アリスター、DREAMと縁切り? / 米MMA死亡事故


アリスター・オーフレイムのトレーナーが、アリスターはDREAM15に出場しないかもしれない、出場するとしても対戦相手はリコ・ロドリゲスではないと語った。MMA Junkie より。DREAMに出場しないかもしれないのは、ロドリゲスと闘いたくないからではなく、別の理由のためだとしている。DREAM出場については週末に話し合って決断するとしている。

なおリコ・ロドリゲスの代理人は、アリスター戦の契約は済んでいるとしている。

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サウスカロライナ州のローカルMMA大会に出場した Michael Kirkham 選手(30歳)が、試合で負った負傷により死亡した。先週土曜日にプロデビュー戦に出場した Kirkham選手は、1RにKOされ、その後意識が戻らず、月曜朝に亡くなった。アメリカでのMMAの死亡事故はこれで2件目。一件目は2007年11月の試合でサム・バスケス選手が、およそ一ヶ月後に亡くなったことがある。

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MiddleEasy というサイトに、2006年にズッファとスパイクTVとの間でやりとりされた電子メールがリークされている。ある裁判の資料として提出されたものらしい。メール内容は、あたかも漏洩映像が第三者によって不法公開されたかのように見せかけながら、TUFの未放送映像の一部をあえて掲示板サイト等に掲載するというPR戦略についてのもの。製作過程の映像が漏れたように見せかけるために、わざわざタイムコードを埋め込んでおくいった策が話し合われている。ダナ・ホワイトが指揮し承認していることも読み取れる。

FEGなんかもこれくらいの情報操作はやってるんでしょうか。やっててほしいけど、なーんか、やれてない気がする・・・当サイトだって誰かからお金をもらっているかもしれない・・・




Kamipro最新号の感想。

●いつもはKamiproを先に読了し、その後ゴングを読むのだが、今月の「マンガ特集」は個人的には、内容的にも世代的にも辛いものがあるので、マンが特集を残して先にゴングを読みはじめてるところ。

●杉作氏の「ラッシャー木村」追悼インタビューを読んでいて、僕も大好きだったシーンを一つ思い出した。日テレの全日本プロレス中継で、リングサイドに「ウッチャンナンチャン」が座っていた。当時内村は、女子アナとの浮名を連発していて、どことなく不謹慎で洒落にならないヒールな雰囲気をまとっていた。試合を終えたラッシャーがマイクを取ると、内村に語りかける。「ウッチャン、FRIDAY、見たぞ」。おお、触れてはいけないところに触れるのか?そこでラッシャーが満面の笑顔で一言。「おまえ、なかなかやるな」。勝ち誇るラッシャーの姿が、ネガティブな空気をさっぱりと洗い流してくれたのであった。

●斎藤さんというリングドクターの、SRC医療体制改革論、大変興味深く読んだ。興味深いだけでなく、斬新だと思う。アメリカでもドラッグテスト強化の議論が巻き起こっているが、アメリカでの議論は、「強い人が勝つようになっていない」と言う現状に問題意識の軸足があるように思う。ゲームとしてのフェアさの確保、敗者の健康管理が主眼になっているのだ。

一方斎藤氏の議論は、ステロイドのことは知らん、あくまで事前に基本的な健康診断をばっちりやるのが医者の仕事だとの趣旨である。まことに明快。英訳してブラディエルボーあたりに投げてみたくなる記事だ(大変すぎるからしないけど)。

リングドクターの立場と、「アスレティック・コミッション」と言う役所の立場は違うということもあるのかもしれないが、競技観の差も現れているようで面白い。ただし斎藤氏の意見はプロモーターの立場とは,基本的には相反するものだと思う。どこまで厳格に運用できるのかな・・・と案じてしまう面もある。

●このところ、切れ味のよいニック・ディアズのインタビューが毎回のように掲載されている。内容もなかなか興味深くて面白いのだが、他方で、僕がレスリング・オブザーバなどの報道を通じて抱いているニック・ディアズ像とは微妙にずれもある。

僕が思うニック・ディアズは、こういう真っ当でクレバーな発言をしながら、そのまましらふでケージで中指を立ててしまうような男なのである。やることなすこと、すべてがゴッドアングルになってしまうのに本人は至って真剣。そういう、天賦天然のエンターテナーとしての顔、青木的な多重人格性を持ち合わせているように思う。

ぜひディアズにもう少しきわどい質問をぶつけて、虚実ないまぜなディアズを浮かび上がらせていただけないかと期待したい。この人のインタビューは、もっと面白くなりうるように思えてならない。


●なおゴン格最新号では、畑正憲、平野啓一郎インタビューがまことに出色だった。この人たちが格闘技をこれだけ語れる人たちだったとは不肖ながら知らなかった。内容的にも、ふだんゴン格が雑誌全体に覆い被せているフィルターがちょっと外されている感じて、ごく自然に堪能できた。人選に拍手である。



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