WECがニンジャキックで閉幕【WEC53レビュー】

WECのファイナル大会、WEC53: Henderson vs. Pettis をどうにか観戦した。

アンソニー・ペティス def ベン・ヘンダーソン (5Rユナニマス・デシジョン)

 WEC最後の王者にして、UFCライト級コンテンダーの座が掛かった大一番は、絶対に負けられない感がびんびん感じられつつも、両選手のカラフルな持ち味が丁寧に発揮された、飽きの来ない好勝負だった。やってやろうじゃないか的な、グローブタッチのないステアダウンには、WECを惜しむ観客から大歓声が上がる。1Rはヘンダーソンがスピードと圧力でクリンチゲームを優位に進める。3Rはペティスがヘンダーソンに負ぶさって削る展開、4Rはグラウンドのめまぐるしい回転体運動、そして5Rはスタンドでの打撃戦。何でも出来る人たちだな~。とくに5R、ペティスが見せた三角蹴りには口あんぐり。金網を2、3歩歩いて(個人の感想です)そこからの延髄切り!解説のステファン・ボナーも「Oh! ニンジャキック!」と大喜び。ほとんどの打撃をマトリックスのように避けてしまうヘンダーソンも、さすがにこの斜め上からの跳び蹴りは思わず顔面で受け止めてしまった。

 新王者ペティスが「エドガー vs メイナード」の勝者と統一戦を行うことになった!

ペティスの試合後コメント。Sherdogより

あのキックはいつも練習してるんだよ。UFCでは、10種類くらいのキックをお披露目しよう。


もう一つ。MMA Mania より

頭の中で、「やったれ!」と思ってた。「なにかをヒットさせないとな」。ヤツは僕のローキックは全部チェックしてたし、パンチも単発に押さえ込まれた。「何かびっくりさせて、どうなるか見てみよう」・・・キャンプで練習はしているけど、タイトルマッチのラストラウンドで実際にやるというのはまた違う感覚だった。




ドミニク・クルーズ def スコット・ジョーゲンセン (5Rユナニマス・デシジョン)

こちらはコ・メインイベント格で行われた、最後のWECバンタム級王者を決める戦い。いつものように不規則で踊るようなフットワークのクルーズと、小柄でリーチが短くて正面から接近戦を挑むジョーゲンセン。遠くから飛び込むクルーズにカウンターをあわせようとするジョーゲンセンの、派手ながら決定打のない応酬が続く。テイクダウンは主にクルーズが成功させるが、ジョーゲンセンも何もさせずすぐに立ち上がる。クルーズのスタミナに感心していたら、結局アンチクライマックスなまま判定に持ち込まれ、クルーズが初代UFCバンタム級チャンピオンに。

ユライア・フェイバーはすでに新チャンピオンに挑戦する旨を明らかにしており、クルーズも試合後にフェイバーを挑発している。ところで、TUF新コーチについてダナ・ホワイトは「まだ決めてない。ヴァンダレイやソネンではない。今週中には決めるが、どうせしばらく発表はしないよ」と語っていたが、この試合の結果を受けて、フェイバーとクルーズがTUFのコーチになるのではないかとの見方もある

クルーズの試合後コメント

基本、UFCの言うとおりにしようと思うけど、ただ僕はここ2試合ほど、手に怪我をしたまま戦っていて、今のレベルで戦い続けるには対処しないといけないと思っている。このままでは悪化するばかりなんだ。
でもTUFのコーチのチャンスがあるなら(手の手術は後回しにして)喜んでやるよ。フェイバーに借りを返したいしね(クルーズの唯一の黒星はフェイバーに喫したものである)



FightOpinionの大会評

メインイベントは期待に違わぬものだったが、それ以外の試合はいまひとつだった。一見したところ、今大会のカードは、どの大晦日イベントよりも優れているように思えたのだが、テレビマッチは間延びしていた。前座に
もっと良い試合もあったのは残念である。WECの歴史を振り返るようなこともなく、感傷的なシーンも見られなかった。まるでズッファが、この大会をさっさとやっつけて、会場から撤退したいみたいだった。



