アンデウソン・シウバ問題の余震【憔悴のダナ・ホワイト】

(今日の記事は、情報源のアドレスのメモが散逸してしまい、一部の情報がどこから引いたのかがわからなくなりました。もちろんすべて、米MMA情報サイトからの引用です。ご容赦ください。わかるところはリンクを張っています。)

アンデウソン・シウバの試合ぶりについて、大会後記者会見で開口一番、ダナ・ホワイト

(開口一番)みっともないメインイベントについての質問にも答える。今回は歴史的な大会だった。アリーナはすばらしかったし、エネルギーに満ちていた。なのにあんな風に試合を終えるなんて、自分やUFC、フェルティータ、そしてアラブ首長国連邦に対する背信だよ

10年やってきてこんなに恥をかいたのは初めてだ。選手のマネージャにベルトを預けて、メインイベントの最中に客席を後にした。こんなことは初めてだ。

1ラウンドの最初の1分から気に入らなかった。自分ほどシウバのことを自分ほどサポートしてきた男はいない。ずっと、シウバが世界でP4Pだと言い続けてきた。つまらない試合の後でもそうしてきた。いまでも応援したいとは思っているが、こんなに才能があるんだから、マイク・タイソンになれ。試合をフィニッシュしろ。

とにかく謝罪する。そして、どうしたらいいか、今はわからないが、今夜こんな糞を買わされたファンには必ず埋め合わせをする。

「シウバの試合を買うのはやめよう、たった2分で終わってしまったらしいから」って言われる方が、「5ラウンドずっと間抜けな格好で走り回っていたよ」と言われるよりうんとましだ。

いまはすごく怒っているが、ヤツが業界屈指の実力者であることも事実だ。これからヤツをどう扱うか、正直言って自分にもわからない。とにかく打ちのめされたし、悲しいし、うんざりだ。胃が痛い。

「GSP vs シウバ」も今となってはみたいと思わない。シウバは史上初の、前座試合で戦うチャンピオンになるかもしれない。今夜の試合を見たら、アンデウソンの試合をどうやって売れと言うんだ?俺だってもう見たくないのに。



シウバの試合後オクタゴン上でのインタビュー

ダミアンの打撃には驚いた。みんなには謝りたい。きょうはどうしてしまったのか、自分でも解らない。謙虚さに欠けていた。試合勘も戻っていなかったし、そのほかにもいろんな事情があった。すみません。次回はこんな試合はしないと約束します。



大会後記者会見 アンデウソン・シウバ

残念なことではあるが、すべての試合が皆さんのお好みにあうとは限らない。デミアンは一選手としての私は馬鹿にした。許せないことだった。デミアンがどんな流派で学んできたのか知らないが、モラル面で踏みにじられたということを教えてやったんだ。自分だって黒帯だ。僕はあんな風に、相手のことを馬鹿にしたことはない。



会見後の囲み取材、ダナ・ホワイト

会見前よりますます気分が悪くなった。シウバのくだらない説明をこれ以上聞くに堪えなくて、会見を切り上げたんだ。やつにGSP戦の値打ちはない。



アンデウソンのツイッターより

誰かに謝らないといけない、とは思っていない。いい試合も悪い試合もあるさ。

自分のミッションは完了したと感じている。試合を支配したからね。

チャンスがあるならフィニッシュするけど、僕の目標はポイントを稼ぐことなんだ。



次期コンテンダーの一人、選挙運動中のチェール・ソネンは、機に乗じてベビーフェイス化。すばらしい!

(シウバの道化パフォーマンスをみて)そんなには驚かないし、スポーツマンシップにもとるとも思わないなあ。こうしたパフォーマンスの理由がわからない限りね。もしかすると、相手を怒らせるためにやってるのかもしれないし。フォレスト・グリフィン戦では功を奏していただろ。お笑いでやってるならアホだけど、そうじゃないなら、断罪もできないわなあ。

僕は元々シウバに照準を絞ってる。やつは2010年中に、チェール・ソネンがぶっつぶす。そういうストーリーなんだよ。

世の中には、ぶっつぶされなければならない男がいる。シウバはその一人だ。やつをぶちのめすのは、僕にとっては社会に対する道義的な責任なんだよ。

なんにせよ、シウバは最低の男。リング上で優美に握手をして見せようが見せまいが関係ないし、そんなことは誰も気にしちゃあいない。スポーツマンシップなんて必要ない。これは戦いなんだよ。何をやってもいいんだ。




ダナ・ホワイトと違ってGSPはシウバ戦に意欲

自分が階級を上げてもいいが、そうすると再減量してウエルターに戻ってくるのが難しくなってしまう。不可能ではないが、みなでよく相談して考えないといけない。

(シウバのマネージャが、シウバの方がウエルターに落とす意向があると語っている、と伝えられて)

それならおそらく問題ない。シウバは数年前に日本で168で試合をしてるだろう。これはUFC史上最大の試合になるよ。実に興味深い。



アンデウソンの心理状態を分析する記事も続々アップ中。

Michael Rome - BloodyElbow

シウバがこんな試合をした後には、毎度同じような議論が噴出する。これは何かのメッセージなのだろうか?なぜ試合をフィニッシュしようとしないのだろうか。もっとお金が欲しいのだろうか。退屈しているのであろうか?

