アリスター、「リング vs ケージ」論争を鼻で笑う


ああ、これは寂しい。最近は姿を見せていなかったが、ハッピーリタイアメントを満喫できていたのだろうか。
ご冥福をお祈りします。

訃報(プロレスリングノア公式)

【訃報】ラッシャー木村さんが逝去(新日本プロレス公式)

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UFCが来る火曜日にカナダ・オンタリオ州のトロントで「大きな発表」を行うと予告している。カナダ紙の報道によれば、どうやらUFCカナダオフィスの開設がその内容となる模様で、カナダ法人の社長は元WWEカナダ社長のカール・デマルコ氏が就任する見込み。

オンタリオ州では現在MMAが禁じられており、UFCでは盛んにロビー活動を行っているが、いまのところ同州でのMMA解禁が発表されると言うことはなさそう

ダナ・ホワイトはカナダを「MMAのメッカ」と持ち上げているが、実際トロントはPPV購入数の多さでは北米有数であり、また北米での観客動員数記録もカナダで樹立されている(2009年のUFC97、21.451人)。ジョルジュ・サンピエールとジョシュ・コスチェックをコーチ役をつとめる、次期シーズンのジ・アルティメット・ファイターについても、カナダで撮影されるのではないかとの憶測が飛んでいる。

こちらの記事では、元WWEのシェーン・マクマホンが、UFCトロント支社とニューヨーク支社を提案しているとの噂が報じられている。なお、新社長と目されるデマルコ氏は、噂を否定している

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アリスター・オーフレイム def ブレット・ロジャーズ
(2010年5月15日 Strikeforce: Heavy Artillery)
 
 ヒョードルに負けたばかりのブレット・ロジャーズの挑戦を受けるという、アリスターにとっては意義を見いだしにくい舞台設定ではあったが、まるで藤田やジェームス・トンプソンと戦うときと同じように、委細かまわずブレットをあっという間に押しつぶしての圧勝だった。

 「ヒョードル vs ロジャーズ」戦では、ヒョードルはブレットのパウンドを浴び、流血させられ、結局仕留めるまでに2Rを要したわけで、ブレットを尺度にすれば、アリスターの方がヒョードルより強く見えたことになる。

 圧巻はフィニッシュにつながるテイクダウンを取ったときの投げ技で、ブレットの腰のあたりに手を添えたアリスターが、ひょいっとひねりを加えると、哀れブレットはあえなくハラハラと宙を舞ったのであった。プロレスでも見たことがないような、理にかなわぬ技で(あえていえばドラゴンスクリュー的か)、これは何に似ているかをあれこれ思案したところ、塩田剛三が指一本で大勢の弟子を投げ飛ばす謎のビデオに最も近いと思われた。(かなり大袈裟に書いてますけどね)

 テイクダウンを取った後も、ヒジは繰り出すわ、ケージに押しつけてタコ殴りにするわで、ちまたのデリケートな「リング vs ケージ」論争などどこ吹く風、まるでデビュー当時からケージで戦い続けている人のように見えた。思えばこの男、ふだんからK-1とMMAの境界を自由に闊歩して、バダハリをKOしたりするのだから、細かな違いにはおよそ無頓着なのだろう。

 アメリカのサイトでは、アリスターが「馬の肉を食って体を大きくした」というくだりが話題騒然となっていたりもする。馬肉くらい食ってもいいんじゃないかと思うが、アメリカ人にとってはこれが案外クレイジーファッキンなことらしい。

 アリスターにとっては2年強ぶりのアメリカでの試合。途中、夜の街での喧嘩をきっかけとした怪我もあったにせよ、日本ではコンスタントに試合をしていたわけで、僕などもどうしてそこまでK-1を優先してくれるのかといぶかっていたが、たぶん理由は単純にマネーなのであって、となると、ストライクフォースに行ってしまったと言うことは、今年あたりからあちらのマネーの方がよくなったんだろうなと邪推してしまったり。


 シャードッグの報道によると、ストライクフォースが独自に実施した大会前のドラッグテストで、アリスターの尿からステロイド等の薬物はは検出されなかったという。ミズーリ州アスレティックコミッションも大会後にテストを実施しているが、一部の選手だけを対象にしたもので、結果の公表予定もないことから、ストライクフォースが独自に検査を実施し結果を公表したのだそうだ。かつて前田日明は、オランダでは土壌にステロイドが混入しているから肉や野菜を食っただけで選手がでかくなる、と語っていたので、僕もアリスターからは何か出る、と思っていたのだが、どうやらそれも大袈裟な話だったようだ。


そのほかの試合。ジャカレイは勝利を収めたが、寝かせても寝かせてもビラセニョールに立たれてしまう展開で、底を見せた感じ。巨人症を治療したアントニオ・シウバは見るたびに体が小さくなっていて、もはやアルロフスキーの方が大きく見えたくらいであるが、その分スピードがアップしていて安定した闘いを見せてくれている。これだけ体が変化しても勝ち続けているというのは、かなりの努力のたまものなのではないか。負けたアルロフスキー、次戦はブレット・ロジャーズとのリマッチが有力とのことだが、メンタル面で弱っているとの報道もあり案ぜられる。

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