2010年北米興行成績統計


レスリング・オブザーバ12月29日号が、2010年(2009年12月~2010年11月)のプロレス・格闘技・プロボクシング業界の統計をまとめている。一部を抜粋。

最大観客動員興行

61,093人 3/28 WWEレッスルマニア:アンダーテイカー vs ショーン・マイケルズ
35,000人 09/12/31 FEG Dynamite!2009 さいたまスーパーアリーナ:魔裟斗 vs アンディ・サワー
20,000人 1/4 新日本プロレス東京ドーム:中邑 vs 高山
20,000人 5/6 WWE メキシコシティ:ジャック・スワガー vs アンダーテイカー
20,000人 5/8 WWE メキシコシティ:シナ、オートン、ビッグショー vs シェーマス、バティスタ、ミズ

北米でのPPV販売件数

1,400,000 フロイド・メイウエザー vs シェーン・モスリー
1,150,000 マニー・パッキャオ vs アントニオ・マルガリート
1,100,000 UFC116ラスベガス:レスナー vs カーウィン
1,050,000 UFC114ラスベガス:ランページ vs ラシャド
1,000,000 UFC121アナハイム:レスナー vs ベラスケス

北米での入場料収入

$5,529,172 3/28 WWEレッスルマニア:アンダーテイカー vs ショーン・マイケルズ
$4,095,235 UFC115バンクーバー:リデル vs フランクリン
$4,053,990 UFC116ラスベガス:レスナー vs カーウィン
$4,000,000 UFC110:GSP vs ハーディ
$3,951,125 UFC114ラスベガス:ランページ vs ラシャド

UFCの2010年のPPV売り上げは、合計で推定897万件、売上高は4億3百万ドル。PPV大会数は15で、平均販売件数は59万8千件。昨年はそれぞれ、775万件、3億4900万ドル、13大会の平均が59万5千件だった。

UFCナンバーシリーズの入場料収入は合計で3853万ドル、一大会の平均は296万ドル。昨年は3400万ドル、平均309万ドルだった。

また、海外開催のナンバーシリーズ大会やUFNなど、無料で放送されたテレビ視聴率に関しては、昨年は7大会の平均視聴率が1.73%であったところ、今年は9大会で平均視聴率1.20%と大きく下げた。2009年にはランディ・クートゥアやキンボ・スライス出場大会が無料放送されたが、2010年は「ビスピン vs 秋山」くらいしか目玉がなかった。

>「レスナー」「カナダ」がUFCの儲けの元であることがよくわかるし、メキシコ市場に攻め込みたいのもよくわかる統計である。


米国でのGoogle検索件数

1 ジョン・シナ
2 ブロック・レスナー
3 マニー・パッキャオ
4 ジョルジュ・サンピエール
5 フロイド・メイウエザー

世界での Google検索件数

1 ジョン・シナ
2 ジョルジュ・サンピエール
3 レイ・ミステリオ
4 ジェフ・ハーディ
5 バティスタ

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敗戦直後のヒョードルを診察したカリフォルニア州コミッションドクター、Gary Furness 氏

幸運にも6月の「ヒョードル vs ヴェウドゥム」にアサインされました。私はプロの医師ですが、一ファンとしては、ヒョードルのような選手に会えることはとてもエキサイティングなことです。

試合後の仕事で難しいのは、負けた選手の面倒を見ることです。十分に理解できることなのですが、普段はとてもいい人でも、怒っていたり、口をいてくれなかったり、一人になりたがったりする。でもヒョードルが素晴らしかったのは、10年ぶりに負けたというのに、試合後も完璧な紳士だったことです。診察にも協力的で、全く怒っていませんでした。診察が終わるとヒョードルは私に礼を言い、握手をして、出て行きました。



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ジョシュ・トムソン

バスケットボールを見ていたら、急にスコット・コーカーから「日本で青木と戦わないか」というメールが来た。で、僕は「うーむ、やめておくよ。練習もしてないし、コンディションも整えていない。3週間しかないじゃないか」って答えた。そしたらスコットは「ふむ、まあ一緒に考えてみようや」なんていうんだ。ははーん、ギルが青木戦を蹴ったから、DREAMとの関係上、代わりが必要になったんだなって思った。

