男子三日会わざれば刮目して見よ【K-1甲子園ファイターズ】


デイブ・メルツァー記者選出の、2010年MMA10大ニュース

10 チャック・リデル潮時に

ダナ・ホワイトの引退勧奨をはねつけ、6月にリッチ・フランクリンと対戦、コンディションの良さを見せるものの結局KO負け。ここ6戦で5敗となった。

9 トップ・アスリートやセレブ・アスリートのMMA進出

フットボール史に名を残すハーシェル・ウォーカーが47歳にしてMMAデビュー。北京五輪柔道金メダリスト石井慧、プロボクシングのジェイムス・トーニーも。

8 カナダ・オンタリオ州でMMA解禁、ニューヨーク州は懸案のまま

主要地域ではそのほか、ボストン、デトロイト、バンクーバーで、解禁後初のMMAイベントが開催された。

7 ズッファが株式の一部を中近東の企業に売却

アブダビの官営企業フラッシュ・エンターテインメントに株式の10%を売却、価額は1億ドル以上と見られている。初のアブダビ大会開催後、これといった動きが見られなくなった。倒産状態にあったステーション・カジノの再建のための資金調達だったと見る向きもある。

6 乱闘と低視聴率でCBS中継が頓挫

ストライクフォース・ナッシュビル大会の視聴率が1.76%にとどまり、プライムタイムの番組として失格の烙印を押される。ダンヘンがシールズに犬死したあと、メイヘムやディアズ兄弟らがプロレスまがいの乱闘を繰り広げたこともマイナス要因に。

5 チェール・ソネンがブレイク、アンデウソンを倒す寸前までいきながら、ドラッグテストに失格

アンデウソン・シウバとのタイトルマッチ前に一人で繰り広げたプロモーションは、PPV60万件をたたき出すUFC史上最高の仕事だった。試合も4Rに渡って圧倒、事前に話したとおりに戦ったと高評価、即再戦も噂されたが、ドラッグテスト失格で6ヶ月の出場停止を食らう。

4 UFCがWECを吸収合併

UFCとスパイクTVとの契約見直しで、バーサスもUFC中継を出来るようになり、WECを維持する理由が失われた。

3 レスナーとBJペンの敗戦

トップドロー二人がアップセット敗戦を喫する。レスナーの今後はいまのところ未定。

2 ヒョードル敗戦

ヒョードルが10年ぶりの敗戦。もし勝てば、アリスターとのPPV大会マッチが予定されていた。ヒョードルが衰えたのか、あるいはマグレなのか、議論が巻き起こった。ジュニオール・ドス・サントスにKO勝ちしたヴェウドゥムを何故UFCがリリースしたのかも謎である。

1 UFCがPPV記録をまた更新

UFCが、自らが打ち立てたPPV販売件数記録を2年連続で更新した。初の年間1000万件超えも期待されている。

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Figure Four Weekly 主宰のブライアン・アルバレス記者が選ぶ2010年のプロレス・ベストマッチ。北米編、インディ編、インターナショナル編などがあるが、日本の試合だけをピックアップ。

五つ星マッチ
鷹木信悟 vs B×Bハルク (髪切りマッチ)(ドラゴンゲート7月11日)
金本浩二 vs. フジタJrハヤト(新日本09年12月22日)

4+3/4星マッチ
YAMATO vs 望月成晃(ドラゴンゲート5月13日)
金本浩二 vs 丸藤正道 (新日本3月5日)
プリンス・デービッド vs 丸藤正道 (新日本1月30日、6月19日)

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UFC公式サイトが、「非公式2010年トップテン選手」を掲載している。場所は公式サイトだが、ライターの主観ですよといいたいのだろう。1位フランキー・エドガー、2位ヴェラスケス、3位ショーグン。1位エドガーかあ・・・このほかベストファイトとかKO,サブミッションのトップ10もあり。

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Dynamite! でのアリスターの対戦相手として話題のトッド・ダフィ、9月にわずか1敗しただけでUFCから謎の解雇を食らっている。どうして解雇されたのかがほんのりとわかる当ブログの当時の記事はこれとかこれとか。

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MMA Fighting に不思議なレポート。僕は気がつきませんでした。交際を申し込んでもいないのに振られた感もあり。

最近のネット上での話題に反し、ダナ・ホワイトは水曜日、北岡悟とは契約をしていないことを明らかにした。現時点でUFCには北岡獲得に興味を示していない。



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日下部竜也 def 寺戸伸近 (3Rユナニマス・デシジョン)

 全日本・RISE・M-1三冠王の寺戸(30)が、この間まで高校生だった日下部君(18歳)に、いきなり怖い顔をして襲いかかりダウンを奪う。僕が18歳くらいだったら、あんなに本気で厳しい顔の30歳のチャンピオンに殴り倒されたら、「世の中甘くなかったか・・・大人ってえぐいな・・・」などと心が折れてしまうと思う。でも日下部は、わかっているのかいないのか、まったく自分のペースのままで逆襲に転じる。コンビネーションが豊富で、スピードがあって、予測しにくそうな動きで30歳を翻弄する。若者の跳びはね、踊り、刺すような攻撃に、30歳が二度、三度と倒れる。寺戸のほおや脇腹はみるみる赤く腫れ上がっていく。ガス欠も著しく、表情はうつろだ。意地の30歳は最後までKOされることはなかったが、立っているだけで応援を受けてしまうというのは残酷な光景だ。審判2名が「24-27」というスコアを付けた。このスコアを見るだけでも、どんな激闘だったか、想像が付くだろう。つまり、寺戸もそこそこ当てているのだ。素晴らしい試合だった。30歳なんてまだまだ若い。僕から見れば、これからまだまだ何でも出来る、うらやましいような年齢である。是非復活して、改めて、ベテランの怖さを教え込んでやってほしい。こんな短距離走のような試合だと、爆発力で持って行かれてしまうけど、キックでも、塩漬けで無力化するとか、あるのだろうし。

それにしても日下部君と言えば、空手の選手である妹さんに、「まあまあやな」などと突っ込まれていた、ウサギのような前歯をもったあの少年のことだろう。ウエイトが軽いとはいえ、いますぐにでも十分にK-1 Maxを背負えるくらい選手になっている。このほかにも、野杁正明が青津潤平に、卜部弘嵩が石川直生をそれぞれ下している(兄弟選手が多いので、正確には甲子園軍ではない人も含まれているのかもしれん)。どうでもええわと思っていたK-1甲子園ではあるが、その人材輩出力たるや、恐るべしだし、こんなに早く成果が現れるなら、総合の世界でもドンドンやっていただければどうかと思ったりもする(やってるのかもしれん。やってるのだとしたらすまん。しかし、ではK-1甲子園の成果とどこがどう違うのかという議論にはなりうる)。


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