でもポイントはこうだ。だからなんなのだ。

この偉大な選手が試合のたびに切れてみせる理由を探るのは時間の無駄である。なにを考えても、彼の応援になってしまう。シウバは表向きの顔を注意深く作り上げていて、誰も本心を探る洞察力など持ち合わせていない。この男については、けがの状態にしてもファイトマネーについても、いつも正反対の情報が飛び交う。シウバが英語を話さないため、得られる情報といえば、翻訳された短くて単純なコメントばかりだ。

要するに、「どうして」なのかは私には関係がない。なぜシウバがあんな風に戦うのか、それはどうでもいい。ただ、あんなものは二度と見たくないだけだ。前回こんな試合をした後、UFCは彼に「フォレスト・グリフィン戦」という褒美を与えた。PPVボーナスをあげないよう、無料放送大会で試合をさせるべきだとの議論がある。それもいいが、それでシウバがまたもや反抗的な試合をしたら、結局はファンに罰を与えることになってしまう。



DW - Headkick Legend

あらっぽく言ってしまえば、アンデウソン・シウバは人生に退屈している。マイアはまったく脅威ではないことはわかりきっていたのだろう。もしあなたが非常に優秀な生徒なのに、みんながそうしてほしいからという理由で、3年間、同じ学年にとどまらなければならないとしたら、どれほどのフラストレーションを感じるだろうか。

GSPなら、自分の階級をすっかり平らげてしまっていても、パリッとしたスーツ姿で現れては、ぱっとしない対戦相手をすごい選手だと持ち上げたりするだろう。つまり、一般的にはまちがいなくGSPの方が成功するタイプの人である。ファンは熱心な練習と謙虚さを尊ぶので、シウバのような才能には混乱するしイライラする。アンデウソンはこの試合に向けて、本気で練習しただろうか。簡単にトップ選手を圧倒してしまい、ミドル級の地平線には何滴は一人も見あたらない・・・言いたいことは、我々は一歩下がって眺めるべきなのだ。この才能あふれる男が、キャリアをうまく扱えず、業界にもなじめず、それでも圧倒的な強さを見せているところを。

アンデウソン・シウバはけっしてあなたの期待に応えないし、自分の本心を明かそうとはしない。探ろうとしない方がいい。



●ブルース・バッファーが読み上げなかった「シウバ vs マイア」の判定スコアは、50-45、50-45、49-46であった。

●ダナ・ホワイト、フランキー・エドガーには高評価

この子のことはみんながあきらめていたし、チャンスをあげようという人は誰もいなかった。みんなが、彼には無理だといっていた。でも彼は自分を信じ、すばらしいコンディションで厳しい試合を戦った。こんな話はちゃんと愛でてやろう。よくやったといってやってくれ。



●なにせ、大会後記者会見でのダナ・ホワイトは、怒りを通り越して憔悴しきっていた。少しからだが震えていたし、胃が痛いとか頭が痛いと言っていて、パニック症候群のような症状を呈しており、みていて心配になった。なぜかそんな時間帯に、さかんにTwitterにも投稿し、ファンにFワード連発で毒づいていた。かなり下品に言いたい放題なので、後に問題になるかもしれない。それほどアブダビを感動で揺らしたかったのだろう。

●パンチの数などをひたすら数える FightMetric によるデータでは、ややペン優位の結果に。
ペン vs エドガー戦
シウバ vs マイア戦

●アブダビ大会は初の屋外大会だったが、幸いにして、雨や風の悪影響はまったくなかったそうだ


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6月のUFC115のメインイベントが「チャック・リデル vs リッチ・フランクリン」であることが公式発表された。TUF12でコーチを務めたオーティスは結局、出場しないこととなった。オーティスは大丈夫とか、クートゥアが出るとか、いろんな陽動作戦が発動されていたが、当初報道通りのマッチメイクと相成った。リデル・フランクリンでは日本のファンにはピンと来ないが、UFC115ではこのほか、「ミルコ・クロコップ vs パット・バリー」の「元K-1」対決が実現する。

TV特番「君は木村政彦を知っているか」感動の映像。(増田俊也の憂鬱なジャンクテクスト)

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