唖然、皇帝崩御・・・・

06/26/10 Strikeforce and M-1 Global: Fedor vs. Werdum
venue: HP Pavillion, San Jose, CA

ファブリシオ・ヴェウドゥム def エミリャーエンコ・ヒョードル (1R三角締め)

ファーストコンタクトでの打撃の応酬でヒョードルのジャブがヴェウドゥムのアゴを捉えたように見えた。ヴェウドゥム、舞うように尻餅をつく。おお、またしても秒殺か!ヒョードルがパウンド追撃を試みるとヴェウドゥムが腕をキャッチしてトライアングル!ヒョードルがもがくほどにロックがタイトになっていき、とうとうこれまでに見たこともないシーン、ヒョードルが1回軽くタップしたのであった。永年築き上げてきた幻想が、これほどまでに簡単に崩れてしまうものなのか・・・無情である。終わってみればヴェウドゥムの尻餅がフェイクだったように思えてならない・・・

試合前には引退も口にし始めていたヒョードル、これで政界にでも行ってしまうのか、それとも、まだまだもう一丁と思うのか、それはわからないが、巨大な幻想が崩壊したことは事実である。ヒョードル一本で商売していたM-1も、これで大きな転機を迎えることだろう。ヒョードルはストライクフォースであと1試合の契約を残しているというが、負けた以上、王者アリスターへの挑戦は難しいだろうし、次戦に誰と闘えばいいのか、ストーリーも迷走しそうだ。


クリス・サイボーグ def ジャン・フィニー (女子王座戦、2R TKO)

開始直後、いきなり突っ込む両者、先に一発当てたのはフィニー。これで闘魂に火がついたか、サイボーグのみたこともないような大虐殺劇が始まる。文字通りのボコボコである。これって女子格史上最大の戦争ではないか。1Rだけでも4回くらいは「もう止めてくれ~、これではフィニーが死んでしまう!」と目をおおいたくなる。ところがフィニーがいちいち復活しては,サイボーグの正面に立って、またしても打ち合おうとするのだ!ものすごいハートである。女ゾンビだ。フィニーは1Rのサバイバルに成功。ジナ・カラーノは1Rもたなかったですからね(赤野はもっともったけど)。ネットの小さな画面だからよく見えないんだけど、フィニーの顔にはカットもないし、意外にヒットしていなかったのかもしれない。

2Rも同様の虐殺劇。最後はフィニーのボディにサイボーグのヒザが突き刺さり、これにはフィニーも耐えかねるように轟沈。この試合、レフリーも女性だったのだが、男のレフリーならとっくに止めている試合なんじゃないかと思った。正直、かなり残酷に見えた。でも、フィニーは最後までちゃんと立って、攻撃も防御もしていたのだから、男目線での感覚的な「可哀想」さを排除した、正しいレフリングだったんだろうと思う。それにしてもサイボーグ、あまりに危険すぎる・・・

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試合前の宣伝活動を始動しているブロック・レスナー放言。

(ストライクフォース入りか・・・?と一部で報じられていたバティスタについて
整列、整列。どいつもこいつも、飼い犬までもが格闘技をやりたがる。
ヘビー級選手権の話をしてるんだ。夢見る夢子ちゃんの話じゃないんだ。

ヒョードルについて
え、ヤツは試合をするのか?

引退するのか。そりゃよかったな。ヤツは偉大なチャンピオンだった。不世出の王者だ。ヤツの小さな世界ではな。おめでとうさん。

(ヒョードルに勝てますか)当たり前だ。誰であろうと倒してやる。



一方のシェーン・カーウィンは、試合前のプロモーション活動に精彩を欠いている。無愛想といった方がいいくらいであるが、Fight Opinion は、レスナーに与えられるPPVボーナスが、どうやらカーウィンには与えられないようだと報じている。たしかに無口なカーウィンが、自分のファイトマネーは4万で、勝利ボーナスが4万だと、何故か明かしたりしている。これだと、盛り上げてやろうと思うより、プロモーションにかけるエネルギーを最小にして試合に集中しようと思うだろう。

秋山は新しい対戦相手がレーベンでは役不足だと、UFCに申し入れをしていたらしい。DREAM時代にも、こだわりの対戦相手選びで谷川氏を翻弄していたとも報じられた秋山が、ダナ・ホワイトをも翻弄するところは大いに期待していたわけだが、結局今回は、さすがに大舞台まで日もないということなのか、レーベン戦を受諾したようだ(本人のブログより)。

カーウィンはミアを倒して実力でコンテンダーの座を獲得した男である。そんなカーウィンにPPVボーナスをあげないというのはとても気の毒に思うけれども、たしかにカーウィンのおかげでPPVが売れるわけでもないかな、とも思う。レーベンにしても、たしかに日本や韓国ではノーネームだが、アメリカに限ればヴァンダレイと遜色のない知名度を誇っている選手だ(レーベンについてはどちらかといえば知名度面より、実力ランキング的に物足りないようにも思うが・・・)。このあたり、選手のブランド名と実力と、マーケットによる人気差と、いろんなことが交錯していて、マッチメークの難しさを浮き彫りにしていると思う。

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KJヌーンの次戦は8月21日ストライクフォース:ヒューストン大会で、対戦相手はジョージ・グージェルとなる見込み

そのヌーン、Sherdog のインタビューに答えて、

ニック・ディアズ戦は視野に入れている。ヤツも、ストライクフォースも、組みたいカードだろう・・・ディアズという男、素晴らしい選手ではある。それはヤツを見てきて、ずっと思ってる。ただアホなんだ。性格が気にくわない。人としてはマザーXXなんだ。

(ナッシュビル大会での暴動について)またああいうことが起きても驚かないよ。アンタは驚くかい?選手としてはすばらしい。長い間、僕のトレーニング・パートナーだった桜井をも倒してしまった・・・ただただ、残念な男だと思うだけなんだ。お恥ずかしい人間なんだよ。スターになってみんなに好かれることもできるだろうにね。僕はけなしているんじゃないよ。それが真実なんだ。



その「残念な男」ニック・ディアズは、4月のナッシュビルでの暴動でテネシー州コミッションから90日の出場停止と罰金5000ドルを食らっているが、最近になってようやく必要書類を提出した模様だと、レスリング・オブザーバが報じている。「90日間」とは書類提出日から勘定すると言うことなので、ディアズは9月末ごろまで、アメリカで試合をすることが出来ない。これはまことに残念な話である。もっともディアズに書類仕事をやれと言うのも無茶な話で、マネジメントにもっとしっかりしてほしいところだが・・・

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Sports Illustrated のJosh Gross記者が「ストライクフォースの実際の運営はショータイムがやっているとダナ・ホワイトが話していますが」とスコット・コーカーに尋ねる(コーカーはこれを「何かのプロパガンダなんだろう」と否定。何のプロパガンダなのだ?)というラジオショーをネットに掲載したところ、ショータイムから強い調子で抗議の電話があったと言うことだ。マスメディアがわざわざネットメディアに電話抗議しているのである。誰しも、ははーんと思うだろう。この件Fight Opinionが重箱の隅をつつくように報じている。

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内舘さんのアタックをかわすためだったりしてね。

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