ハーシェル・ウォーカーの勇気のチカラ


ストライクフォース・マイアミ大会で見事なデビューを飾った47歳の新人、ハーシェル・ウォーカーに関して、スコット・コーカーのコメント

ずっと考えていて頭が痛かったんだ。あのハーシェル・ウォーカーがストライクフォースのケージに?ってね。本当のことだとは思えなかった。

ハーシェル、本当にやりたいなら、サンホセに引っ越してきて、9週間は他のことをしないで欲しい、それが契約の条件だ、と話をした。そして彼はそうしてくれた。頼んだことは全部やってくれたんだ。その甲斐はあったと思う。

次の試合の話はまだしていない。そこまで先は見ていないんだ。まず最初の試合をやってみて、そこからはじめよう。でも、次の試合をしない理由なんかあるかな?

みなさんにもしっておいて欲しいのは、ハーシェルはファイトマネー全額を、ダラスの Project Turnaround という、貧困層の若者の生活を改善するためのチャリティに寄付したということだ。


Yahoo Sports の Kevin Iole の分析

ウオーカーはとてもではないがエリート選手にはなれそうには見えなかった。ボビー・ラシュリーといった新顔と対戦できるとも思えなかった・・・スタンドは硬く、グラウンドでは何をどうすればいいのか、さっぱりわかっていないようだった。サブミッションを極めるチャンスは半ダースもあったが、生かすことはできなかった。

そんな理由で彼を批判するのは近視眼的すぎるし、重要な点を見落としている・・・彼はこのスポーツを、対戦相手を、メディアとファンを、最上級のリスペクトでもてなした。AKAでもそのほかのキャンプでも、一緒に練習をするスター選手たちと同じか、それ以上に熱心に練習をしていた。大会の事前プロモーションは、ほとんどウォーカー一色だった。彼は「ハワード・スターン・ショー」にも出演したし、「スポーツセンター」にも出演したし、国中のいろんな新聞にも登場した。ウォーカーがいなければ、どのメディアもこの大会のことを無視しただろう。・・・ウォーカーのおかげでより多くの人がショータイムの中継を見た。そのことは間違いがない。

・・・準備期間は短く、期待度だけは高かったのに、ウォーカーはリラックスしていた。高ぶったところはまるで見えなかった。

「びっくりされるかもしれないが、まるで緊張はしなかった」とウォーカーは語っている。「プレッシャーなど何もない。なぜなら、AKAの人たちから十分な準備を授かったからだ。ジムの選手やみんなが自分の為に準備してくれた。自分がやることは、リングに上がって実践するだけだった」

「私はこの4年ほど、MMAを愛してきた。どうしてもやってみたかった。テレビ放送してくれたスコット・コーカーには感謝したい。家族も見てくれただろう。」

AKAのコーチ・メンデスさん「9週間の練習でチャンピオンのようにたたかうというのは無理だ。でも正直、ここまでの期待はしていなかった。MMAは、たとえすごいアスリートであっても、簡単にできるものではない。でも彼は正しく行った。彼ならハリウッドだろうとどこだろうと、好きなところに行けるのに、彼はサンホセにきた。競技に敬意を払い、すごいアスリートであることを証明した。もし彼が大統領選挙に出るなら、私は投票するだろう。彼のことはそんなふうに思っているんだ」


>ハーシェル・ウォーカーのマジメ男ぶりは、実は試合前からさんざん報じられていたことだったが、当ブログでは一言くらいしか紹介しなかった。もともと煽り記事は何割か割り引いて、できるだけ読みとばすことにしているし、ことにセレブ選手に対する試合前の褒め言葉をそのまま受け取るのは難しい。でもどうやら、「ほんまもん」だったようだ。

日本のファンが彼のことを一生懸命追いかける理由はあまりないし、個人的にはフットボーラーとしての、あるいはセレブとしてのウォーカーのことも全然知らなかったんだけど、9週間練習しただけの47歳の試合としては、確かに惚れ惚れしたし格好良かったと思う。少なくとも、高を括ったような試合ではなかった。それこそ、勇気のチカラをもらえたように思う。残念ながら次戦があるかどうかは本当に未定だということだ。

