マーク・ハントUFC見参 / K-1 Maxライトな感想

UFCの今後のビッグカードが多数報じられている

9/25/10 UFC 119
venue: Conseco Fieldhouse, Indianapolis, Indiana
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ vs フランク・ミア
アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ vs ライアン・ベイダー
マーク・ハント vs ショーン・マッコークル


ミルコとのレジェンド対決も噂されていたノゲイラ兄は、ミアとのリターンマッチでこの大会のメインイベントを飾る。ノゲイラ弟の対戦相手にはランページ戦が噂されたこともあった。

マーク・ハント(36)の出陣も驚きだ。5連敗中の選手とどうして契約したのですか、とファンからTwitterされたダナ・ホワイトはこう答えている

PRIDE買収の一部として、契約上ハントには試合をさせないといけないんだよ。



早ければこの大会で「レスナー vs ベラスケス」があるのではないかとの報道もあったが、実現しなかった。また、地元のスター選手、リッチ・フランクリン出場の噂もあったが、リデル戦で負った怪我が直りきらないとのことだ

兄は雪辱がかかっているし、弟はライト級タイトル戦線にのし上がれるかどうかの試金石的な試合になりそう。楽しい噂が先行した大会だったが、噂に負けない緊張感とサプライズのあるラインアップとなった。


10/16/10 UFC120
venue: The O2, London, UK
秋山成勲 vs マイケル・ビスピン


ビスピンはアメリカではヒールだが、母国イギリスでは大ベビーフェイス、TUF出身でコーチ役も務めた人気者である。なんだか、TUF出身の人気者とのアウェイな試合が続く秋山である。UFCから秋山への大きな期待度が現れているようには思うが、しかもまたしても、日本や韓国での知名度はもうひとつな感は残る。Fighters Only は「少なくとも一方は契約にサインした」と報じているが、秋山は慎重に検討しているのだろうか・・・いいカードだと思うが・・・シウバに負けているビスピンには、星は譲れないところだ。

イギリスだと時差の関係で、いくらWOWOWでも生中継は難しいだろうなあ。

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DREAM15計量に、ライトヘビー級契約のジェイク・オブライエンが現れなかったという。これだけ聞くとオブライエンがだらしないように思うが、本当に減量する時間はあったのだろうか・・・アリスター戦が流れたリコ・ロドリゲスは来日してから試合が流れたことを知ったそうだ。ロドリゲスにはファイトマネー全額が支払われるという。で、ロドリゲスがオブライエンの代役になるかもしれないとの噂も目にしたが、ロドリゲスはいま230パウンドと言うことだから、いまから25パウンドも落とさないといけない(笑)。オブライエンはいったいどれほどの体重オーバーをやらかしたのだろうか・・・このままでは「ロドリゲス vs オブライエン」のヘビー級戦になってしまい、ムサシが浮いてしまうのでは?

この項シャードッグによるロドリゲスのインタビューなどより。

ロドリゲス:日本で大会観戦を楽しむとするよ。懐かしい武蔵小山に行って、高田道場でグッズを買おう。日本食も食べたいし、軽くランニングもしたい。いろいろ楽しむことにするよ。



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K-1 Max をTBS地上波版で見た。実はテレビ中継をほぼリアルタイムで見てはいたのだが、感想として何を書けばいいのかが、自分もイマイチつかみきれないまま今日になってしまった。視聴率は9%台だったと報じられていた。前回は確か、亀田との抱き合わせ放送だったと思うので、今回の数字がいまのMaxの生の実力と見てもいいのかもしれない。

試合は素晴らしかった。選手にはこれ以上の努力の余地はあんまり無いのではないか、と思うくらい頑張っていた。一日3試合で最初からエンジンフル回転というのは、ちょっともう時代錯誤に見えるほどにすさまじい。しかし、3日後にはすっかりわすれてしまうような印象もある。テレビ局とプロモーターが、もっとしっかり仕事をするべきではないのかな、と思う。事前に期待を高めたり、次回を楽しみにさせるような要素は存在しただろうか。それが足りないから、「見ている間は楽しいけれど・・・」で終わってしまうのではないかと思われた。


宮田和幸 def 渡辺一久

ああ、そうだった。こういう不思議な試合があったのだった。二人とも「チケットを売る人だ」との記事をどこかで読んで、そこで自分を納得させたまま思考停止に陥っていたのだが、実況アナウンサーや佐々木希ちゃんが「試合前の渡辺選手はいつもより緊張していました」と報告するのを聞けば、そりゃそうだ、得する試合じゃないよなと、ちょっと渡辺が気の毒になってしまった。

