相次ぐ日本人選手のUFC出撃を占う


アメリカではUFC正月大会の前座試合が ION というケーブル局で無料放送されることとなった。UFCではこれまで、PPVの前座試合をスパイクTVで放映してきた。今後とも、スパイクではなくこのチャンネルで放送されることになるかどうかは明言されていない。

レスリング・オブザーバ・ラジオでは、アイオンはたしかにかなり多くの世帯で視聴可能ではあるが、どちらかといえばおばさんが見るようなチャンネルで、UFCとの相性が良いとはとても思えないとコメントしていた。

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キム・ドンヒュンのインタビューがシャードッグに掲載されていた。

若い頃には、PRIDEに出場することが夢だった。PRIDEが僕に興味を持っていると聞いたときには、うれしくて叫びまくっていた。それから、試合の話がくるのを待ちに待った。いつまでたっても話は来なかった。僕はすっかり落ち込んで、練習しながら待つことだけに時間を費やした。

PRIDEがなくなったときには電話すらもらわなかった。今となっては、とにかくずっと待っていたことが思い出されるよ。

若い頃には、僕の夢はMMA選手になることではなかった。PRIDEファイターになることだったんだ。だから次の大会でのネイト・ディアズ戦ではPRIDEのテーマ曲で入場しようと思う。



いまでもソウルにあるドンヒュンのジムでは、SandstormやWild Boys、アゲアゲEvery NightといったBGMを使っているそうだ。PRIDE出場経験のない選手がPRIDEテーマ曲で入場するというのは、気持ちはわかるが、ファンとしてはどうもビミョーな話だけれど。

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この先しばらく、日本人選手のUFC出撃が相次ぐ。

1/1/11 UFC 125: Resolution
五味隆典 vs. クレイ・グイダ

2/5/11 UFC 126 Silva vs. Belfort:
小見川道広 vs. チャド・メンデス
山本“KID”徳郁 vs. デメトリオス・ジョンソン

2/27/11 UFC 127 Penn vs. Fitch:
福田力 vs. ニック・リング

3/3/11 UFC on Versus 3: Sanchez vs. Kampmann
水垣偉弥 vs. フランシスコ・リベラ

このうち、チャド・メンデス、デミトリアス・ジョンソン、フランシスコ・リベラの3選手は、11月に開催された「WEC 52: Faber vs. Mizugaki」大会に揃って出場した。たまたまこの大会の映像を眺めたので、各選手の試合の様子を踏まえた上で、日本人選手の勝敗を占ってみたい(個人の意見です)。


デミトリアス・ジョンソン def ダマーシオ・ペイジ(3R2分27秒フロントチョーク)

ニックネームが「マイティ・モー」だというデミトリアスは、とても小柄な黒人選手。1Rは小柄の悲しさか、ダマーシオに投げられまくってトップを取られる苦しい展開が続く。しかし2R以降は逆にデミトリアスの方が一貫してトップを取って、ヒジで削っていく。3Rになってもデミトリアスのスピードは全く落ちず、最後はフロントチョークの形に入ってから1分くらいかけてしつこくポジションを改善し、結局一本とって見せた。

アスリート然としたスピードとコンディション、同じ攻めを繰り返し食わない対応力が感じられた。繰り出したオフェンスはグラウンド&パウンドとフロントチョークくらいなものだったが、何が何でもそこに持って行くような実行力を感じた。ある意味とてもオーソドックスな選手だし、体格的にも手頃なので、KIDのレベルチェックに最適の相手と見える。KIDがベテランの味で、予測しにくい攻め・相手にやりたいようにやらせない守りを繰り出せば、勝機もあるように思った。でも寝かされると立つのは大変そうだなあとも感じた。ヒジで削られるKIDは見たくない。

予想:わかっちゃいるがG&Pで削られKIDにはフラストレーションのたまる展開(ジョー・ウォーレン戦のアナロジー)。デミトリアスのスプリット・デシジョン勝ち。


エリック・コク def フランシスコ・リベラ(1R1分36秒TKO)

リベラはこの試合がWECデビューで、ショートノーティスのオファーに応じて登場したそうだ。右フックをうったときに、コクのカウンターのハイキックをまともに食らって撃沈。準備不足や緊張はあっただろうが、これだけ早い時間帯にハイキックを見事に当てられると言うことは、やっぱり穴があると言うことなのではないか。蹴られた瞬間の無防備な姿が目に焼き付く。水垣からみれば格下の相手、ここは確実に星を拾いたい。ただリベラもカットファイトになろうから、捨て身で来ると思われる。

予想:水垣KO勝ち。水垣は勝ち組。


チャド・メンデス def ハビエル・バスケス(3Rユナニマス・デシジョン)

小見川と戦うチャド・メンデスは戦績9勝0敗。バックグラウンドはアマレス。この選手はスタンドのスピードがすばらしい。打撃の回転は早いし、ローキックも強烈だ。スタンドで勝負すればいいのにと思うのだが、この人も押さえ込んでおいてのグラウンド&パウンドをやりたい選手のようで、3Rにわたってほとんど、結局タックルしてはトップポジションをとるのであった。ただしバスケスもガードがうまいし、結構下から攻めていたので、致命傷は与えるには至らず、判定決着にもつれこんだ。メンデスの塩漬けがどれほど強いのかはよくわからなかった。バスケスが、あえてあんまり立とうとしなかったようにも見えたからだ。

メンデスの大きな特徴は、ヘンな大技を出そうとするところだ。2R、猪木アリ状態のアリ役だったメンデスは、なんとその場で飛び上がって宙返り、ボディプレスを決めてみせたのだ。もっとも、そんなヘンなことをするから、すぐにバスケスに足関を取られてしまう。すると今度は、モンキーフリップで投げ飛ばし、脱出しスイープしたのであった。会場は大爆発である。そのほか、バスケスがラバーガードの体勢に入ると、必ず持ち上げてパワーボムで落として外そうとする(全然外れない)。スタンドでは池本がみせるようなダブルパンチまで繰り出していた。

とても強い選手だとは思うが、なーんかやる事に無駄が多いので(おもしろいけど)、丁寧に対処していけば小見川に勝機があるのではないかと感じた。逆に、うっかりパイルドライバーなんかでKOされたりすると、今後繰り返し使われる映像の供給源になってしまい、恥ずかしいことになりそうだ。スタンドが意外に怖いのだが、小見川だってサンドロにうち負けない人なんだから、たぶん大丈夫だろう。

予測:苦労はするが、3Rくらいに、小見川がするりと一本勝ち


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