衝撃の結末、ストライクフォースGP一回戦

セミファイナル前、アナウンサー陣が前口上、「決勝戦は日本で行われるかもしれません」とコメント。

セルゲイ・ハリトーノフ def アンドレイ・アルロフスキー

打撃がシャープで手数も多いのがアルロフスキー、堅いディフェンスでのっしのっしとプレッシャーをかけ続けるのはハリトーノフ。けんかが強いのはハリトーノフという風に見える。ハリトーノフのラッシュにアルロフスキーがダウン、フラッシュダウンかとも見えたが、ハリのパウンド追撃がアゴを打ち抜いた瞬間、コンセントを引っこ抜いたようにアルロはぐったりと動かなくなった。次にハリと戦うことになるリングサイドの両選手、ジョシュ・バーネットは「こうなるのはわかっていたよ」みたいな表情、ブレット・ロジャーズは黒人なのに明らかに顔面蒼白。アルロは4連敗、この人は毎回死んだのかと思うような負け方をしている。憎めない選手なのだが、打たれ弱すぎる・・・他方のハリトーノフ、すでに全盛期は過ぎたとも思われたが、こういう人は金と名誉の埋まった舞台を用意したら、親指をぺろりと舐めて本気を出し始めるのかもしれない。久々に底知れぬ恐ろしさを感じた。パウンドの的確さは健在。ロシア人の観衆が多いのか、ハリの勝利者インタビューには、通訳が入る前に大歓声。

ジナ・カラーノが登場、ケージサイドで上機嫌でインタビューに応じ、今年の戦線復帰を宣言!


アントニオ・シウバ def エミリャーエンコ・ヒョードル

1R、立ち上がり、お得意のオーバーライトで脅しをかけるヒョードル。試合はスタンド、ケージ、グラウンドで多彩に展開されるも、互角の印象。シウバがびびってない感じがするのが不気味。

2R。シウバがいきなり交通事故タックル。ガードから抜け出したシウバがサイド、ノースサウス、サイドとヒョードルの上で一回転しマウント奪取、そこからパウンドの嵐!ヒョードルがこれをいやがり体を返すとチョーク、覆い被さると肩固め。恐ろしい猛攻の連続。顔面を真っ赤にしながらどうにかこうにか5分間を生き延びたヒョードルだったが、2R終了時点で右目が腫れてお岩さん状態、見えていないと判断したドクターが試合を止めた。ヒョードルがこんなに苦しむラウンドを見たのは初めてだ。

2011年のお楽しみ、ストライクフォース・ヘビー級トーナメントであったが、なんとまだ2月なのに、目玉ヒョードルが消滅した。どうなるヘビー級トーナメント!

試合後インタビューでボロボロのヒョードルは、ちょっとほっとしたような口調で、通訳を介して、「おそらく引退する時が来ました。これが神の思し召しなのでしょう」と事実上の引退宣言を行った。

寂しい限りだ。ファブリシオ、ペザオンといった相手に負けたのでは、新時代到来という実感も薄い。一つの時代が、何も残さずに、ひたすらに去っていくような気がする。




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