Strikeforce: Diaz vs. Noons 2 レビュー


Strikeforce: Diaz vs. Noons 2 大会をネット映像で観戦。

ニック・ディアズ def KJ・ヌーン (ユナニマス・ディジョン)

1R、さすがにヌーンのパンチを警戒したような動きのディアズ、遠い距離を保ちつつ、急に詰めてのクリンチやテイクダウン。ディアズ優勢。2R、開始早々にヌーンのジャブがヒットすると、前回の試合同様、ディアズの目元からたらりと流血。ディアズがガードを下げて何らかの言葉をヌーンに吐いている。ろくでもないことを言っているに違いない。それにしてもなんたる展開、因縁は深まるばかり。ヌーンのパンチの種類が豊富になり、ディアズを捉え始める。ディアズが打撃戦に応じてしまっている印象。3R、4Rは熱のこもったジャブの打ち合いで互角の展開。ディアズの一見へなちょこパンチも、いつものように結構当たってる。5R、ディアズはスコアで取ってるつもりなのか、守りに入っていた印象。ヌーンは攻め込むも攻めきれず。終了のホーンと共に両者とも勝ち誇ってみせる。非常に微妙な判定に思えたが、ディアズがユナニマス判定勝ち。ディアズ、「今日はボクシングだけで勝ってやったぜ」と怪気炎。


ジョシュ・トムソン def JZカルバン (ユナニマス・デシジョン)

1R。JZのフックにぐらつくトムソン。その首を取ってのJZがフロントチョーク、かなり長時間、タイトに極まっていたかに見えたが脱出するトムソン。ラウンド終盤には今度はトムソンが肩固めを極める。JZ、ラスト10秒を耐え抜きゴングに救われる。見ている方が息苦しくなるような展開。

2R。終始ポジション的にコントールしているのはトムソン。でもJZも何もさせない堅い守り。そして3Rは逆に、JZがポジションを取ってはいたが、トムソンは特に何も許さない。

まるっきり互角にも見えた力のこもった攻防だったが、結果は29-28が2名、30-27が1名のユナニマス・ディジョンであった。30対27というのはどこをどう見ればそうなるのか、全く疑問である。


マルース・クーネン def サラ・カフマン (3R1分59秒腕十字)

女子戦とは言え、なんなのだろう、まるで「荒野の決闘」のような、この刹那的な男臭さは。クーネンが時折繰り出す強烈な打撃が、まるでピストルのような大きな音でヒットする。3R,カフマンがタックルからテイクダウン、ややあって猛烈なパウンドの嵐。その腕をむんずとつかんだクーネンが下からアームバー。カフマンがガードから出て転がったその刹那にレフリーが割って入って試合を止めた。試合直後には両選手とレフリーが「?」という感じで立ちすくんでいたので、ホントにタップしたのかなと疑わしくも見えたが、報道によるとカフマンはずっと前からタップしていて、レフリーが止めるのが遅かったと言うことだったらしい。クーネンが新王者に。防衛戦はトーナメントで赤野を下したミーシャ・テイトになる筋書きである。

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kamipro Special 2010 NOVEMBER

――石井選手、おひさしぶりです。『kamipro』インタビューするのは、去年の12月以来ですから、じつに10カ月ぶりですね。
石井 そうですね。自分はその間海外で修行していて、向こうにいるとき『GONKAKU』の取材は受けたんですけど、ひどい目に遭いました(苦笑)。

――どうしたんですか?
石井 なんか白髪の記者の方の取材を受けたんですけど、インタビューなのに自分の練習内容についてひどいこと書かれてるんですよ。べつに自分の練習に密着してるわけじゃなくてちょっと見ただけなのに、それってひどくないですか?



ゴング格闘技10月号 「ブラックハウスで石井慧を直撃」(文・写真 高島学)、写真の下に小さな字で書いてあるキャプションより

・ミット打ちと交互に行われるマススパー。パンチを打つ際、ガードがないことを幾度となく注意されていた

・ケージ内でのMMAスパー。引くウエービングからガードを下げて前に出るのは危なっかしい。案の定、膝が入ると注意があった。

・柔術の基礎がある石井だが、打撃→投げ→グラウンドのトランジッションはヘビー級選手相手の練習では構築できていない様子だった



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先日のK-1でセーム・シュルトに敗退した It's Showtime 王者ヘスディ・カラケスの所属先 Black Label FightingとIt's Shotime が、試合中のシュルトに違反行為があったとして、FEGにシュルトの失格を嘆願する書面を提出した。公式声明は次の通り。

Kー1ルールによると、選手が試合中に負傷を追った場合、オフィシャルドクターおよびレフリーの了解なしに、セコンドが治療行為をしてはならないと書かれている。しかし1R終了後、シュルトのマネージャ、バス・ブーンがこのルールに違反した。1Rにたくさんのローキックを受けたシュルトは、すねの骨が見えていた。本来であれば、レフリーがこのことに気がつき、医師が診断をしなければならなかった。しかしレフリーは気がつかなかった。なぜならシュルトのセコンドがこっそりと、負傷箇所にテープを貼ったからである。

Headkick Legend ブログがテレビ映像を確認したところ、テープを巻いているところは映し出されていなかったが、2Rのシュルトには、最初にはなかったテープ処置が施されていたことが確認された。

【参考】K-1オフィシャルルール

第22条 プロテクター

選手は、負傷などのいかなる理由であれ、ゴムやプラスチックなど、通常使用するテーピング用テープまたはバンテージ以外の材質のプロテクターを着用してはならない。但し、その負傷の状態によって、リングドクターあるいは審判員がこれを必要と認めた場合には、以下を厳守したうえでこの使用を許可する。
1. 伸縮性のテープ、サポーター、主催者の許可したパット以外は使用しない。
2. これらを使用する際には、試合前日に行われるルールレビュー時にリングドクターあるいは競技役員の確認を必ず受けなければならない。
3. 確認がない場合、選手はそのテーピング等の使用は認められず、それを取り外さなければならない。
4. ここで使用するテープ、サポーターなどは、主催者ならびにリングドクターは一切支給しない。
5. 試合開始後の負傷個所へのテーピングは、リングドクター以外一切禁止する。
なお、審判員の指示に従わない場合、注意、警告、減点の可能性もある。


It's Showtime の社長、サイモン・ルッツもおかんむり。

カラケスは現 It's Showtime 王者であり、「K-1王者と It's Showtime 王者のどちらが強いのか」となどとして、K-1はこの試合を王者対決として日本のメディアで煽った。2R終了時のスコアは、20-20、19-20(シュルト)、18-20(シュルト)となっていた。しかし皆さんがご覧になったように、3Rはあきらかにカラケスがとっており、スコアは10-9であるべきだった。すると3R終了時の採点、30-29(カラケス)、29-29、28-29(シュルト)となり、延長戦が行われるべきだった。今回の判定結果はどう見ても正当化できないし、その上シュルトのセコンドが負傷箇所にテーピングを施したことで、ルール違反までしたのである。



【参考】シュルト vs カラケスのスコア表(K-1公式)

Headkick Legendは、失格にする理由はないにせよ、違反は明らかで、減点が行われていれば延長ラウンドに入ったはずだったと分析している。

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SRCが大みそかに独自大会 Dynamite!!と分裂(中日スポーツ)
大晦日に一日中キッズレスリング・・・見に行く人も親御さんも大変すぎるだろう。いっそドンキホーテ商品のたたき売りか何かの方が年末っぽくてありがたいような気も。


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[格闘技][読書]石井慧の目下の強敵は「伝説の銀髪鬼」だった?(分かりづらいタイトルだな)

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