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●UFCがリオデジャネイロ市役所で記者会見を行い、8月27日に「UFC: Rio」を開催するとアナウンスした。会場は1万3千人収容のHSBCアリーナ。ブラジル人登録選手が36人もいるので、この大会にもじゃんじゃん投入するとしている。

ブラジルでは3つのチャンネルでUFC放送が行われているとのことだ。ブラジルの2010年の経済成長率は7.6%と絶好調で、2014年にはサッカー・ワールドカップ、2016年には夏季五輪が開催されることになっている。

●アンデウソン・シウバがとうとう英語でインタビューに答えている。あまりうまくない。

●3月に予定されていたUFCアブダビ大会が中止に。具体的なカードまでが報じられたあとで大会がキャンセルになるというのはUFCとしては珍しい。夏のアブダビは暑くてやってられないとのことで、今年終盤に再計画されるそうだ。(MMA Weekly)

●3月3日開催のUFC on Versus 3大会で、「水垣偉弥 vs フランシスコ・リベラ」が行われる見込み。過去2回のUFC on Versus 大会はテレビ東京で放映されている。同大会のメインイベントは「ディエゴ・サンチェス vs マーティン・カンプマン」。(MMA Weekly)

●「エミリャーエンコ・ヒョードル vs アントニオ・シウバ」が1月29日ストライクフォース大会で組まれるのではないかとMMW Weeklyが報じている。

●ジェイソン・メイヘム・ミラーの次戦は1月29日、ティム・ケネディ戦になるとの報道。両者は2003年に Extreme Challenge という大会で対戦し、このときにはケネディが勝利。次いで2007年、HDNetがプロモートした大会でも対戦し、メイヘムが勝利。今回はラバーマッチとなる。ストライクフォースもスカスよなあ。MMA Junkie

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ミノワマンvs.泉、京太郎vs.ムサシほかDynamite!!追加カード発表(スポナビ)
SRCvs.DREAM交流戦2カードを発表 長南参戦も決定=12.30戦極(スポナビ)
石井“因縁”大みそか参戦決定!VSバンナ有力(スポニチアネックス)

海外では「アリスター vs ボビー・ラシュリー」なんかが報じられていますね。

自演乙とMIXマッチ!! 青木真也インタビュー!(K-1公式)
アニヲタ自演乙が危険なMIXルールに挑む!(K-1公式)
青木、みなまで言うな・・・気持ちはよくわかる。もうUFCに行っちゃえば・・・?
このコメント、どんなタイミングでとられたものなのかわからないけれど、もうちょっと両者の言葉の応酬になっていると面白かったんだけど。どちらも相手をプロモってるんで、それを拾い合わないのはもったいない。

Dynamite!!!(中尾明慶オフィシャルブログ)
これだけやる気まんまんなら、またすぐに声が掛かるのでは・・・

スカパー!では大晦日『FieLDS Dynamite!!~勇気のチカラ2010~』をPPV完全中継!! (DREAM公式)

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フジメグの弟子・浜崎が初代ライト級女王に輝く 杉山、復帰戦飾れず HIROKOは完勝(スポナビ)

“お騒がせ男”ザ・グレート・サスケが覆面製作費未払いで提訴されるも、プロレス界には同情の声も…(リアルライブ)

新日本プロレス1・4東京ドーム大会に黄信号点灯! 平凡なカード編成にファンから不満の声も…(リアルライブ)
プロレス専業のブログさんでは評判が良いみたいだけど、僕もカードを見た第一印象もリアルライブの言うように「地味だな~」というものだった。ただ僕はもう、勘が鈍っている。これこそが今のニーズに合っているのかもしれないし、とてもじっくりと作り込まれてきたカードなのかもしれないし。外人は楽しみですね。

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NHBNews さん経由で。ドンキホーテに激震??

SRC向井氏、ドンキホーテから子会社社長に出向
レスリング協会福田富昭氏、ドンキ監査役に
SRC記者会見でもちらっと登場していた稲村角雄氏が退任

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少林寺トップの武術僧が米人アマと試合、1発でKO…されちゃった(サーチナ)

動画はこれのようだ。イメージ的にはもっとこう、アチョー、ハッハッという感じでキビキビ動くのかと思ったが、案外モサモサしている。ガードをほとんどしてないように思うので、そらヒットするわと思う。


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