●●がないと本戦に出れないのか! / がんばれ宮田!


パット・バリー、UFC115でのミルコ・クロコップ戦を振り返る。MMA Fighting.

●(1R、ミルコに二度目の尻餅をつかせた右パンチについて)
あのパンチで右手が折れてしまった。あのときの自分の表情はカメラによく映っていなかったんだけど、唇が震えていた。理由は二つある。ひとつには、ものすごく痛かったんだ。もうひとつは、あ、これで選手人生が終わった、って思った。結局は骨がたった一本折れただけなんだけど、あのときは手の骨が全部バラバラになってしまったような感触だった。

手の骨折でちょっとパニクったが、なんとか自分を落ち着かせた。手だけじゃないか。もう一つの武器もある、ってね。そこでキックを出したら今度は足が折れた。そこでもうすっかりパニック状態に陥った。まだ2Rも残ってたし、どうすればいいんだ!と思ったよ。時計の針はやたらゆっくりとしか進まなかった。5分間のラウンドが30分にも感じていた。

●(1R終了後のインターバル。セコンドは、「逃げながらポイントを稼げ」とだけアドバイス)

はあ?っておもったよ。武器が何もないんだぜ。で、僕らはつい笑いだしてしまったんだ。でも、笑えたおかげで、なんとかまた立ち上がれたよ。

●(2R、バリーは、これ以上右パンチを出さないように自分に言い聞かせた。でもパンチを当てるチャンスは見え続け、抗しがたかった。そしてついに、一発殴ってみた)

もうちょっとで悲鳴を上げそうだったよ。あれを痛くないと言うほど男らしくはないんだ。むちゃくちゃ痛かった。

2R、グラウンドで自分が下になっていたとき、ミルコが殴りつけながら聞いてきたんだ。「おまえさん、いったいどうしちまったんだい?なんで戦わない?」で、僕は答えた。「手を骨折したんで」。そしたらミルコ、「ブルシット」だってさ。

●(試合後には、様々な批判や分析が報じられた)

みんながいろんな意見や思いこみを持つことはふつうのことだ。でも、「試合を投げるようにカネをうけとったのだろう」といった分析はまったくあほらしい。「アイドルを倒すのがいやだったんだろう」というのもうっとうしい意見だ。「リスペクトしすぎていた」だって?そりゃどういう意味なんだい?

●(試合中にミルコとハイタッチを交わし、笑いあったことについて)

ミルコがハイタッチしてくれるなんて、すごくクールなことだった。自分の存在を認めてもらえたような気がしたよ。まるでミルコが、「おう、おまえさんはケージに登る価値がある男なんだぞ」って認めてくれたみたいだった。

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米HDNetで放送された英語版のK-1中継で「宮田 vs 渡辺」戦が酷評されていたという。MMA Fightingより。

(Michael Schiavello アナウンサー)
これはリザーブファイトとしては奇妙な試合になりました。正直、両選手ともトーナメントには出場できないんじゃないでしょうか。殺されてしまうのではないかと思えます。

(解説者Mike Kogan)
言わせないでくださいよ、クビになってしまう。でも正直、その通りですね。ばかげています。ばかげている以上だ。この試合はばかばかしい。

(Schiavello 、宮田の判定勝ちコールに)
K-1には宮田の居場所はありません。

(Kogan)
宮田はつまらないですね。正直、つまらない。この場にふさわしいとは言えません。侮辱的ですらあります。これはK-1なんだ。それがわからないなら、ここに出てくるべきではない。



MMA Fightingはこの実況を、「提灯実況が多い中、こういう素直さは斬新でなかなか悪くない」と肯定的に報じている。

Schiavelloさんは、K-1だけでなく、DREAM、SRCと、要するにHDNetで日本発信の格闘技中継ぜんぶを担当しているアナウンサーである。言うまでもなく、「日本格闘技LOVE」の強い人だ。けど、この人が一度、レスリング・オブザーバのラジオショーに出演していたのを聞いたけど、そのときのあくまで個人的な感想を言えば、この人は猛烈な「K-1の犬」である。どんな質問をされても、大本営発表やCMにしか聞こえないような話しかしない。そして一切、個人的意見というものを表明しない。

むろん、雇い主の犬になるのは当たり前のことではある。僕だってそうだ。ただ、ネットのラジオショーで1時間も喋るなら、ちょっとネクタイを緩めるくらいのサービス発言もあって良いのではないかと思う。あきれるほどガードの堅い犬である。

だから今回の宮田批判発言も、別に「クビになることも畏れず真実を伝える気骨あるアナウンサー」だからではないと思う。むしろ逆で、K-1を不必要なまでに上げるために、宮田を落としているだけだと見るべきだろうと思う。

宮田はアマレス出身の総合格闘家なのであり、キックの専門家ではないことはみんな知ってる。おそらくは、ブッキングされたから出場したというだけのことだろう。つまらない試合だと思うなら、それはK-1のせいであって、宮田のせいではない。本当に気骨があるなら、それを実況で言うべきだろう。

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先日のストライクフォース:チャレンジャーズ大会で、ロクサン・モダフェリをパワーボムでKOしたサラ・カフマンが、自らのブログで、扱いの悪さに怒りを爆発させていた!(これは試合前のブログエントリです)

私は現ストライクフォース・女子ウエルター級のチャンピオン。でもタイトルマッチはいつもチャレンジャーズ大会だった。そして、ロクサン・モダフェリとの防衛戦も迫っているけど、またしてもチャレンジャーズ大会で行われる。

おもしろい試合になるとは思う。ロクサンは経験も豊富だし、試合をよくわかってる。でも、私はここで一言、言わせて欲しい。いいですか。

私はストライクフォース本戦で戦うべき選手です。なぜなら私は才能があってエキサイティングな女子選手だから!。本戦に出場するために、大量のクッキーを食べて145パウンドに上げたり、キャンタマをでかくするなんてことはご免です!



MMA Fighting がこのブログエントリについてインタビューしている。

そこだけを一人歩きさせて欲しくないわね。言いたかったことは、チャレンジャーズ大会に出場しているチャンピオンは私一人だ、ということ。男子選手は全部、そして145パウンドのクリス・サイボーグもタイトルマッチは本戦でやっている。私も本戦のメインカードで戦いたい。それが目標。



カフマンは、ここまで来ると救いになるのはクッキーとキャンタマだけだと思うようになったのだという。ちなみにカフマンは、何もサイボーグにキャンタマがあると示唆しているのではないと、念のためにはっきりさせていたそうだ。

キャンタマの原文は「Man Parts」(複数形)。タフでハードなカフマンだからこそ、こんな風に訳してみた次第。


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Baby Doll: From star attraction to single mom (SLAM! Wrestling)

NWAで活躍した女子プロレスラーで、フレア、ローデス、ブランチャードらのマネージャも務めたベイビードール(ニックラ・ロバーツ)が半生を語り尽くす超ロングインタビュー。あまりに長文で手に負えないし、内容的にも今これを読まないといけない意義はほとんど無いけれども、これは味わい深くておもしろいです。済まんが、紹介だけ。興味のある方はどうぞ。

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殿堂入りの名王者が手引きも!? 大相撲の暴力団問題がボクシング界に飛び火か(日刊サイゾー)

【SRC戦極】8・22日沖発が9カ月ぶりの参戦!寝技師ローソンと対戦 (GBR)
日沖って、なんか、すかした男だなあとは思うんだが、いざ試合が決まるとやっぱりいちいち楽しみだな。PPV買お。


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