルーツの一つ【ボブ・シャムロック追悼】

ヨアキム・ハンセンがフェザー級に転向して、3月のDREAM.13で王者ビビアーノ・フェルナンデスと対戦する見通しだと、Five Ounces of Pain が伝えた。


Tatame は、2月25日にブラジルのブラジリアで開催予定の Bitetti Combat 6 大会で、「桜庭和志 vs パウロ・フィリヨ」が実現するかもしれない、と報じている。Tatame 情報と言うだけで僕なら何割か割り引いて眺めたいところだが、果たして・・・

*****

米ESPNの著名スポーツキャスター、Jim Rome さん(特にMMA専門の人ではない)が、ブロック・レスナーをこき下ろしている

すばらしい。レスナーは今度は医療制度改革に乗り出してきた。誰かロイ・ネルソンに地球温暖化についての考えを聞きたいか?キンボ・スライスにイラクでの戦争に首を突っ込んでもらうか?

勘弁してくれよ,ブロック。キミがうまくできることだけやってればいい。医療制度改革は、自分で喋っていることが解っている人たちに任せなさい。


まあ、そりゃそうなのであるが、他方でこんなメチャクチャ発言を放っておけないというところが、レスナーの波及力というところなのだろう。他の人が同じことを言っても、こういう反響は得られない。

*****

Yahoo! Sports によると、先日オープンした UFC Gym はこれまでに4000人が入会。提携先の 24 Hour Fitness と言う会社の社長は、初年度目標は7000人だったので、達成は楽勝だと大喜び。先週土曜のセレモニーにはUFCファイターも参加し、サインに応じたり子供に教えたりしていたが、およそ1万人が来場したとのことで、社長の26年間のフィットネス業界経験でもこんな繁盛は初めてだとのこと。将来はたとえばカナダに「ジョルジュ・サンピエール・UFCジム」を作ったり、ホノルルに「BJペン UFC ジム」を作ると言った展開も考えているそうだ。

こちらにジムの写真がたくさん。

▲▲

ケン・シャムロックとフランク・シャムロックの里親であるボブ・シャムロックが、1月14日、糖尿病の合併症で死亡した。68歳だった。

ボブは30年以上にわたり、フォスターケアから締め出され,行き場を失ったカリフォルニアの若者たちに夢と希望を与えてきた・・・子供に恵まれなかったボブと妻ディー・ディーは1970年ごろから、問題児を里子に迎え始めた。同時に18人もの子供を自分の牧場に住まわせ、養ったこともある。面倒を見た子供は全部で600人に上る。夫妻はのちに離婚している。

ボブは亡くなる前のインタビューで次のように語っていた。「たくさんの子供たちが私のプログラムから育っていった。必ずしもチャンピオンになるものばかりではなかったが、立派な一市民として自分の家族をもつようになっている。自分が子供を持つようになるまで、私の教えをありがたがらない子供もいた。でも後で戻ってきて、ボブ、アンタの言ってたことが解ったよ、と話しに来てくれる。」

ケンが連れてこられたのは1979年のことで、それまでは里親・児童センター・路上などで生活をしていたところを、監察官によって連れてこられた。ケンにとってボブの家はまるで別世界だった。ボブはケンの背中を押して、フットボールやレスリング、ウエイトリフティングなどに取り組ませた。高校ではフットボールとレスリングのスター選手だった。引き取ってから3年後、ケンは正式にボブの養子になった。

フランクはフォスターケアから1987年に連れてこられた。当時フランクはトラブルに巻き込まれ、牢屋に入れられていた。ボブは毎日のように面会に通った。

ヴァーノン・ホワイトも息子同然に育てられた一人だった。

ジェンス・パルヴァーもそうだ。「母親は良かったんだけど、父親には虐待されていた。ボブに引き取ってもらって,自分は始めて父親とはどう言うものかを理解することが出来た」。パルヴァーは一時は、シャムロック姓を名乗りたがっていた。

その頃ジムに来てバッグを打っていた子供がいた、それがニック・ディアズとネイト・ディアズの兄弟だった。

ボブ・シャムロックは90年代に、里子の若いファイターたちのグループを「ライオンズ・デン」と名付けた。今日のMMAチームの原型である。

ケンが成長すると、ボブはライオンズ・デンを選手のマネジメント会社として事業化した。しかし、時が経つにつれ、ビジネス上の問題が生じ始めた。ケンとパンクラスは金銭的な問題で決裂した。SEGが経営していた頃のUFCは、ケンとは契約をしないと明言していた。そこでケンはビジネスを守るためにWWFに出稼ぎに行ったが、その間にチームには亀裂が走り、フランクが退団したときには関係者に後味の悪さを残した。

ガイ・メッツァーによると、一緒に日本に行くなど、弟同然だったフランクの離脱はケンにとって痛手だったという。フランクは裏切り者と見なされ、デンのメンバーはその後の交流を絶った。ティト・オーティスがUFCでメッツァーとジェリー・ボーランダーを連破したあとの、「オーティス vs フランク」戦が「ライオンズ・デンの復讐」と銘打たれたことも奇異な感触を残した。

ボブとフランクとの間には感情的なしこりが残ったが、フランクがオーティスに勝ったとき、ボブはドレッシングルームに行き、「おまえのことを誇りに思う」と短く伝えた。フランクは「サンキュー、ダッド」と一言だけ答えた。おたがいに、見えない壁を破ろうとはしなかったという。

ボブの葬儀に姿を見せた元妻のディーディーは、これからはあなたのことは自分が全部面倒を見ると、ケン・シャムロックが申し出てくれたと述べている。

(以下の出所から構成)
レスリング・オブザーバ1月25日号
Bob Shamrock, who achieved fame as foster parent, mixed martial arts pioneer remembered by family, friends after death (ValleyNews)




スポンサーサイト

トラックバック

[格闘技][UFC][米国]カナダで発病したブロック・レスナーが「カナダの病院はひどかった。オバマの医療保険改革に反対」と言って賛否両論、大反響のまき(OMASUKI)

最初の発言のときから、すごく注目していたのだが、あまり大きくならないだろうとは思っていた。 というのは「そりゃレスナーさん、あんたは金持ちだからさ。アメリカの医療は金持ち以外の人に厳しいんだよ」という反応が返ってきて、それで終わりになると思ったから。 まあ

[格闘技][読書]各団体(中小系)2010年展望。新トーナメント、ビッグマッチ、青木問題・・・(ゴン格)

GONG ( ゴング ) 格闘技 2010年 03月号 [雑誌] 出版社/メーカー: イースト・プレス 発売日: 2010/01/23 メディア: 雑誌 この商品を含むブログ (2件) を見る より。 修斗 5月にJCB大会をやる。リオン武やランバー・ソムデートらによるタイトルマッチ、佐藤ルミナのスペシャ

毎週更新!

Ad

Ad

MMA Update