青木戦にむけてトレーニングを始めていたら、その週の土曜の夜になってDREAMから電話があって、「青木はK-1 Max の選手とやらせたい」ということだった。それで僕のことを外したいんだな、っておもった。要するに青木は出場したいならその試合を受けろ、という状況に置かれているらしかった。DREAMは代わりに川尻戦を僕にオファーしてきた。

その試合も受けたくはなかった。川尻はじっくり準備すべき相手だからね。ほんと、8週間あっても10週間あっても十分とは言えないくらいだよ。でも今回はとにかく、ストライクフォースとDREAMとの関係維持、ストライクフォース対DREAMの試合を組むことがキモなんだ。それならいいよ、やってやろうと思った。



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クレイ・グイダ

(2009年にディエゴ・サンチェスとケニー・フロリアンに連敗したことについて)
ああいう試合で起きていたことはとてもシンプルで、自分の試合が出来ていなかったということなんだ。ディエゴとの試合では、頭を蹴られたあと最初1分くらい、ヤツの試合につきあってしまった。2Rと3Rは取ったと思うんだけど、自分のゲームプランを実行するには少し遅すぎた。

ケニー・フロリアン戦では、最初の2,3分はとてもうまくいっていたんだけど、そのうちヤツのキックボクシング・スタイルにつきあってしまった。プロのキックボクサー気取りだったんだが、もちろん僕はそうじゃない。レスリングが自分の強みなんだ。これまでたくさんの試合で、クレイ・グイダのあるべき姿からかけ離れてしまっていたし、その代償は払ってきた。いまの自分は、自分の試合に集中しているし、9割方、自分の手が上がると思っているよ。

ケニーには感謝してる。あの敗戦のせいで、自分はこのスポーツに再び打ち込むことが出来た。反復練習や技術強化に努めたし、自分のスタイルさえ貫けば、だれにとってもやっかいな相手になったと思うよ。


グイダはその後、シャノン・グジェティとハファエル・ドス・アンジョスに連勝し、正月の五味戦に臨む。

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レスリング・オブザーバ最新号によると、アリスター・オーフレイム戦を引き受ける前に、トッド・ダフィは1月29日ストライクフォース大会でのアントニオ・シウバ戦を「ショートノーティスすぎる」という理由で断っていたのだという(笑)。

ちなみにこのダフィー、ずばりいって卓袱台をひっくり返すようなワンパンチは持っている男だ。アリスターにとって決してあなどれない相手だと思う。アップセットの予感はかなりあると思う。

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MMA Fighting に「マッチメーキング:UFCはチェス、他はチェッカー」という記事が掲載されていた。

・・・対戦相手探しというのは試合のブッキングの勘所だ。一貫して適切な対戦相手を選んで、選手をケージに送り込み続けられないところが、ストライクフォースやDREAMその他の団体が、つねにUFCに遅れを取っている理由だ。そのためファンの興味を引いたり、一つの試合から次の試合に勢いを付けたりすることができない。

UFCのマッチメイカー、ジョー・シウバはチェスのマスターのように何手も先まで読んでいる。他団体はまるで子供がチェッカーゲームで遊んでいるようなものだ。長期戦略もないままに、一マスずつ進んでいく。

・・・ストライクフォースは最近1月29日大会のカードを発表したが、UFCは8月のブラジル大会の話をしている。ストライクフォースは8月の予定を語れるだろうか。

・・・ストライクフォースは良い試合を組んでいるのだが、どこからともなく突然沸いてくるように見える。UFCはファンに期待感を与え、それを実現する。そんな優れたマッチメークがUFCをトップ団体にしているのだ。


>ジョー・シウバをおとしめるつもりはないが、こんなもん、マッチメーク能力の問題ではなくてカネの問題。議論がナイーブすぎ。カネがいっぱいあって選手もいっぱいいて、TBSなんか必要ないくらいPPVがバカバカ売れるなら、スコット・コーカーも谷川氏も笹原氏も、ジョー・シウバが腰を抜かすようなすごいカードをひたすらに組み続けるばかりであろう。

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Top 10 Christmas gifts for the yakuza in your life (Japan Subculture Research Center)


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