反逆者ヒョードル

3・31Ultimate Fight Night(UFN)五味隆典UFCデビュー戦がテレビ東京ゴールデン放送決定!(Miruhon.Net)

カクトウログさん経由で。本当であれば朗報。ただし今回のようなやり方はそうそう何度も使える方法でもないだろうし、カクトウログさんも書いているように、中長期的になにか考えがあるのかどうかが気になるところだ。

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エミリャーエンコ・ヒョードルのインタビューがウクライナのサイトに掲載された。MMA Underground Forums に勝手英訳が掲載されたので、勝手和訳(抄訳)をここに掲載する。いつもの木を鼻でくくったような内容よりも、母国だけに踏み込んで発言しているように思う。反逆者としての一面を始めてみたような気がする。

Quote Start;
Q あなたの弱点はなんですか

A それは言わない。修正しているところだ。

Q 対戦相手はきっと熱心に研究しているでしょう・・・

A そうだろうね。自分にも明らかに弱点はある。でも言わないよ(笑)

Q では強みについてはどうですか

A 全方向・全局面のトレーニングをしている。例え話で説明しよう。ミルコ・クロコップは左ハイで勝ち続けた。でも彼がその強みだけに頼り始めたとき、彼は負けたんだ。どの選手にもお気に入りの技術があるものだが、それだけにフォーカスするのではなくて、つねに変わっていかなければならない。それが試合中の予測不可能さを生み出すんだ。打撃にこだわる選手、グラウンドにこだわる選手はみな、完成度に欠けている。何らかの要素を欠いているんだ。

チャック・リデルはいつも打撃にフォーカスしてる。レスリングもできるんだが、グラウンドはいつでも避けてる。ランディ・クートゥアはサブミッションを持っていないし、打撃も最高とは言えない。

Q あなたは海外でとても有名ですが、国内では、旧ソ連のスポーツ界の外ではスターとは言えません。たとえばヘビー級のボクサーならかなり有名なのに、なぜでしょうか。

A MMAはまだ歴史が浅い。国内では海外のような勢いをまだ持っていない。海外ではもう10年以上もつづくチャンピオンシップがあるが、国内ではコンバット・サンボなどいくつかのアマチュアスポーツがあるだけだ。プロとして戦っている選手もいない。UFCを視聴して楽しんでいる人もたくさん知っているけど、国内にはMMAのオーガナイザーもサポーターも存在しない。国内ではテレビ放送をするにも沢山のお金がいるだろう。興味のある視聴者は沢山いるのに、ロシアのテレビ局の経営者は興味を持っていないようだ。

Q 最近では「ロシアン・スタイル」「スラブ・スタイル」と呼ばれる格闘術を練習することへの関心が高まっています。

A ロシアの真の格闘技はサンボだと思っている。ロシアン・スタイル云々のことは私は真剣には受け取っていない。しっかりした道場や技術を見たことがないし、アマチュアにとどまっているからだ。

Q なぜサンボを離れてM-1に行ったのですか

A かつてはサンボと柔道をやっていたが、判定に不満があった。客観性のなさにうんざりしていたんだ。それに、スターリー・オスコルでアマチュアスポーツをやっていても収入がない。柔道とサンボのロシア代表チームから離れて、新しいスポーツにゼロから転身するのは厳しい選択だったよ。うまくいって良かったと思う。

Q プロの判定の方がベターですか

A アマチュアとは違うよ。観客も見ているしね。問題がないとは言わないが、全然ましだ。関節が決まれば、それがなんであれ、相手がギブアップといえば判定が入る余地はないし、KOすれば勝者の手をあげるしかないだろう。

Q それでもなお、一部のファンの中には、すべては出来レースだと噂する向きもあります。プロモーターが何ラウンドで寝ろといったとか・・・

A これまでそのような事例に出会ったことは一度もない。ほとんどの試合がすぐに終わってしまうというのに、どうすれば出来レースが組めるというんだい?KOをフェイクすることなんかできないよ。まあ、すごく頑張ればできるかもしれないけど、観衆がすべての動きを見ていて、なんでも議論したり批判したりする。彼らを騙すことはできないよ。

Q 伝統的なスポーツの状況はどうしてこんなに良くないのでしょう

A それは、各スポーツの上の方の人が、そのスポーツのファンじゃないからだよ。むしろ自分の利益のために関わっているんだ。だから、他の街の強い選手よりも、自分のお気に入りの選手を押し出そうとするんだ。審判も独立性の高い人より、子分のような人を入れる。取り組みもひいきの選手が勝ち抜けやすく組む。ナショナル・スポーツの利益より自分の利益を優先させているんだよ。わかるかい。

Q それならどうして、選手はMMAに移っていかないんでしょう

A それは、自分の時と同様に、厳しい選択だからだろう。自分の場合には選択肢はなかったんだ。あらゆるロシアの大会で自分はいつも3位だった。1位の選手は世界の舞台に行くし、2位の選手はヨーロッパの舞台に行くが、自分はいつも3位。もうくたくただった。審判には良心があるのかと問い詰め続けたし、試合場では審判に「何を見てるんだよ!」と怒号がやまなかった。どうしようもなかったんだよ。自分の実績も何も、すべてを捨てて立ち去るのはとても厳しいことだった。

Q ロシアの伝統的なスポーツ界との接触はありますか

A いまは重要なポジションやらを打診されているが、断っている。その仕事には可能性が見えない。私は、スポーツを本当に愛している人達と話をしたいんだ。そんな人達から、ヒョードルの名前を貸してください、このスポーツの地位を上げるためにチェンジしていきましょうといわれれば、喜んで手伝う。

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プラハで行われた It's Showtime 大会で、戦極ファイター「コリアン・ゾンビ」ジョン・チャンソンがPajonsukという選手を見事なスピニング・バックフィストでKOしたが、It's Showtime ルールではバックフィストが禁止技であったため、あわれゾンビには反則負けの記録がついてしまったそうだ。こちらに試合映像。なんでこの技を禁止にしないといけないのかはさっぱりわからない。なおこの大会のメインイベントではバダ・ハリがムラッド・ボウジディという選手にKO勝ちした模様。


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