渡辺は星が欲しくて慎重になりすぎたのだろう。3Rの猛攻を見れば、なんのことはない、最初からああすればよかったのに、と悔いが残る。

渡辺は宮田に跳びヒザを繰り出したのだが、これをみたTBSの初田とか言うアナウンサー、すかさず「同じ会場でKIDに跳びヒザを食らったことがある」と実況。いつまで経っても親近感の湧かないアナウンサーではあるが、この人なりに蓄積があるんだなと妙に関心。


松本芳道 def 上松大輔

そう言えば、K-1 Maxは同じTBSでも、番組制作においてはDREAMほど痛い気持ちになったことがなかったのだが、今日はかなり痛かった。何せ宮田はいまさら「Qちゃんの盟友」と紹介されていたのである。そして上松は「JOY」とモデル仲間だからすごいのだということだった。ほほお、なんとあの、JOYと友達なのか、それならこの上松某の試合をちょっと見てみるか、とリモコンの手を止めるチャンネルザッパーなど、果たしてこの世に実在するのだろうか。個人的には想像を絶するが。とにかく、格闘技ファン以外の腑に落ちる材料を必死で集めすぎて、上松のPRではなくJOYのPRになってしまっているのは、いつものフラストレーションの溜まるTBSの姿である。60キロ級は茶の間には馴染みがないから、TBS的にはかえって煽りVに力を入れた、ということなのかもしれない。魔裟斗の試合があれば、黙ってそれを2回流しておけば良かったのだけれどね。


才賀紀左衛門 def 石川直生

なんとあっさりとダイジェスト放送だった。事前に彼らこそが最も熱心にトラッシュトークを展開していたのではなかったか、と思うが、その辺はTBSはまったく関知しないのだろう。ここにも、いつものイライラするTBSが露呈している。こんなことでは、コメントに創意工夫をこらす選手はいなくなると思うが・・・そして石川はK-1ではこれまで、なのかなあ・・・


●K-1のライト層ファンとしては、ライト級トーナメントとミドル級トーナメントが混在しているのは、たったそれだけのことでアタマが混乱した。もっともDREAMでのウエルターとフェザーのトーナメントの混在はまったく混乱せず情報処理できるわけなので、かようにライト層というのは扱いにくい視聴者だと自分でも思った。ほんとにアホみたいにわかりやすくしていただかないとわからなくなる。知らない選手も多かったので、それこそUFC中継みたいに、黄色のトランクスは誰々、とか(赤コーナーは誰々、と書いてあってもさ、それではどちらがどちらか、わからんしね)、「膝蹴りが得意、異常なスタミナ」とか、画面に出しておいて欲しいなあ。試合をボンヤリと見ていると、どっちがどっちかすら、わからなくなってくる(苦笑)。

ミドル級の方はこれ、毎年恒例でやってる、魔裟斗も出ていた「世界トーナメント」なんだよねえ。でもガイジンはジダとクラウスという、いわば門番的な選手しか出てこなくて、あれ、プアカーオとかサワーとかペトロシアンといった定食はどうなったのかな、と不思議に思った。そう言うゴージャス感のある人が出てないから、世界トーナメントというよりワンマッチっぽく見えてしまって、その上自演乙とかがでているから、日本トーナメントっぽくも見えるし、なんだかゴッチャになっていってわかりにくくなる。ワンマッチもあるにはあったのかなったのかな?熱心なK-1ファンにすれば、おまえがアホなだけだろ、となるのだろうが、これでも一応僕だってもう永年、K-1中継は欠かさず見てきているベテラン視聴者なんだけど、難しくなったよなあ・・・

試合内容も、前座からメインまで、みんながラリアットプロレスをやってた、猪木後の新日本っぽくなってきてるかなあ・・・最初から最後まで全力投球だと、印象にメリハリが足りないような気も・・・贅沢な話ですけどね。

とにかく優勝したペンキ職人君、落ち着き払った一人異質な試合ハコビには空恐ろしさを感じた。パンチには高谷的なキレや暴力性があったし、アウトサイダーな面構えも香ばしい。ただ最後にちょっとマイクで喋ったシーンはやはり年相応だったので、当面はニヒルな無口キャラのほうがいいのではないかと思った。TBSはおそらく、5年くらい経って、彼がすっかりフルタイムの選手になってもまだ、彼のことをペンキ職人だと世界に紹介し続けるだろう。さて日本の60キロで優勝して、このあとどうなるんだっけ?「世界」があるんでしたっけ?

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宇野DREAM復帰 9月「16」出場へ(日刊スポーツ)

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