敗者のスタート・オーバー【ジャーディン、ジャン・フィニー】

DREAM15で「アリスター・オーフレイム vs リコ・ロドリゲス」が決定した模様だと MMA Junkie が報じている。昨日には、「ゲガール・ムサシ vs ジェイク・オブライエン」が決定した模様だと、各サイトが報じていた。

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クリスチャン・サイボーグにとてつもなく大虐殺されてしまい、危なすぎるだろとレフリーが非難される事態となっているジャン・フィニー、MMA Junkie のインタビューに答えて。

レフリーがもっと早く止めるべきだった?セコンドがタオルを投げるべきだった?何を言ってるの?勘弁してよ。私が決めること。他人の問題じゃないわ。

なんだかすべてが自動操縦みたいに進んだわ。殴られたら殴り返したい、というのは私の性格なのかしら。ゲームプラン云々じゃなくて、本能的な試合だった。

「一発もらうまでは誰しもプランを持っている」っていうでしょ。それよ、それ。



ジャン・フィニー本人の Facebook より

私の中の何かが、「サイボーグとまた闘いたい」と言っている。時には弱い者が強い者を倒せる。遅い者が早い者を倒せる。サイボーグは最高。でもまたやりたい!再戦は勝ち取らないと行けないことはわかってるから、当面やることはそれね。



フィニーはカリフォルニア州アスレティック・コミッションから、なんと180日間の出場停止を食らっている。眼窩骨折と顔面裂傷。ちょっと休んで欲しい。

なおサイボーグの次戦は今度こそエリン・トーヒルだとスコット・コーカーが語っている。ほんとかな。

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ヒョードル大会のテレビ視聴者数が55万人であったことがショウタイムから発表された。前回5月大会から56%の増加。瞬間最高はメインイベントで視聴率2.1%、視聴者数70万人。ショウタイムのストライクフォース中継としては第3位の成績。

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ダナ・ホワイトのTwitterより。誰かからのメッセージに答えて。

あんたはヒョードル敗戦をホントに深刻に受け取っているな!イージーファイトで勝たせてみたって、もう何も起こらないぞ。終わったんだ、先に進め。自分はとっくにそうしてる。



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BloodyElbowが、ヒョードル敗戦によせての論評集をまとめている。

デイブ・メルツァー記者

このアップセットは、ヘビー級の短期・中期・長期の未来を変えてしまった。ヒョードルはストライクフォースで一試合の契約を残しているという。次の契約交渉に際しては、わずか1敗でヒョードルの値段が大きく下がることはないだろうが、M-1グローバルの交渉力は大きく制限される。

ヒョードルが無事に契約を満了し、UFCに移籍するなら、これまでにないビッグファイトが実現するだろう。

ヒョードルの敗戦により、UFCの「レスナー vs カーウィン」は、世界一決定戦の様相を帯びてきた。



ジム・マーフィー記者

史上最大級のショッキングなアップセットの翌日のメインストリーム・メディアは、このことに気がついていないかのようだった。午前9時44分までにESPNはこの件について全く報じていない。「CBSスポーツライン」はこの件についての「ブリーチャー・レポート」(市民記者による投稿ニュースサイト)を引用しただけだった。メディアの無関心さは、MMAがまだ、ニッチなスポーツであることを印象づけた。そのことはUFCにも大いに関係のあることである。



Sudo記者

Zuffaの傘の外には、もはやナンバー1ファイターは現れないだろう。コ・プロモーションという考え方は無効化されてしまった。これはおおきな出来事だ。MMAに限らず、格闘スポーツでかつてこのような事態は起きなかった。これでスーパーファイトは実現するし、スタイル的に興味深いマッチメークが可能になるし、選手はたくさんのカネを受け取れるし、メインストリーム・メディアの注目も浴びやすいことになる。



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MMA Weekly 制定のヘビー級トップ10。こちらはシャードッグのランク。いずれもヴェウドゥムが2位に!

OMASUKIの趣味と偏見のヘビー級ランキングはこんな感じかなあ・・・場が与えられて、ちゃんと調整してくれば、ジョシュは誰が来ても何とかすると思えてならない。2位と3位の順番は微妙・・・急上昇中なのはロイ・ネルソンですね。

#1 ジョシュ・バーネット
2 アリスター・オーフレイム
3 ブロック・レスナー
4 エミリャーエンコ・ヒョードル
5 ジュニオール・ドス・サントス

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コート・マッギー def クリス・マックレー (6月19日 TUF11 Finale)

試合を通じてグラウンドでいいポジションを取り続け、相手を削っていたのはマッギー。パウンドはあまり打たないでサブミッションを狙う展開が続き、とうとう2R後半にリア・ネイキッド・チョークに捉えた。この日のサブミション・オブ・ザ・ナイトを獲得。ダナ・ホワイトから優勝盾と3試合契約をもらったマッギー、インタビューでは「いま闘っている人たちにこの勝利を捧げます」と涙ながらに語る感動的なシーンがあった。このメッセージの意味合いを、Figure Four Weekly と Wresling Observer の記事から。


5歳の頃、マッギーは遊園地で迷子になるという恐怖体験を味わった。いつまでもホットドッグ・スタンドの陰に潜んでいたため、いまでもケチャップやマヨネーズにトラウマが残っている。大学での成績は良く、アマレスで活躍していたが、負傷の痛みを癒しているうちに鎮痛剤中毒に。卒業後、建築現場で働いていたが、鎮痛剤に加えアルコールにもおぼれ失業。家とガールフレンドを失う。ブラックタール・ヘロインにはまり、クスリの調達のためにあらゆるものを売り払う。20歳のとき、飲み過ぎで運転していて交通事故。その後オーバードーズで臨床死を宣言されたことや、ユタで気を失って、気づいた時にはパンツ一丁でアイオワにいたこともあった。

リハビリを終えて2006年4月から格闘技に取り組む。TUFではいったんニック・リング選手にひどくお粗末な判定で敗退すると、負傷選手の代役で復活しフィナーレ大会に進出、見事優勝を勝ち取った。

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この大会でマット・ハミルに敗れ4連敗となってしまった性格俳優キース・ジャーディンがUFCを解雇された。ダナ・ホワイトも自分で解雇しておいて、「つまらないことだ。彼についてはリスペクト以外の何者でもない。またすぐにもどって来られるといいのだがな」などと発言している。他団体で数勝すればすぐに戻すつもりなのだろう。昔の怪奇派レスラーのような独特の雰囲気を持った本格派のハルクだ。DREAMライトヘビー級GPで是非見てみたい。お茶の間を凍り付かせるキャラだと思う。でも、ストライクフォースが放っておくとも思えない。

分岐点にて(キース・ジャーディン公式サイト)

先週自分はUFCを解雇された。悲しい知らせだが、予想はしていた・・・なんだかちょっと、家族を亡くしたような感じだ・・・1週間も休んだら、練習を再開する。オファーはたくさん来ている。エキサイティングなオファーもある。出直しというのも悪くない。今は分岐点にいるが、自分のストーリーは未だ半分しか書き上げていない。まだまだ戦えるし、試合の度に強くなれてる。なにせ、逆境の時ほど自分は強い。トップに駆け上がってやる。ファンの皆さんありがとう。


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