ジス・イズ・フォー・ハイチ!

TNAのオーサム・コングが、バックステージでプロレスDJのババ・ザ・ラブ・スポンジ(愛の海綿体)に暴行を加えるという事件が発生した。Figure Four Weekly 1月26日号は、事件そのものはシュートであったと報じている。

きっかけは、ババが Twitter で、「ハイチの様子を見た。自国も最悪の時期なのに、どうしてあの国を助けないと行けないんだ?」などと、震災に苦しむハイチをなぜか攻撃したことで、一方のコングはハイチ・リリーフ・ファンドの募金活動に熱心に取り組んでいた。ババによるとコングは、「ジス・イズ・フォー・ハイチ!」と言いながら殴りつけてきたという。

その後ババのラジオ番組にハルク・ホーガンが出演し、事件の話になった。ホーガンは最初、コングのやったことは解雇に値するなどと神妙に語っていたが、やがて「ビンス・ルソーがけしかけたんだ」などとうそぶき始め(ルソーはTNAのチーフライターである)、ババに対して「ルソーにやり返せ」等と言い始めたという。ババは、この事件はアングルに転じるべきじゃない、もしコングと戦わなければならないなら、ケージの中でMMAでやるべきだなどと応じた。

ホーガンは、「この業界に長くいるし、ダニー・スパイビーがアドリアン・アドニスに襲いかかったのも、素っ裸のポール・オーンドーフがベイダーの頭を蹴ったのも見てきたが、今回のコングのパンチは最強だった。アンタのアゴは間違いなく折れたと思った」などと上機嫌。そして,ババとコングが戦うとどうなるかの分析をしたり、ババのことを「女の子にやられた男」などとからかい始めたりもしていたらしい。

コングはTNAに辞意を伝えたがTNAは取り合っていないという。実施中のヨーロッパ遠征にはコングは参加していない。コングはこのラジオショーのやりとりにも怒っていると伝えられている。ホーガンは話の流れでコングのことをビッチと呼んでしまい、今回の襲撃を「生理に関係している」などとも語ってしまったという。

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今月の格闘技雑誌、まだKamiproしか読めてないんだけど(船木とサスケの対談がすごかった)、そのKamiproの喧嘩腰の podcastを聞いたので、おもむろにゴン格を取り出し、くだんの座談会だけ先に読んでみた。

まずはなんにせよ、喧嘩しているのを見ているのは面白い。ドンドンやって欲しい。記者のことががよく見えてくる。

ところで、ゴン格座談会で、司会をしている人(松山さんという編集長)が次のような発言をしている。

雑誌でしか読めないものはなにか。あるいは雑誌でこそ読みたいものってなんなのか。ゴン格に来てものすごく考えましたね。

このネット時代にも、雑誌にはネットに上がってこないものをすくい上げる面白みがあります。一つは歴史物だったり。ネットで発信できないような人たちもいる。そこには宝物のような話が埋まっている場合がいっぱいありますよね。そう言う声なき声を拾うのも雑誌の役割だし、手軽で効果の得やすいゴシップに頼らずに、議論の深まりが出来るような層を雑誌が育ててこなかった弊害もあると思います。


ネットで漏れているコンテンツ、ネットですら触れられることのないコンテンツなんて、一般論としてはどうでもいいんじゃないだろうか。そんなゴミ拾いみたいなことを、僕は読者としては求めない。

個人的には雑誌に望みたいのはプロの情報の料理、エディターシップである。なぜなら、そんなことはブログではまるで手に付かないことだからだ。自分を含め素人ブロガーには時間もないし、そもそもネットはエディターシップの発揮には向いていない。なにせブログなんてシークエンシャルに書くしかないわけだし、グーグルだって探すのはうまいが編集は出来ない。

話を聞いてきたり、何かの事象を説明したり、自説を主張するだけでは、それはエディターシップではなくライターシップにすぎない。そうではなくて、ある事象を他の問題と結びつけ、方向性を与え、構造を解明し、視点を提供してほしい。もっといろんなことを連想させて欲しいし、もっとメタな思考回路がほしい。あらゆる事柄の関係性を見い出し始めれば、コンテンツなんていくらでも思いつくんじゃないかと思う。「一つは歴史物だったり」などと言っているが、二つ目は出てこないのだろうか。

そのエディターシップの結果として、声なき声を拾うことになるのであれば、それはこの編集長の言うように宝物になるだろうが、それを、単にネットに載っていないからと拾って来られても困る。初期の紙プロのように、素人の海女さんへの超ロングインタビューでも、編集次第でしっかりプロレスの雑誌のコンテンツになりうる。

座談会では一つも触れていないし、そりゃあ触れないだろうけれども、要するに記者なり編集者なりの力量の問題ではないのだろうか。

深い議論の出来る読者層を育てる、なんていう発想は,かなりおこがましいというか、聞いていてちょっと引くような話だ。私は読者だが、悪かったですね、深い議論が出来なくて。雑誌が売れないのは読者のせいだ、なんて編集長が言うというのは、僕にはいささか呑気過ぎるように見える。

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2010年DREAMの年間スケジュール発表!!
3・22『DREAM.13』出場の長南亮「殺伐としたリアルな闘いで勝負していきたい」(DREAM公式)

ライトヘビー級トーナメントというのが気になる。誰が出るんだろう・・・?ストライクフォースからはムサシ、ダンヘン、キング・モー、ババルくらい?泉には出て欲しいなあ。

2010年第一回目の記者会見(DREAMイベントプロデューサー 笹原圭一オフィシャルブログ)

命日前日に蘇る世界の巨人!(maikai)

23日、プロ修斗にモノ申す!の 巻(田村彰俊ブログ)
23日、修斗にモノ申す!2 の巻(田村彰俊ブログ)


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