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Hayder Hassan eyes "Strikeforce: Miami" win while repping MMA's Arab fanbase (MMA Junkie)

ストライクフォース・マイアミ大会の前座に出場したHayder Hassan選手は、両親が70年代にイラクからアメリカに亡命してきたという経歴を持つ。

「サダム・フセインがいる間はイラクに戻ることはできなかった。帰国が許されない国民のリストに載せられてしまったので、国に戻ると殺されるんだ」

「サッカーやテニスのナショナルチームのコーチをしていた従兄弟たちも後を追って亡命してきた。彼らの仕事場はアメリカ兵が駐留している地域だったんだが、アルカイダからアメリカを支援していると見られてしまった。ヘッドコーチは実際に、ヒットマンを送り込まれて殺されたんだ。従兄弟も、次はオマエだといわれた。だから亡命するしかなかった。」

Hayder 選手自身は、高校まではレスリングとフットボールを経験しながら、大学では学業に専念し医学部を卒業したが、卒業後に格闘技への熱意を棄てきれずATTに入門、最初の試合でKO勝ちして、魅力にますますとりつかれたという。

「両親にとっては格闘技は受け入れがたいことなんだ。アラブ人の息子はエンジニアか医者か弁護士になるものだからね。文化的にも、身体は神の道具なので、傷をつけてはならないとされている。でも僕は、神に与えられた運動能力をうまく使えるなら、素晴らしい力を発揮できると思っている。」

「アブダビでは柔術がとても盛んで、MMAもどんどん成長している。アラブの文化で受け入れてもらえるなんて、このスポーツも遠くまで来たものだと思うよ。アラブ人としては、自分の国で声援を受けながら戦ってみたい。国民を代表できるなんて、それほど光栄なことはないよ」

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ジョー・ウォーレンがグレコローマン・レスリング活動を再開中だと MMA Fighting Stances が伝えている。しかし茨の道となっているようで、先ごろ行われた大会では中国の選手と日本のマツモトリュウタロウという選手に敗退したそうだ。

ウォーレンは2012年五輪出場を目標に、アマレスとMMAを並行してやっていくことにしているそうだ。

Five Ounces は、ジョー・ウォーレンがベラトールと長期契約したと報じた。4月にスタートのフェザー級トーナメントに出場するとのこと。ホーンバックルもそうだが、トーナメントで勝てば勝つほど、日本にはしばらく来れないことになる。

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米HDNetが月一回、King of the Cage の大会中継を行うこととなった。第一回は2月12日の「KOTC:Vengence」大会で、「エイブル・カラム vs ジョー・コカ」「トラビス・ビュー vs マイク・カイル」といった試合が行われる。試合映像求めてネットをさまよう派には、ソースが増えるのは、まあ、いいことだ。沖縄大会はタッチの差で間に合わなかったということになるだろうか。

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猪木、マクマホンが殿堂入りにコメント:「元気があれば殿堂入り出来る!!」(WWE公式)
馬場の命日の翌日に、猪木がマクマホンに表彰されるなんて・・・プロレスの神様が、久しぶりに「プロレス」と書かれた糸をつまんだみたいな気がする。

最高視聴率とれるのにナゼ…TBS亀田戦手放す!?裏事情(ZAKZAK)
総合格闘技ニュースブログ NHBnews PRO経由で。パチンコ屋以外のスポンサーが付かないからだそうだ。そんなことを言い出したら、ズバリ言ってDREAM中継でのパチンコ屋CM集中投下はもっとひどい状況なわけで。

元Tバック中学生が襲われそうに!? マーシーらがドヤ街で炊き出し会を実施!(日刊サイゾー)
グレート・サスケ活躍

よくわかってないんだけど、貴乃花当選って、やっぱり何人かが知らん顔して「貴乃花」と書いて投票したっていうことだよね・・・?もしそうなら、相撲協会をちょっと見直したかも・・・


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