【UFC82】アンデウソンは神の領域

●UFC82 3月1日 オハイオ州コロンバス Nationwide Arena
Anderson Silva def. Dan Henderson by Submission (Rear Naked Choke) at 4:52, R2

アンデウソン・シウバ、強いです。手数が多くはないんだけど、正確無比な打撃でダンヘンを崩し、グラウンドではあっと言う間にバックを取ってボディシザースを決め、相手の身体を伸ばしておいて、しっかりとスリーパーでタップを奪いました。あと8秒で2R終了だったそうですが、ああなると8秒は持ちません。

アンデウソンの攻めは残忍にすら見えないですね。ああ、この技はこうやってかけるんだ、ということが教科書のようによく見えて美しい。それをダンヘン相手に本番でやってのけるという凄さ。ていうか、ダンヘンがこんな風に負けるなんて、ちょっと考えられない。レベルの違う強さです。控え室で見ていた選手たちも口々に、アンデウソンはヤバイ、やりたくないと言っていたと、デーブ・メルツァーがレポートしていました。

アンデウソンの試合は誰が見ても脱帽。問題は、誰もが見るかどうか。MMA Payout にアンデウソンのPPV獲得数が載ってました。

10/26/06 - UFC 64 - Silva v. Franklin - 300,000
2/3/07 - UFC 67 - Silva v. Lutter - 400,000
7/7/07 - UFC 73 - Silva v. Marquardt -425,000 (also featured Ortiz v. Evans)
10/20/07 - UFC 77 - Silva v. Franklin II - 325,000



先日のレズナーでも50万件を突破していましたし、最大で100万件を超えるというUFCのPPV成績としてはお寒い部類。

岡見が次の挑戦者になるのが順当だと見られているそうです。岡見はこの日、エバン・タナーに、ムエタイ・クリンチからヒザの一撃でスカ勝ち。掟破りのアンデウソンの得意技を披露。岡見はアンデウソンに土を付けた実績もあるし、最近の戦績もまことに立派、チャレンジャーになるなら応援はしたいですが、今のアンデウソンは岡見ならずとも別世界の人かも。しかもPPVビジネス的には地味さは否めず、さらに二人とも英語を話さないときたもんだ。

アンデウソン自身はこの記事の中で、ミドル級にはもう相手がいないので、ボクシングの王者と対戦したいと述べています。大会後会見でダナ・ホワイトは、アンデウソンが階級を上げてランページと対戦することや、BJペンが階級を上げて挑戦するといったアイデアを特に否定せず、他のアイデアもあると語っていたそうです。またホワイトは岡見について、「LYOTOに似てきた」と、褒めているのかけなしているのか、微妙なコメントも残しています。岡見選手、シャチョーさんがご不満のようです。注意して!なお岡見は右手に怪我をしました。

この日のUFC82の「ファイト・オブ・ザ・ナイト」は、このアンデウソンの試合、「ベスト・サブミッション」とあわせて12万ドルのボーナスだったそうです。

-Heath Herring def. Cheick Kongo by Split Decision, R3
-Chris Leben def. Alessio Sakara by TKO (Strikes) at 3:16, R1
-Yushin Okami def. Evan Tanner by KO (Knee) at 3:00, R2
-Jon Fitch def. Chris Wilson by Unanimous Decision, R3
-Andrei Arlovski def. Jake O'Brien by TKO (Strikes) at 4:17, R2
-Luigi Fioravanti def. Luke Cummo by Unanimous Decision, R3
-Josh Koscheck def. Dustin Hazelett by TKO (Strikes) at 1:24, R2
-Diego Sanchez def. David Bielkheden by Submission (Punches from Mount) at 4:43, R1
-Jorge Gurgel def. John Halverson by Unanimous Decision, R3


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Coleman to Fight Lesnar in August (Sherdog)

今日のUFC大会ではマーク・コールマンの殿堂入りが発表されましたが、あわせて発表されたことには、コールマンはUFCと4試合契約を結び、最初の試合は8月、ブロック・レスナーと対戦することになるそうです。これは驚き。ミネアポリスといえばレスナーの地元ですね。レスナーにとっては有り難い話?

他団体流出阻止目的もあるんでしょうか。コールマンを狙っているのはハッスルくらいかとも思われますが・・・

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NASTULA BACK TO JAPAN? (The Fight Network)

柔道金メダリストのパウエル・ナツラが、地元ポーランドのテレビ番組のインタビューに答えて、まもなくUFCとの契約を切られるので、日本の新しい団体の一つに参加することになるだろうと語ったそうです。

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M-1 Challenge(m1mixfight.com)

「M-1チャレンジ」第一回は既報の通り3月2日オランダで開催。第二回は4月4日にロシアのサントペテルブルグで開催予定で、ロシアチーム、日本チーム、複数のヨーロッパチームが対抗戦を実施。スーパーファイトとして、アレクサンダー・エミリャーエンコ、ローマン・ゼンツォフ、アマール・スロエフの参戦も決定しているそうです。

「M-1チャレンジ」はヨーロッパで4回、ロシアで4回、日本と北米を会わせて4回、計12大会を開催予定となっています。大会の撮影は、日本とアメリカのスタッフが行うこととなっているそうです。

来月、ロシアで戦うニッポンチームはどんな顔ぶれになるんでしょうかね。「勝てばM-1 Globalとの契約が与えられる」っていう景品はなんとも微妙。


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