UFC116 秋山・レスナーの結果は・・・

クリス・レーベン def 秋山成勲 (3R4:40 三角締め)

 結果はとっても残念だけど、他の多くの日本人選手の敗退と比べれば、何だか腑に落ちるというか、消して気分は悪くないというか、ガラパゴス云々を気にしなくてもいいような、あくまで秋山とレーベンという個人が死力を尽くして激突して、今夜はレーベンが取ったに過ぎないと思えるような内容だった。何だか気分のいい試合だった。3R開始時にニヤリと笑ったレーベンと、それを嫌った秋山に、あの時点でのガスタンクの残りが現れていたと思う。ブルース・バッファーの試合結果アナウンスのときにも、レーベンはカメラ目線でPRしまくっていたけれど、秋山は立つことも出来なかった。レーベン相手にガスタンクの争いに持ち込んでしまったらマズいですね。

急な対戦相手の変更、レーベンにグラウンドがほとんど無いことを考えれば、ここは一番、秋山が柔道投げで倒して、あっという間にきゅっと締めてしまうのかと予想していた。そしてたしかに柔道投げは炸裂したのだが、きゅっと締めることが出来なかったですね・・・

それにしても秋山、一人異質なテーマ曲で入場、ラスベガスのファンからブーイングを食らっても平然としていて、ホントこの人大物だわと改めて思う。敗戦は痛いが、二試合連続のファイト・オブ・ザ・ナイトを獲得。これは立派で、次もいい試合を組まれることと思う。レーベン目線で見れば、激闘を制したあとの祝勝ムード溢れる金網内には「スター誕生」の雰囲気が充ち満ちていた。これからはこの階級のトップクラスの選手との試合が待っていることだろう。


ブロック・レスナー def シェーン・カーウィン (2R2:19 肩固め)

 1Rのカーウィンの猛攻はものすごく、レスナーが悲鳴を上げて逃げ回るような展開となった。ケージ際でのパウンド連打では正直、ストップがかかっても仕方ないタイミングが何度もあったように見えた。しかしこの結論だ。これはまるで、ほとんどずっとガンガン攻め込まれてフラフラになり、相手を強く見せながら、最後は丸め込んでしっかり防衛を果たしてしまうヒールプロレスラーの勝ち方である。レスナーにこんなことが出来るなら、これからも一見綱渡りの防衛を長く続けてしまうのではないかとも思われた。肩固めを極めるときのレスナーのポジションチェンジの動きは、全盛期の田村潔司ほどのスピードがあった。これはこれで、やっぱりモンスターである。レスナーは「サブミッション・オブ・ザ・ナイト」を獲得した。それにしても、セミとメインが一本決着とは驚きである。

クリス・ライトルの日沖のようなサブミッションや、ステファン・ボナーのテリーファンクのような試合ぶりもとても楽しめた。お腹いっぱいの満足度の高い大会だったと思う。

スポンサーサイト

毎週更新!

Ad

Ad

MMA Update